漫画よしあし10巻以上の漫画レビュー専門サイト
レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

神さま学校の落ちこぼれ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

神さま学校の落ちこぼれ

神さま学校の落ちこぼれ

マークダウンで表示

著者: 赤瓦もどむ日向夏

連載: 花とゆめ

ジャンル: ファンタジー少女漫画学園

評価: 8.8/10

あらすじ

普通の現代日本。ただ一つ違うのは、超能力「神通力」を操る神さまが当たり前にいること。陽美谷ナギに届いたのは、神通力エリート校「惟神学園」の合格通知。けれど彼女には何の力もなく、落ちこぼれとして学園生活が始まる。実は秘めていたのは、あらゆる神通力も電波も遮断してしまう特異な力。神隠しに遭った双子の兄、錆びついた実家の神社、江道大社にひそむ闇。明るく前向きなナギが、ボッチスタンプラリーで笑わせ、散りばめられた伏線をひとつずつ手繰り寄せていく。胸きゅんも笑いも詰まった、『薬屋のひとりごと』原作者・日向夏の和風スピリチュアル学園ファンタジー!

読む前に確認したい相性

向いている人

  • 落ちこぼれだった主人公が自分の力に気付き前へ進む、ひたむきな成長物語に勇気をもらいたい人
  • 不器用ながら絶対的な信頼で結ばれた二人の切ない絆に、胸を熱くしながら読み進めたいと思う人
  • 神々しいデザインと繊細な作画で描かれる、作り込まれた和風ファンタジーの世界にじっくり浸りたい人

向いていない人

  • 王道で先の展開が読みやすいので、予想を裏切るダークで衝撃的な筋立てを強く求めて読みたい人
  • 主人公と相手役に焦点が集まるため、多くの人物を均等に描く群像劇としての広がりを期待する人
  • 設定や能力がやや複雑なので、すぐ世界観に入り込める手軽さを最優先に作品を選びたいと考える人

良い感想・レビュー

  1. 「「実はすごい能力者でした」のオチだろうとスルーしていたら、予想できる展開なのに止まれない面白さで気づけば大人買い。最後まで一気に読んでしまいました。
  2. 最初からたくさんの伏線が散りばめられていて、色んな事件を巻き込みながらしっかり納得のいく伏線回収。胸きゅんも笑いも感動もあって、時間を忘れて一気読みでした。
  3. 明るくて前向きで力持ちで優しいナギちゃんを、自然と応援したくなります。みるるちゃんの自由さがいいし、面倒見のいいモナカ姐さんもかっこよくて好きでした。
  4. ナギと月読命の最初のシーンが面白すぎました。ボッチスタンプラリーには声を出して笑ったし、面白かわいいみるるも好き。ナギの心理描写が今回すごく良かったです。
  5. 完全なファンタジーかと思いきや、舞台は一応現代で能力者もの。思っていたのと違ったけれど面白くて、漫画を読んだら原作小説まで一気買いしてしまいました。

悪い感想・レビュー

  1. 一話目はそこまで続きが気になりませんでした。2巻3巻と進むごとに面白くなるタイプで、小説と合わせて読むとより楽しめます。漫画3巻でやっと小説1巻分に追いついた感覚でした。
  2. 人を神さま呼びする設定に最初は違和感がありました。「烏滸がましいわ」と思ったほどで、そこを乗り越えるまでは入り込めなかったです。乗り越えたらハマりました。
  3. ナギは元気で前向きな王道主人公でいいんですが、家族の描写が少し引っかかりました。引きこもりの兄を放って両親がほぼ不在で、ネグレクト気味では、と感じます。
  4. 進みがゆっくりで、のらくら展開しているなと思っていました。ラストでちゃんと盛り上げて起承転結にはなるものの、もう少しテンポが速ければと感じました。
  5. おばあちゃんがナギを救い出せず3回繰り返す年表が、ひたすら辛かったです。同じ結末が三度続くのを見せられて、読んでいて気持ちが重くなってしまいました。

同じジャンルの漫画