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フラジャイル の感想と評価(良いところ、悪いところ)

フラジャイル

フラジャイル

著者: 草水敏/恵三朗

連載: 月刊アフタヌーン

医療ヒューマンドラマ

評価: 8.6/10

あらすじ

病理医・岸京一郎は、患者と直接会うことなく病気の原因を究明し診断を下す医師。強烈な変人でありながらも、その診断は正確無比で多くの命を救ってきた。彼のもとに持ち込まれる症例を通じて、医療現場の裏側や病理医の重要性、そして人間模様が描かれる。

良い所

  • 病理医という珍しい題材が新鮮で、医療漫画として独自性があった。
  • 岸先生の変人ぶりと天才的な診断力のギャップが魅力的だった。
  • 専門的な知識が丁寧に描かれていて、勉強にもなると感じた。
  • 患者や医師たちの人間ドラマがしっかり描かれていて感情移入できた。
  • 作画が緻密で、医療現場の緊張感がリアルに伝わってきた。

悪い所

  • 専門用語が多く、医療知識がないと理解しにくい部分があった。
  • 岸先生のキャラクターが強烈すぎて、好き嫌いが分かれると思った。
  • ストーリー展開が重く、気軽に読むには向かないと感じた。
  • 脇役の掘り下げが浅く、人物像が薄いキャラもいた。
  • 同じような症例の流れが続き、ややパターン化している印象を受けた。

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