レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
煩悩☆西遊記 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
良い所
- 西遊記のパロディとして最高に突き抜けていて、三蔵法師のあまりの煩悩っぷりに毎回爆笑してしまいます。美女妖怪たちがみんな可愛くて、彼が誘惑に負けるのも納得の魅力です。
- 孫悟空や猪八戒たちが、三蔵を冷静に突っ込んだり見放したりする掛け合いが本当に面白いです。テンポの良いギャグの連続で、何も考えずに笑ってリラックスできる最高の娯楽漫画です。
- クリスタルな洋介先生らしい、ちょっとHでナンセンスなノリが存分に発揮されています。下ネタが苦手でなければ、この独特の世界観に間違いなくハマるはずです。作画も安定していて綺麗です。
- 毎回登場する妖怪たちのデザインが個性的で、次はどんな美女が出てくるのかという楽しみがあります。一話完結に近い形なので、どこから読んでも笑える気軽さが私にはちょうど良かったです。
- 三蔵が煩悩まみれながらも、時折見せる仏教的な説法(?)が妙に説得力があって笑えます。不真面目なようでいて、実は少し深いかもしれないというギャップがこの作品の真骨頂だと思います。
悪い所
- 下ネタとエロ描写がメインのギャグ漫画なので、そういったノリが苦手な私には少しキツい内容でした。もう少し純粋な冒険やアクションも見たかったのですが、ほぼ煩悩の話ばかりで飽きます。
- 物語のパターンが毎回似通っており、巻数を重ねるとさすがにワンパターンで食傷気味になります。もっと三蔵たちの成長や、ストーリーとしての大きな進展を期待していましたが残念です。
- 西遊記の原作をリスペクトしている人には、三蔵法師の描き方があまりにも冒涜的に感じられてしまうかもしれません。あくまで別物のギャグ作品として割り切れないと、怒りを感じるかもです。
- ギャグの勢いに頼りすぎている部分があり、内容が薄っぺらく感じてしまうことがありました。一瞬の笑いはありますが、後に残るものが何もなく、時間を無駄にした気分になる瞬間があります。
- 三蔵の自業自得な展開が多いので、彼を応援したくなるような魅力があまり感じられませんでした。もう少し愛すべきダメ人間としての描写を増やして、共感できる部分を作ってほしかったです。





