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最終更新日:

ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~

ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~

著者: ハシモト松駒

連載: 月刊コミックジーン

ジャンル: 日常コメディ

評価: 8.5/10

あらすじ

「お客様は神様だろうが!」「神は死んだ」——深夜のコンビニに現れた、接客業の常識を覆すさとり世代の大型新人・ニーチェ先生。松駒(原作)とハシモト(作画)がTwitterの実話を基に描く、抱腹絶倒のコンビニコメディ。理不尽なクレーマーを哲学的な論破で撃退し、先輩バイトの松駒くんを絶望の淵に突き落とす。働くすべての人が共感し、笑って癒やされる深夜のバイブル。

良い所

  • クレーマーに対するニーチェ先生の切り返しが鮮やかすぎて、接客業経験者としては「よく言ってくれた!」とスカッとします。理不尽な怒りを笑いに変えてくれる最高のストレス解消漫画です。
  • ニーチェ先生の突拍子もない言動に対する、先輩・松駒くんのキレッキレのツッコミが秀逸です。この二人の掛け合いのテンポの良さが、作品の面白さの核になっています。
  • 店長や他のバイト仲間(宝くじ先輩など)も負けず劣らずの強烈な個性を持っていて、深夜のコンビニという閉鎖空間で巻き起こるカオスな状況に毎回腹を抱えて笑っています。
  • Twitter発の実話エピソードがベースになっているため、「こんな客いるいる!」という共感度が高く、接客業の闇をシュールな笑いに昇華している手腕が見事です。
  • 一話完結型のショートギャグ形式なので、少し空いた時間や疲れて帰ってきた夜にサクッと読めて、確実に笑顔にさせてくれるという安心感があります。

悪い所

  • ニーチェ先生の言動が接客業として「ありえない」レベルのため、マジメに働いている人や倫理観を重視する人からは、「いくらギャグでもこれは不快だ」と感じられる部分があるかもしれません。
  • 基本的に「変な客が来る」→「ニーチェ先生が撃退する(またはカオスになる)」というパターンの繰り返しなので、長巻を一気に読むとマンネリを感じやすいです。
  • 松駒くんのツッコミの語彙が豊富で面白い反面、少しネットスラングやオタク用語が多用されるため、そのノリについていけない読者には少し寒く感じられる可能性があります。
  • ギャグの勢いに全振りしている作品なので、キャラクターの深い内面や感動的なストーリー展開を求める人には、内容が薄いと感じられてしまうでしょう。
  • 一部の実話ベースのエピソードが、現実の迷惑客のリアルさを生々しく伝えているため、人によっては笑う前に「うわぁ…」と引いてしまうことがあるかもしれません。

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