レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
駅弁ひとり旅 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
駅弁ひとり旅
完結連載: 漫画アクション
評価: 8.7/10
あらすじ
東京の下町で弁当屋を営む、大の鉄道ファンの中原大介。結婚十周年の記念に、理解ある妻から「日本一周鉄道旅行」という最高の休暇をプレゼントされた彼は、全国各地の名物駅弁を食べ歩く一人旅へと出発する!実在する厳選された日本全国のご当地名物駅弁の数々。はやせ淳のしずる感あふれる料理描写と、鉄道カメラマン・櫻井寛の監修による各種ローカル線やローカル駅、温泉地などの正確な観光情報。行く先々で出会う人々とのほっこりとした人情劇は、寅さん映画みたいな懐かしさがある。読んでいると今すぐ切符を買って旅に出たくなる、紀行&駅弁グルメ漫画!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 中身から包み紙まで緻密に描かれる、駅弁と各地の旅情があふれる描写で読みながら旅気分にひたりたい人
- 路線や観光、駅弁の歴史までの知識が正確で、資料としても読み応えのある鉄道紀行を求めている人
- 旅先でのちょっとした出会いや交流が、日常に疲れた心を優しく癒やしてくれる物語を味わいたい人
向いていない人
- 駅に着き弁当を買い食べる流れの繰り返しをマンネリに感じ、起伏の大きいドラマ性を望んでいる人
- 路線解説や型番などの専門的な部分が多いため、鉄道への関心がないと読み飛ばしたくなってしまう人
- 善人ばかりで波風の少ない穏やかな作風に物足りなさを覚え、旅先での葛藤やアクシデントを求める人
良い感想・レビュー
- 実在する名物駅弁がどれも美味しそうで、駅弁と沿線の描写の細かさに毎度ワクワクする。現地のローカル線や車窓のディテールもきちんと取材されていて、読むだけで旅に出たくなる。
- ローカル線や秘境駅のコアな情報まで、実用的な旅ガイドとしても読めるのが楽しい。旅の計画を立てるときに役立つので、鉄道好きなら手放せない一冊だ。
- 大介が旅先で出会う人々との人情劇がいい。寅さん映画のような懐かしい温もりがあって、お互いに少しだけ優しくなれる人間ドラマの積み重ねが好きだ。
- はやせ淳先生の描く、おかずの脂のツヤやご飯のふっくら感など、しずる感あふれる料理の作画が好きだ。一口ごとの味の説明もあって、読んでいると同じお弁当を食べているような気持ちになってくる。
- 読み終えるたびに前向きな気持ちになれる悪意のない穏やかな世界観がいい。ギスギスした事件もなく、駅弁と鉄道のロマン、人の温かさで心がじんわりと洗われていく。
悪い感想・レビュー
- 妻から贈られた一人旅なのに旅先で別の若い女性とずっと二人旅になる、ご都合主義なハーレム展開に少し冷めた。やましいことはないにしても、妻を思うとなんかモヤモヤする。
- 料理や名所の歴史を説明するセリフが、ガイドブックを読み上げているような説明口調でわざとらしく感じる。もっと自然な会話の流れで情報が入ってくると嬉しかった。
- 画風が古いのは好きだが、ご飯の米粒が異様に大きく描かれるなど料理描写の一部のデフォルメが気になった。もっとリアルな食事シーンで見てみたかった。
- ひたすら各地を移動して駅弁を食べるオムニバス形式なので、中盤からパターンがワンパターンになる。長く読み続けていると飽きてくるのはしょうがないけど。
- 大介がおせっかいすぎて、他人の事情に首を突っ込みすぎるのが少し鼻についた。しかも毎回都合よくうまくいくので、後半はご都合主義が少し気になってしまった。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
実在する名物駅弁がどれも美味しそうで、駅弁と沿線の描写の細かさに毎度ワクワクする。現地のローカル線や車窓のディテールもきちんと取材されていて、読むだけで旅に出たくなる。
妻から贈られた一人旅なのに旅先で別の若い女性とずっと二人旅になる、ご都合主義なハーレム展開に少し冷めた。やましいことはないにしても、妻を思うとなんかモヤモヤする。
ローカル線や秘境駅のコアな情報まで、実用的な旅ガイドとしても読めるのが楽しい。旅の計画を立てるときに役立つので、鉄道好きなら手放せない一冊だ。
料理や名所の歴史を説明するセリフが、ガイドブックを読み上げているような説明口調でわざとらしく感じる。もっと自然な会話の流れで情報が入ってくると嬉しかった。
大介が旅先で出会う人々との人情劇がいい。寅さん映画のような懐かしい温もりがあって、お互いに少しだけ優しくなれる人間ドラマの積み重ねが好きだ。
画風が古いのは好きだが、ご飯の米粒が異様に大きく描かれるなど料理描写の一部のデフォルメが気になった。もっとリアルな食事シーンで見てみたかった。
はやせ淳先生の描く、おかずの脂のツヤやご飯のふっくら感など、しずる感あふれる料理の作画が好きだ。一口ごとの味の説明もあって、読んでいると同じお弁当を食べているような気持ちになってくる。
ひたすら各地を移動して駅弁を食べるオムニバス形式なので、中盤からパターンがワンパターンになる。長く読み続けていると飽きてくるのはしょうがないけど。
読み終えるたびに前向きな気持ちになれる悪意のない穏やかな世界観がいい。ギスギスした事件もなく、駅弁と鉄道のロマン、人の温かさで心がじんわりと洗われていく。
大介がおせっかいすぎて、他人の事情に首を突っ込みすぎるのが少し鼻についた。しかも毎回都合よくうまくいくので、後半はご都合主義が少し気になってしまった。





