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溺れるナイフ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

溺れるナイフ

溺れるナイフ

著者: ジョージ朝倉

連載: 別冊フレンド

ジャンル: 恋愛心理ドラマ青春

評価: 8.8/10

あらすじ

東京でモデルとして活躍していた少女・望月夏芽が、父の転勤をきっかけに地方の町へ移り住み、圧倒的な存在感を放つ少年・長谷川航一朗と出会う。惹かれ合う二人だが、思春期特有の衝動や支配欲、嫉妬、暴力性が絡み合い、純粋な恋は次第に歪んでいく。地方の閉塞感と若さの危うさを鋭く描いた、痛みを伴う青春恋愛漫画。

良い所

  • 思春期の危うさや衝動が生々しく描かれていて、読んでいて息が詰まるほど引き込まれた。
  • コウのカリスマ性と危険性が強烈で、ページをめくる手が止まらなかった。
  • 地方の閉塞感や若者の焦燥感がリアルで、青春の暗い側面を真正面から描いている。
  • 絵柄と心理描写が完璧に噛み合っていて、感情が直接流れ込んでくる感覚がある。
  • 恋愛漫画なのに甘さだけで終わらず、長く心に刺さる余韻が残った。

悪い所

  • 登場人物の行動があまりに衝動的で、読んでいて辛くなる場面が多かった。
  • 重たい展開が続くため、気軽に楽しめる作品ではないと感じた。
  • コウの言動に共感できず、不快感を覚える描写も少なくなかった。
  • 心理描写が抽象的で、解釈が難しい場面がある。
  • 終盤の展開が急に感じられ、もう少し丁寧に描いてほしかった。

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