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最終更新日:

東京決闘環状戦 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

東京決闘環状戦

東京決闘環状戦

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著者: 山田俊明

連載: WEBコミックぜにょん/月刊コミックゼノン

ジャンル: 青年漫画/バトル/アクション

評価: 7/10

あらすじ

太平洋戦争の焼け跡から続く奇妙なルールがある。山手線の各駅は「用心棒」を立て、縄張りを決闘で決めてきた。令和になり高輪ゲートウェイ駅が開業すると、その利権を狙う者たちが動き、政府は第二回東京決闘環状戦の開戦を告げる。神田駅の4代目用心棒・安田鯉之助は、祭囃子から生まれた武術と龍を刻んだ二本の鋼鉄バチを手に戦いへ飛び込む。予選で待つのは品川、上野、巣鴨の代表たち。どの男も駅の名物を背負った濃すぎる姿で現れ、拳を交えるたびに抱えてきた過去がこぼれ出す。笑ってしまうほど大げさなのに、街を守る意地のぶつかり合いには胸が熱くなる。山手線の駅名を見る目が変わってしまう、地元の誇りを懸けた決闘トーナメント!

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読む前に確認したい相性

向いている人

  • 最近のリアル志向より、必殺技と濃いキャラがぶつかる王道のバトルを思いきり楽しみたい人
  • 大まじめな戦いの中に駅ネタの笑いがまじる、ギャグと熱い人間ドラマの落差を味わいたい人
  • 実在の駅を舞台にした総当たりのリーグ戦で、街の誇りを背負った男たちの対決を次々に見たい人

向いていない人

  • キャラも絵柄も展開もとにかく濃い作風なので、こってりした味つけが続くと疲れてしまう人
  • 大会が開かれる理由や武器の由来など、設定の説明にしっかりした理屈と納得感を求める人
  • 現代日本で人間同士が殴り合う設定や、有名バトル作品とよく似た対戦形式にはなじみにくいと感じる人

良い感想・レビュー

  • リアルさを追うバトル漫画が多い今、これこそ王道のバトル漫画だと言い切れる。男の子の教科書はこれくらいがちょうどいいし、東京の環状線に乗る男には必ず読んでほしいほどだ。
  • 絵がうまいので戦闘場面がわかりやすく、総当たりのリーグ戦なので楽しみがあります。作風には昔の名作『魁!!男塾』へのオマージュを感じます。主人公以外のブロックの対戦も見てみたいです。
  • 登場人物が紹介されるたびに、神田駅や新大久保駅といった駅の名物までいちいち紹介される。そのせいで大まじめな場面にシリアスな笑いが生まれるのがたまらなく楽しい。
  • ギャグばかりかと思えば、11浪というふざけた経歴のキャラが急にとんでもなく熱い展開を見せます。笑いと感動の温度差が激しく、ギャグ漫画だと忘れそうになるほど人間ドラマの描き方がうまいのです。
  • 戦いには負けてしまったけれど、敵だった男の人間らしさが垣間見えるところがすごくよかったです。主人公と、その負けた男とのあいだに生まれる友情もとても熱かったですね。

悪い感想・レビュー

  • キャラも絵柄も展開も、とにかく濃い。濃すぎてくどく感じてしまい、途中で読むのをやめた。どろどろの濃厚豚骨ラーメンのようなこの濃さについていける人ならいいのだろうが、ついていけなかった。
  • 『終末のワルキューレ』の亜種のような作品ですが、そこまでの面白さは感じませんでした。現代日本で人間同士が戦う世界観になじめなかったのかもしれません。独特な作画も合いませんでした。
  • 展開は速いのに細かい説明がないので、突っ込みどころが多すぎる。神田の用心棒がなぜ太鼓なのかも、下町のお祭りや神田太鼓があるからだろうと自分で察するしかない。
  • 新駅ひとつのために決闘というのは、さすがに無理があります。オリンピックなど莫大な利益が出る話はほかにもありますし、新駅ができるたびに争っていないと筋が通りません。二回目の開催は無理がありすぎです。
  • 厨二病の自分になら合うかもしれないと期待して読みはじめました。ところが厨二病気質でもついていけない過剰さで、限度を超えていると感じます。続きはもう読みません。
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