レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
違国日記 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
違国日記
完結著者: ヤマシタトモコ
連載: FEEL YOUNG
評価: 9.2/10
あらすじ
姉夫婦の葬儀で、行き場をなくした15歳の田汲朝。たらい回しにされる姪を見かねて、少女小説家の高代槙生は親族が揉める葬儀の場で引き取りを宣言する。35歳の槙生は極度の人見知りで、人付き合いが苦手。一方の朝は素直で人懐っこい。「あなたを愛せるかはわからない、でも決して踏みにじらない」。そう告げた槙生と、性格も価値観もまるで違う朝。重なり合わない二人が、ひとつ屋根の下で暮らし始める。家族でも友人でもなく、既存の関係には収まらない不思議な共生。分かり合えないことを前提にしながら、それでも誠実に向き合おうとする共同生活の物語!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 分かり合えなさを前提にした関係を丁寧に描く物語に惹かれる人
- 大きな事件よりも、繊細な感情の機微をじっくり味わいたい人
- 他者との心地よい距離感を考えさせてくれる作品を探している人
向いていない人
- 派手な展開と明確なカタルシスを求めていて、静かな日常描写に物足りなさを感じてしまう人
- 理屈っぽい会話や哲学的な問いかけを重く感じてしまう人
- 淡々とした日常の積み重ねより、ぐいぐい進むストーリーが好みの人
良い感想・レビュー
- 「15歳の子供がこんな醜悪な場に相応しいはずがない」という槙生の言葉に胸を打たれました。人としての気高さがまっすぐ伝わってきて、一生忘れない一作だと私は思っています。
- 大きな事件は起きないのに、ドラマが動いているように読めてしまう。感情描写の繊細さがとにかく見事で、僕は静かな緊張感に引き込まれっぱなしでした。
- 人とは本質的に分かり合えない。それでも誰かに寄り添って生きる尊さが、読むほどじわじわ満ちてくる。他者を侵食しない距離感が心地よくて、私は何度も読み返しています。
- 「あなたの気持ちはあなたのもの、わたしの気持ちはわたしのもの」。混ざり合わないけれど歩み寄れるという槙生の姿に、感じ方の違いは責められることじゃないと教わりました。
- 読み終えたあと、心の底から優しい気持ちになれました。誰に対しても丁寧でいたいと素直に思えてくる。他者を踏みにじらない誠実さを体感させてくれる漫画は、なかなかないと思っています。
悪い感想・レビュー
- 後半に進むほどテーマが散らかっていく印象でした。読みづらくなる絵も気になって、最初に感じた完成度を最後まで保ってほしかったと私は残念に思います。
- 終始淡々としていて大きな出来事も起きず、途中で飽きてしまいました。哲学的すぎる問いかけが私には難しく、何を伝えたいのか掴みきれませんでした。
- 中盤からは登場人物がみんな理屈っぽくて、作者の主張を代弁しているように見えてしまう。説教くささが鼻について、僕は素直に物語へ入り込めませんでした。
- 人付き合いが苦手と言いつつ、槙生には都合よく助けてくれる人が常に揃っている。元カレも弁護士も友人も恵まれすぎていて、私はリアリティの面で冷めてしまいました。
- 背景が白く省略され、コマ割りも独特で、今は誰がどこで話しているのか掴みにくい。崩れていく絵柄も気になって、僕は状況を追うのに少し苦労しました。
良い感想・レビュー
- 「15歳の子供がこんな醜悪な場に相応しいはずがない」という槙生の言葉に胸を打たれました。人としての気高さがまっすぐ伝わってきて、一生忘れない一作だと私は思っています。
- 大きな事件は起きないのに、ドラマが動いているように読めてしまう。感情描写の繊細さがとにかく見事で、僕は静かな緊張感に引き込まれっぱなしでした。
- 人とは本質的に分かり合えない。それでも誰かに寄り添って生きる尊さが、読むほどじわじわ満ちてくる。他者を侵食しない距離感が心地よくて、私は何度も読み返しています。
- 「あなたの気持ちはあなたのもの、わたしの気持ちはわたしのもの」。混ざり合わないけれど歩み寄れるという槙生の姿に、感じ方の違いは責められることじゃないと教わりました。
- 読み終えたあと、心の底から優しい気持ちになれました。誰に対しても丁寧でいたいと素直に思えてくる。他者を踏みにじらない誠実さを体感させてくれる漫画は、なかなかないと思っています。
悪い感想・レビュー
- 後半に進むほどテーマが散らかっていく印象でした。読みづらくなる絵も気になって、最初に感じた完成度を最後まで保ってほしかったと私は残念に思います。
- 終始淡々としていて大きな出来事も起きず、途中で飽きてしまいました。哲学的すぎる問いかけが私には難しく、何を伝えたいのか掴みきれませんでした。
- 中盤からは登場人物がみんな理屈っぽくて、作者の主張を代弁しているように見えてしまう。説教くささが鼻について、僕は素直に物語へ入り込めませんでした。
- 人付き合いが苦手と言いつつ、槙生には都合よく助けてくれる人が常に揃っている。元カレも弁護士も友人も恵まれすぎていて、私はリアリティの面で冷めてしまいました。
- 背景が白く省略され、コマ割りも独特で、今は誰がどこで話しているのか掴みにくい。崩れていく絵柄も気になって、僕は状況を追うのに少し苦労しました。










