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レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

はるかリセット の感想と評価(良いところ、悪いところ)

はるかリセット

はるかリセット

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著者: 野上武志

連載: マンガクロス

ジャンル: ドラマ日常グルメ

評価: 8.3/10

あらすじ

多忙を極める若手漫画家・はるか。締め切りとプレッシャーに追われる彼女が、仕事の合間に全力で「セルフリセット(リフレッシュ)」する休日日常系。野上武志が描く、銭湯での至福の一時、不意に見つけた美味しいお店での食事、あてもない散歩……。些細な日常の楽しみを最大化して楽しむはるかの姿に、読者の心も穏やかにリセットされる。自分を労わるコツが詰まった、大人のためのセルフケア漫画。

読む前に確認したい相性

向いている人

  • 仕事や日常のストレスを抱えながらも自分なりのリフレッシュを探す、共感できる姿にじんわり癒やされたい人
  • 苦しい時間を乗り越えたご褒美として楽しむ銭湯やご飯の描写に、読んでいる自分も解放される感覚を味わいたい人

向いていない人

  • 仕事の辛さを思い知らされる描写が、疲れている時に読むとかえってしんどく感じてしまうという人
  • 大きな事件や衝撃的な展開がなく、日常の小さな幸せの積み重ねだけでは物足りなさを感じる人

良い感想・レビュー

  1. 「休日の過ごし方のバイブル」のような作品。はるかが自分の機嫌をとるのが非常に上手で、見ているだけでこちらのストレスも軽減されるような気がします。些細な贅沢を全力で楽しむ姿が最高に素敵です。
  2. 漫画家としてのリアルな苦悩が描かれているからこそ、リフレッシュシーンのカタルシスが凄い。銭湯で「ぷはー!」とお酒を飲むシーンなどは、読んでいるこちらまでその温度や喉越しを感じるほどの描写力です。
  3. 野上先生の描く、丸みのある柔らかい絵柄が作品の温かい雰囲気と完璧にマッチしています。紹介される場所や食べ物も実在感があり、自分も真似して外に出かけたくなるようなポジティブなパワーがあります。
  4. 一話完結で読みやすく、日常の「あるある」が満載。頑張りすぎている自分に、「もっと肩の力を抜いていいんだよ」と、はるかが教えてくれているような優しさを感じる、非常に質の高い癒やし漫画です。
  5. とにかくはるかの表情が豊かで、見ているだけで元気をもらえます。仕事への情熱と、休日の開放感。そのメリハリのある生活が理想的で、大人の趣味漫画として非常に満足度が高いです。

悪い感想・レビュー

  1. 漫画家としての仕事の辛さやプレッシャーもしっかり描かれるため、同じく多忙な生活を送っている読者からすると、リフレッシュシーンに入る前の「仕事パート」で少し共感性羞恥というか、胃が痛くなってしまうことも。
  2. 日常の些細な楽しみを追求する物語なので、大きな事件や衝撃的な展開は一切ありません。スリリングなストーリーを求めている時には、少し穏やかすぎて「代わり映えしない」と感じてしまうかもしれません。
  3. 特定の趣味(銭湯や特定の食べ物など)へのこだわりが非常に強い回があり、その趣味に全く興味がない読者には、少し解説が長く感じられたり、熱量についていけないと感じる瞬間が稀にありました。
  4. はるか一人の行動がメインなので、他のキャラクターとの深い人間模様や群像劇的な広がりを期待すると、少し世界が狭く感じられてしまう。あくまで「一人の時間」を謳歌する作品だと割り切るべき。
  5. 全編通してはるかのポジティブさが強調されているため、本当に心が疲れ切っている時には、その「全力で楽しもう」とするエネルギーに少し気圧されてしまう、という贅沢な感想を抱く時期もありました。

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