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デトロイト・メタル・シティ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

デトロイト・メタル・シティ

デトロイト・メタル・シティ

著者: 若杉公徳

連載: ヤングアニマル

ジャンル: 青年漫画音楽ギャグブラックコメディ

評価: 8.8/10

あらすじ

心優しいポップス志向の青年・根岸崇一は、意に反して過激なデスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」のボーカルとして活動することになる。理想と現実の極端なギャップに翻弄されながら、音楽業界の狂気と自身の二面性に引きずり込まれていく姿を描く。

良い所

  • 下ネタと音楽業界風刺の切れ味が抜群で、毎話声を出して笑ってしまった。
  • 根岸とクラウザーのギャップが強烈で、キャラクター造形が天才的だと感じた。
  • 勢いだけで押し切るギャグではなく、構成が緻密で読み応えがある。
  • 音楽漫画としても芯が通っていて、ライブ描写の熱量が異常に高い。
  • 不謹慎ギリギリを攻めながらもテンポが良く、一気読みしてしまった。

悪い所

  • 下品な表現が多く、人を選ぶ内容だと強く感じた。
  • 同じパターンのギャグが続く巻ではややマンネリを感じた。
  • 女性キャラの扱いが雑で、笑えない場面もあった。
  • 後半は初期ほどの勢いがなく、展開が落ち着きすぎていた。
  • 音楽に興味がないとネタの面白さが半減する部分がある。

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