最終更新日:

創世のタイガ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

創世のタイガ

創世のタイガ

著者: 森恒二

連載: ヤングアニマルZERO/イブニング/ヤングアニマル

ジャンル: サバイバルSF

評価: 8.5/10

あらすじ

大学生のタイガは仲間と訪れたオーストラリアで洞窟崩落に巻き込まれ、目を覚ますとそこはマンモスやネアンデルタール人が生きる太古の世界だった。極限の環境で仲間と共に生き抜くため、狩猟や戦いに挑みながら人類の起源と未来を見つめ直していく。原始の世界を舞台にした壮大なサバイバルドラマ。

良い所

  • 原始時代の描写がリアルで、マンモスやネアンデルタール人との遭遇に緊張感があった。
  • サバイバル要素がしっかりしていて、食料確保や狩猟の描写に説得力があった。
  • 主人公タイガが極限状況で成長していく姿に共感できた。
  • 仲間同士の人間関係や葛藤が丁寧に描かれていて、ドラマ性が強かった。
  • 森恒二らしい重厚なテーマ性があり、単なる冒険漫画にとどまらない深みを感じた。

悪い所

  • 専門用語や人類史の説明が多く、テンポが遅く感じる部分があった。
  • 登場人物が多く、序盤は誰に感情移入すべきか迷った。
  • 暴力的な描写が生々しく、読むのが辛い場面もあった。
  • ストーリーがシリアス一辺倒で、息抜きとなる軽さが少なかった。
  • 展開が長期化するにつれて、同じようなサバイバル描写が繰り返されている印象を受けた。

同じジャンルの漫画

該当作品はありません。