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響~小説家になる方法~ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

響~小説家になる方法~

響~小説家になる方法~

著者: 柳本光晴

連載: ビッグコミックスペリオール

ドラマ文学

評価: 8.9/10

あらすじ

文芸部に所属する女子高生・鮎喰響は、天才的な文才を持ちながらも常識や社会的ルールに縛られない破天荒な性格の持ち主。偶然出版社に送った原稿が新人賞の選考に回り、文学界に衝撃を与える存在となる。彼女の純粋すぎる創作への情熱と、周囲との摩擦や衝突を通じて描かれる、文学と人間の物語。

良い所

  • 響の一切妥協しない姿勢が痛快で読んでいて爽快感がある。
  • 文学や創作に対する描写がリアルで、作家志望者には刺さる内容。
  • キャラクターの台詞回しが鋭く、会話劇としても楽しめる。
  • 物語のテンポが良く、次の展開が気になってページをめくってしまう。
  • 作画が丁寧で、人物の感情や緊張感がしっかり伝わってくる。

悪い所

  • 響の過激な行動が度を越していて共感しづらい場面がある。
  • 暴力的な描写が唐突に挟まれ、苦手な人には不快に感じる。
  • 現実離れした展開が多く、リアリティを求める読者には合わない。
  • 脇役の掘り下げが浅く、背景が見えないキャラもいる。
  • 文学的テーマに興味がないと物語の魅力を感じにくい。

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