レビュー著者: 漫画よしあし
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神さま学校の落ちこぼれ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
良い所
- ナギのひたむきで健気な姿に勇気をもらいました。落ちこぼれだった彼女が、少しずつ自分の力に気付いて必死に前へ進んでいく過程がとても丁寧に描かれていて、何度も泣いてしまいました。
- ツクヨミ様とナギの絆に完全にやられました。不器用だけど絶対的な信頼で結ばれている二人の関係性が本当に素敵で、読んでいて胸が熱くなるような切ない展開がたまらなく好きです。
- 赤瓦もどむ先生の圧倒的に美しくて繊細な作画に一瞬で引き込まれました。神様たちの神々しいデザインや、和風ファンタジーとしての作り込まれた世界観が見事で、ページをめくるのが楽しいです。
- ファンタジー要素と学園モノのバランスが絶妙で、続きが気になって一気に最新巻まで読んでしまいました。キャラクターたちの感情の揺れ動きがリアルで、全員を応援したくなる魅力があります。
- 私は普段あまり少女漫画を読まないのですが、王道でありながらもしっかりと読ませる重厚なストーリー構成に感動しました。試練を乗り越えていく主人公の成長から目が離せない傑作です。
悪い所
- ナギが健気すぎるあまり、自己犠牲的な行動をとるのが時々見ていて辛くなります。もう少し彼女自身が報われて、素直に幸せを感じられる展開を増やしてほしいと願ってしまいます。
- 一部の神さまたちのデザインや設定が少し複雑で、名前と能力を覚えるのに苦労しました。もう少し能力バトル的な要素や相関図を分かりやすく整理してくれると、より入り込みやすいと思います。
- 王道な展開であるがゆえに、少し先の展開が読めてしまって物足りなさを感じる部分がありました。もっと読者の予想を裏切るような、ダークで衝撃的なシリアス展開も見てみたい気がします。
- ツクヨミ様が魅力的すぎるためか、他の生徒やキャラクターの存在感が少し薄く感じてしまうのが惜しいです。もっと群像劇のように、周囲の人間関係にスポットライトを当ててほしいです。
- 学園モノの設定の割には、学校の授業や日常的な行事の描写が少なくて、少し背景がスカスカに感じてしまいました。ファンタジー世界ならではの平和な学園生活の様子をもっと読みたいです。





