レビュー著者: 漫画よしあし
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監獄学園 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
良い所
- ギャグ漫画としての完成度が異常に高いです。「どうしてこんな状況で大真面目にバカなことができるのか」と、キャラクターたちの狂気に腹がよじれるほど笑いました。
- ただのギャグではなく、脱獄のための計画が本格的なサスペンス映画並みに緻密で、「果たして成功するのか」という手に汗握るハラハラ感があるのが素晴らしいです。
- 平本アキラ先生の圧倒的な画力が、ギャグのバカバカしさとエロスの表現を最高レベルに押し上げています。特に副会長の狂気じみた表情の凄みは一見の価値ありです。
- 5人の男子たちの絆(友情という名の共犯関係)が熱いです。「一人はみんなのために」をここまで下らなく、かつ胸熱に描ける漫画は他にありません。
- 「ペットボトル」や「三国志」といった小道具や設定の使い方があまりにも巧みで、後から見事な伏線回収として機能する展開に感動すら覚えます。
悪い所
- 過激な下ネタやエロス表現(SM的な要素など)が非常に多く含まれているため、そういうノリに嫌悪感を抱く人には絶対におすすめできない、人を選ぶ作品です。
- 終盤の騎馬戦の展開が本当に長すぎて、途中から読むのが苦痛になってしまった。初期の、あの異常な緊張感とキレッキレの爆笑脱獄サスペンスが最高だっただけに、結末に向けた間延び感が本当に悔しい!
- 最終回の結末がかなり賛否両論を巻き起こす内容で、「今まで読んできた時間は何だったのか」と裏切られたように感じる読者も少なくありません。オチに納得がいかない可能性があります。
- 裏生徒会のメンバー(特に会長や副会長)の行動が理不尽で暴力的すぎるため、コメディだと割り切れないと、ただのイジメに見えて不快に感じてしまうかもしれません。
- キャラクターの狂気や変態性が巻を追うごとにエスカレートしていくため、途中でそのハイテンションなノリについていけずリタイアしてしまう人もいるようです。





