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地獄楽 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
地獄楽
著者: 賀来ゆうじ
連載: 少年ジャンプ+/ジャンプコミックス
評価: 8.8/10
あらすじ
江戸時代末期、最強の忍と恐れられた画眉丸は抜け忍として捕らえられ死刑囚となっていた。無罪放免の条件として与えられた任務は、不老不死の仙薬を探すため“極楽浄土”と噂される島へ渡ること。死罪人と打ち首執行人がペアを組み、怪物や仙人が跋扈する島で生き残りを懸けた死闘を繰り広げる。生と死、愛と執念が交錯する忍法浪漫活劇。
良い所
- 画眉丸の妻への想いが物語の軸になっていて感情移入できた。
- 島の不気味な描写が圧倒的で、ページをめくるたびに緊張感が走る。
- 忍術と異形の怪物との戦闘シーンが迫力満点で読み応えがある。
- 死罪人と執行人の関係性が複雑でドラマ性が高い。
- シリアスな展開の中に人間味があり、ただのバトル漫画に留まらない深みがある。
悪い所
- グロテスクな描写が多く、苦手な人には読みづらい。
- 専門用語や設定が複雑で理解するのに時間がかかった。
- キャラクターの数が多く、序盤は把握しにくい。
- 展開が急ぎ足に感じる巻があり、もっと丁寧に描いてほしかった。
- 哲学的な要素が強く、バトル中心を期待すると違和感がある。



