レビュー著者: 漫画よしあし
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嘘喰い の感想と評価(良いところ、悪いところ)
嘘喰い
著者: 迫稔雄
連載: 週刊ヤングジャンプ
評価: 9.2/10
あらすじ
天才ギャンブラー・斑目貘、通称「嘘喰い」。彼は借金まみれの青年・梶隆臣と共に、超一流のギャンブラーたちが命を懸けて集う闇の組織「賭郎」の世界へ身を投じる。トランプやルーレットといったゲームの枠を超え、暴力と知略が支配する極限のデスゲーム。貘の目的は、賭郎の頂点「お屋形様」の座を奪うこと。裏切り、ブラフ、そして死闘。緻密なロジックと圧倒的な画力で描かれる心理戦は、読む者の脳を揺さぶり、心臓を鷲掴みにする。嘘を喰らい、死地を嘲笑いながら駆け抜ける男の生き様を描いた、究極の知略サスペンス・バトルの金字塔!
良い所
- 圧倒的な知略バトルの面白さに脳が震えました!特にエア・ポーカー編のロジックは完璧すぎて鳥肌が止まりません。命を懸けた極限のブラフの応酬に、ページをめくる手が震えるほどの興奮を味わえた傑作です。
- 主人公の斑目貘がカリスマ性全開で本当にかっこいい!冷酷なのにどこか優しい、彼の底知れない魅力にすっかり夢中になりました。暴力と知性が高次元で融合した、これまでにない最高のギャンブル漫画ですね。
- 賭郎立会人たちの圧倒的なアクション描写に痺れました!知能戦だけでなく、武力による死闘もハイレベルで描かれていて、一瞬たりとも目が離せません。迫力満点の作画と重厚なストーリーに、心から圧倒されました。
- 読み進めるほどに画力が劇的に進化していく過程が凄まじいです!後半の緻密な描き込みはもはや芸術品。複雑な伏線が鮮やかに回収されていく快感は唯一無二で、読み終わった後は最高の満足感に包まれました。
- 梶くんが貘さんの背中を追って人間的に成長していく姿に胸が熱くなりました。ただのギャンブルモノではない、漢たちの熱い絆や信念のぶつかり合いに何度も涙しました。私にとって人生で一番熱いバイブルです。
悪い所
- ギャンブルのルールと解説が難解すぎて、私には理解するのが大変でした。一度読んだだけでは状況が掴めず、何度も前のページを読み返したので、サクサク読みたい時には少し不向きで頭が疲れてしまいました。
- 序盤の絵柄のクセがかなり強くて、最初は馴染むのに苦労しました。物語が進むと凄まじく綺麗になりますが、1巻の頃のアクの強さが苦手で、物語の世界観に没入できるまでかなりの忍耐が必要だったのが正直なところ。
- バイオレンスな描写が過激すぎて、見ていてしんどいシーンが多かったです。拷問や人体破壊などの残酷なシーンが頻繁にあるため、グロテスクな表現に耐性がない私には、読み進めるのにかなりの覚悟が必要でした。
- 物語の規模が大きすぎて、1つのゲームが非常に長いのが気になりました。プロトポロス編などは巻数が多すぎて、途中で中だるみを感じてしまったのが残念。もう少しテンポ良く完結させてほしかったなと思います。
- 登場人物が多いうえに心理描写が複雑なので、一気に全巻読み直さないと内容を忘れてしまいそうです。設定が込み入りすぎていて、気軽なエンタメとして楽しむには少しハードルが高すぎる漫画だと感じました。





