レビュー著者: 漫画よしあし
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ワンパンマン の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ワンパンマン
連載: となりのヤングジャンプ
評価: 9.4/10
あらすじ
「趣味でヒーローを始めた男」サイタマ。過酷な特訓の末に、どんな強敵もワンパン(一撃)で倒してしまう圧倒的な力を手に入れた彼は、あまりの強さに戦いの緊張感を失い、「最強ゆえの虚無」の中にいた。そんな彼の前に現れる、サイボーグの弟子ジェノス、ヒーロー協会の超個性派たち、そして人類を脅かす最凶の怪人たち。村田雄介が神がかった圧倒的画力で描き出す、規格外のアクションとシュールな笑いが融合した唯一無二の世界。最強の男が失った「熱」を取り戻す日は来るのか?一撃必殺の快感と、ヒーローの定義を問い直す感動が交錯する、新時代のヒーロー・エンターテインメント、開幕!
良い所
- 村田先生の画力が凄すぎて、もはや漫画の域を超えたアニメーションを見ているような迫力でした!サイタマの淡々とした性格と、時折見せる『マジ殴り』のギャップに僕の心も撃ち抜かれました。最高の軍記物です!
- 強すぎて虚無を感じている主人公、という設定が斬新で一気に引き込まれました。敵がどんなに絶望的に強くても、サイタマが来れば安心という信頼感が凄まじい。僕にとって最高のストレス解消漫画です!
- ギャグのキレが抜群なのに、締めるところはしっかり熱い!S級ヒーローたちがボロボロになりながら戦う姿には何度も胸が熱くなったし、その後のサイタマの一撃の重みが際立ちます。まさに唯一無二の作品ですね。
- ONE先生の練り込まれたストーリーと、村田先生の超絶作画が合わさってもう無敵な面白さ。ジェノスやガロウなど脇役も魅力的すぎて、私自身の人生で一番ハマっている漫画。読むたびに語彙力が消えるくらい、映像美ならぬ作画美に圧倒される傑作です!
- ただの無双系ではなく、組織の中での振る舞いや政治的な駆け引きがリアルに描かれているのがたまらない!社畜精神全開で理不尽に抗うサイタマを応援せずにはいられないし、読後の満足感が半端ない名作です!
悪い所
- 物語の盛り上がりが凄い分、ガロウ編がかなり長くて、完結するまで少し待たされて疲れてしまいました。サイタマがなかなか出てこない時期は、私としてはちょっと寂しくて読み進めるのがしんどかったです。
- 連載版の『描き直し』が多すぎて、以前の展開を気に入っていた僕としては少し混乱してしまいました。最高の形を目指すのは分かりますが、単行本化を待つのも一苦労で、少しもどかしい気持ちになります。
- 怪人たちの設定やサイドストーリーが膨大になりすぎて、初期のようなシンプルでシュールな笑いが減ってしまった気がします。僕としては、もっとサイタマの日常やボケが見たかったんですけどね…。
- あまりの作画の緻密さに圧倒されますが、その分1冊あたりの密度が凄すぎて読むのに体力を使います。サクッと気楽に読みたい気分の時は、情報の多さに少し頭がパンクしそうになってしまうこともありました。
- サイタマがあまりに最強すぎて、サブキャラたちの苦戦が茶番に見えてしまうことが稀にあります。応援しているキャラが絶望的な状況なのに、結末が分かっている寂しさを私は少し感じてしまいました。




