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機動戦士ムーンガンダム の感想と評価(良いところ、悪いところ)

機動戦士ムーンガンダム

機動戦士ムーンガンダム

著者: 福井晴敏虎哉孝征

連載: ガンダムエース

ジャンル: SFアクション

評価: 8.8/10

あらすじ

『機動戦士ムーンガンダム』は、『機動戦士ガンダムUC』の福井晴敏による原作と、虎哉孝征による作画で描かれる宇宙世紀シリーズの外伝作品。グリプス戦役後の宇宙世紀0092を舞台に、少年ユッタ・カーシムが謎のサイコミュ兵器「ムーンガンダム」と出会い、ネオ・ジオン残党や地球連邦軍の抗争に巻き込まれていく。宇宙世紀の歴史を補完する物語として、ガンダムシリーズのファンに新たな視点を提示する。

良い所

  • 宇宙世紀の空白を埋めるストーリーが丁寧で、シリーズファンとして満足できた。
  • ユッタの成長が描かれていて、主人公として応援したくなる展開だった。
  • 戦闘シーンの描写が迫力満点で、モビルスーツの動きがリアルに感じられた。
  • 福井晴敏らしい重厚な設定と政治的背景が物語に深みを与えていた。
  • ムーンガンダムのデザインが斬新で、登場するたびにワクワクした。

悪い所

  • 専門用語や設定が多く、ガンダム初心者には理解が難しい部分があった。
  • ストーリーが重厚すぎて、テンポが遅く感じる巻もあった。
  • キャラクターの心理描写が浅く、感情移入しづらい場面があった。
  • 宇宙世紀の歴史を知らないと楽しみにくく、敷居が高い印象を受けた。
  • 戦闘描写が長く続く場面では、物語の進展が停滞しているように感じた。

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