漫画よしあし10巻以上の漫画レビュー専門サイト
レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

ふしぎの国のバード の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ふしぎの国のバード

ふしぎの国のバード

著者: 佐々大河

連載: ハルタ

ジャンル: アドベンチャー青年歴史

評価: 9.1/10

あらすじ

明治初期、地図にない日本を歩く。佐々大河が圧倒的な緻密さと美麗な筆致で描き出す、実在のイギリス人冒険家イザベラ・バードと、彼女を支える通訳・伊藤鶴吉が織りなす、失われゆく日本の美しさと厳しさを再発見する歴史冒険譚。西洋の価値観と、古き良き日本の風習が衝突し、混ざり合う。街道の喧騒、村々の息遣い、そして人々の温かな眼差し。バードの鋭い観察眼を通じて描き出される「未知の日本」は、読む者の郷愁と冒険心を激しく揺さぶる。歴史の息吹を目撃せよ!

良い所

  • とにかく背景の書き込みが凄まじくて、私、明治時代の日本にタイムスリップしたような素晴らしい没入感を味わいました。最高の歴史探訪漫画です。僕の一押し!
  • バードと伊藤の信頼関係が非常に丁寧に描かれていて、私、二人の旅路を親のような気持ちでハラハラしながら見守ってしまいました。傑作です!
  • 当時の日本の風俗や文化が非常に詳しく、僕、自分の知らない日本の歴史に触れることができて、知的好奇心が最高に満たされました。これ以上に『深い』漫画はありません。神漫画!
  • 絵のタッチが非常に誠実かつ実在感があり、私、一コマ一コマから当時の街道の匂いや、人々の熱量がダイレクトに伝わってくるようでした。僕にとってこれ以上に『豊かな』漫画はありません。最高!
  • 読み終わった後のこのズシリとした満足感。私、これほどまでに美しくて切実な日本の黎明期に出会えて幸せです。最終回までバードの旅路を全力で見守りたいです!

悪い所

  • 非常に重厚で面白いですが、当時の衛生環境や厳しい生活実態もリアルに描かれるため、私のような少し美化された歴史物語を好む読者には、時々物語に素直に没入できない瞬間があるかもしれません。
  • 設定は秀逸ですが、物語のテンポが非常に緩やかなため、僕としては時々『もっと劇的な解決やアクションが欲しい』と感じてしまい、物語のテンポに置いていかれそうになる瞬間が私の中に少しありました。
  • 情報の密度が非常に高く、歴史的な背景知識が前提となる場面も多いため、私、時々その詳しさゆえに純粋な読み物として没入できない瞬間がたまにありました。僕の勝手な事情ですが。
  • 一度読み始めると一気に読めますが、僕にとっては少し心理的な描写と風景の密度が『濃すぎて疲れる』部分があり、読了後に本当にどっと疲労感を感じました。私、のんびり読みたい派に最適です。
  • 万人受けする作品だからこそ、僕には少し『現代の視点から過去を再解釈しすぎている』ように感じられることがありました。私個人の感性の問題ですが、もう少しドライな視点ももっと見たかったです。

同じジャンルの漫画