レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
アフターゴッド の感想と評価(良いところ、悪いところ)
アフターゴッド
著者: 江野朱美
連載: 週刊漫画ゴラク/マンガワン
評価: 8.5/10
あらすじ
オホーツク海沖で正体不明の巨大生物「神(IPO)」が確認されてから三十年。日本は六体の神に侵攻され国土の半分を失い、東京は立入禁止の危険区域となっていた。対神科学研究所の研究員・時永倖行は、境界柵の向こうを覗く少女・神蔵和花と出会う。和花は親友を神に殺され、復讐の機会を狙っていた。直後、神の部下を名乗る怪人に襲われるが、彼女の眼帯に隠された神と同じ目が覚醒し、相手を魅了して形勢を逆転させる。時永は和花の力こそ神を倒す鍵だと確信し、研究所へ連れ帰る。やがて神の成り立ちが少しずつ明かされ、和花を子どもとして守ろうとする時永もまた過酷な運命に巻き込まれていく対神バトルSF!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 圧倒的な画力で描かれる神の異質さと迫力に、ページをめくるたびゾクゾクして引き込まれたい人
- ただのバトルではなく、宗教や哲学的な問いも孕んだ難解で奥深い謎と衝撃の真実を追いかけたい人
- 予測不能のサスペンスと、独特の言語センスや演出が醸す芸術性の高い幻想的な雰囲気に浸りたい人
向いていない人
- 抽象的で複雑な設定を一度では把握しきれず、もっと気軽に読めるライトなファンタジーを求める人
- 残酷でグロテスクな描写に生理的な抵抗を覚えてしまい、もっと明るく救いのある世界観を望む人
- 説明不足のまま進む展開を不親切に感じ、丁寧に語ってくれる親切な構成を求めてしまう人
良い感想・レビュー
- 観念的なセリフが独特で、正直すべては理解しきれないのにめちゃくちゃ引き込まれた。神々の描写も美しくて好きです。
- 力だけの存在が知性を持ち神として育っていく設定が新鮮で、それを動かすのが結局は人間性というのも面白い。俗っぽさと神性の対比が見事でした。
- 世界観はグロいのに、人間関係や心理描写は少女漫画みたいに繊細でハマる。和花を子どもとして接する時永の大人らしさが好きです。
- 最初からぐいぐい読ませつつ小さな違和感を残してくれて、それが後で伏線とわかると気持ち良すぎる。作家さんの思考が深すぎて唸りました。
- 難しいかもと身構えたのに意外と読みやすくて、キャラが明るくテンポも良い。サクサク進んでいたら一気に闇へ引きずり込まれて鳥肌が立ちました。
悪い感想・レビュー
- 神ありきの設定だから、登場人物が呆気なく退場するかもと知ってしまった。おかげで迂闊にキャラを好きになれず、ちょっと身構えてしまいます。
- 複雑な設定で読ませる仕掛けは多いんですが、少し分かりにくくて再読しないと頭に入らない。つまらなくはないのに惜しいなと感じました。
- 間が開くと全体像をすっかり忘れる。設定が抽象的すぎて、話の方向性がだんだん見えなくなってきたのが正直つらいです。
- とにかく説明の文字が多すぎる。もっと簡単に伝わるはずの場面が長くて、思わず読み飛ばしてしまうことがしばしばありました。
- 画力も世界観も惹かれるのに、専門用語が多く展開も哲学的すぎる。一回読んだだけでは理解が追いつかず、気軽に楽しみたい私には疲れました。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
観念的なセリフが独特で、正直すべては理解しきれないのにめちゃくちゃ引き込まれた。神々の描写も美しくて好きです。
神ありきの設定だから、登場人物が呆気なく退場するかもと知ってしまった。おかげで迂闊にキャラを好きになれず、ちょっと身構えてしまいます。
力だけの存在が知性を持ち神として育っていく設定が新鮮で、それを動かすのが結局は人間性というのも面白い。俗っぽさと神性の対比が見事でした。
複雑な設定で読ませる仕掛けは多いんですが、少し分かりにくくて再読しないと頭に入らない。つまらなくはないのに惜しいなと感じました。
世界観はグロいのに、人間関係や心理描写は少女漫画みたいに繊細でハマる。和花を子どもとして接する時永の大人らしさが好きです。
間が開くと全体像をすっかり忘れる。設定が抽象的すぎて、話の方向性がだんだん見えなくなってきたのが正直つらいです。
最初からぐいぐい読ませつつ小さな違和感を残してくれて、それが後で伏線とわかると気持ち良すぎる。作家さんの思考が深すぎて唸りました。
とにかく説明の文字が多すぎる。もっと簡単に伝わるはずの場面が長くて、思わず読み飛ばしてしまうことがしばしばありました。
難しいかもと身構えたのに意外と読みやすくて、キャラが明るくテンポも良い。サクサク進んでいたら一気に闇へ引きずり込まれて鳥肌が立ちました。
画力も世界観も惹かれるのに、専門用語が多く展開も哲学的すぎる。一回読んだだけでは理解が追いつかず、気軽に楽しみたい私には疲れました。





