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超人X の感想と評価(良いところ、悪いところ)
超人X
著者: 石田スイ
連載: となりのヤングジャンプ
評価: 9/10
あらすじ
平凡な高校生・東アズマと親友の入間トキオは、突如現れた“超人”と呼ばれる異能者たちの戦いに巻き込まれる。瀕死の状況でトキオは自らも超人になる道を選び、その力と代償を背負うことに。暴力と陰謀が渦巻く世界で、二人は生き延びるために選択を迫られ、やがて己の信念と向き合うことになる。
良い所
- 石田スイらしい緻密で迫力ある作画が圧巻で、アクションシーンの迫力が凄まじい。
- キャラクターの心理描写が丁寧で、葛藤や成長がリアルに伝わる。
- 異能バトルとミステリー要素が絶妙に絡み合い、先の展開が読めない。
- 世界観の作り込みが深く、背景や小物からも物語の厚みを感じられる。
- シリアスな展開の中に時折挟まれるユーモアが緊張感を和らげてくれる。
悪い所
- 物語の進行がゆっくりで、テンポが合わないと感じる読者もいる。
- 固有名詞や設定が多く、序盤は理解するのに時間がかかる。
- シーンの切り替えが急で、状況把握が難しい部分がある。
- 暴力描写やグロテスクな表現が多く、人を選ぶ内容になっている。
- 伏線が多く張られるが、回収まで時間がかかりもどかしさを感じることがある。



