レビュー著者: 漫画よしあし
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ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~@COMIC の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~@COMIC
連載: コロナEX
評価: 8.2/10
あらすじ
断頭台に散ったティアムーン帝国の皇女ミーアが目覚めると、時は12年前の12歳の自分に戻っていた。民衆に「わがまま姫」と蔑まれ、革命の果てにギロチンにかけられた苦い記憶を胸に、ミーアは今度こそ自分の命を守るべく動き出す。「我が身の安全第一」という打算からの行動ながら、忠義に厚いメイドのアンや優秀な文官たちと協力した結果、なぜか周囲から「聖女」「賢姫」と誤解されていく。自己保身の本音と周囲の熱烈な誤解が生み出すすれ違いのコメディが最大の魅力で、シリアスな前提からの鮮やかな転換が読者を惹きつける。「死に戻りジャンルながらオリジナリティが高く、なろう離れしている」と評されるほど完成度が高く、シリーズ累計120万部超えを誇る人気作のコミカライズ。
良い所
- 大変面白かった!表情豊かなキャラクターたち、作品の雰囲気に最適なテンポで進むストーリー。死に戻りジャンルながらオリジナリティが高くてなろう離れしている感じが好き。
- 自分ファーストのミーアのやることなすことが周囲にどんどん好印象を与えていくのがおかしくて止まらない。表情豊かな絵がとてもよくて、クスッと笑えるシーンが盛り沢山だった。
- コメディ調なのに物語の構造がちゃんと論理的に成立しているのがすごい。ご都合主義に頼らず、欠点を抱えたまま成長する主人公がいろんな気分で読めてお気に入りになった。
- ギロチンで処刑されたときから過去に戻ったという設定がユニークで、ぶっとんだ性格のミーアと周囲の誤解の組み合わせが最高に面白い。絵も綺麗でキャラの魅力が全開だった。
- ミーア姫の自分ファーストさと奇跡的な周りとの調和が秀逸で、読んでいてずっと笑顔でいられる。シリアスになりすぎず、でもちゃんとドラマもあってバランスが絶妙だと思った。
悪い所
- 自己保身が動機のキャラクターが主人公なので最初はミーアに感情移入しにくかった。コメディとして割り切って読み始めたらハマれたけど、最初の数話だけ少し戸惑いがあった。
- 計算でやった行動が全てプラスに受け取られるのは面白いけど、ある意味ご都合主義なストーリーとも言えて、その点が気になる人には向かないかもしれない。
- コメディ色が強い分、シリアスな展開が来たときのギャップに慣れるまで少し時間がかかった。テンションの切り替えが急に感じる場面があってそこだけ少し引っかかった。
- 既刊11巻でまだ連載中なので完結していない。面白い分だけ先が気になって、長期連載でだれていかないか少し心配しながら読んでいる。早く結末を見届けたい。
- タイトルが長くて人に口頭で勧めるときに伝えにくいのが地味に難点。内容は間違いなくおすすめなんだけど、タイトルの長さだけはもう少しどうにかしてほしかった。
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