レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
リィンカーネーションの花弁 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
リィンカーネーションの花弁
著者: 小西幹久
連載: MAGCOMI/月刊コミックブレイド/月刊コミックガーデン
ジャンル: バトルアクション/異能バトル/ダークファンタジー
評価: 8/10
あらすじ
優秀な兄と比べられ、何の取り柄もない「無才」だと思い込んで生きてきた高校生・扇寺東耶。ある日、前世の才能を引き出す謎の刃「輪廻の枝」の存在を知る。自らの首を斬れば、前世が持っていた異能が目覚める。クラスメイトの少女が宮本武蔵の力で殺人鬼と斬り合う姿を目にした東耶は、才能への渇きに耐えきれず自分の喉を裂き、大泥棒・石川五右衛門の「強奪」を手にする。歴史上の偉人たちの狂気と生き様がそのまま能力に宿り、才能を奪い合う者たちの戦いが加速していく。劣等感を抱えた少年が壮大な偉人大戦の渦へ身を投じる、中二心を撃ち抜く異能バトル!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 歴史上の偉人の才能が現代に能力として蘇るというひねりの効いた設定に、素直にわくわくできる人
- 能力発動時の構図やエフェクトが格好よく決まる、スタイリッシュな作画の戦闘シーンが好きな人
- 借り物の才能とどう向き合うかという、登場人物の精神的な葛藤と成長をじっくり読みたい人
向いていない人
- 自らの喉を切って覚醒するような残酷でグロテスクな描写が、生理的にどうしても苦手な人
- 才能の覚醒に関する条件やルールがやや複雑なので、設定の把握に手間取ると疲れてしまう人
- モチーフの歴史上の人物に対して、史実に近いイメージをそのまま重ねて読みたいと思う人
良い感想・レビュー
- 才能をよこせと半ば正気を失ったキャラたちが、この漫画の一番の肝だと思う。前世の力を得るたび言動がどこか壊れていく描き方にゾクッとした。私まで才能が欲しくなる引力があった。
- 前世の偉人の力を自分の体に宿して戦うという切り口が新しくて、一気に引き込まれました。選ばれる偉人がマニアックで、能力の解釈もいちいち凝っていて、少年心をくすぐられます。
- 画力が高くてアクションのスピード感がすごく、何度も読み返しました。偉人の生き様や狂気がキャラの言動ににじむのがたまらなくて、戦うたび背筋がゾクゾクします。
- ただ力をぶつけ合うのではなく、互いの能力の隙や弱点を突き合う頭脳戦の緊張感が毎回濃くて楽しいです。歴史の偉人が思わぬ形で能力になっていて、次は誰が出るのかとワクワクしました。
- お祭り騒ぎの偉人バトルで終わらず、才能への渇きや劣等感という心の痛みが深く掘られているのが刺さった。キャラの葛藤や絆まで丁寧で、読むたびに胸が熱くなったよ。
悪い感想・レビュー
- とにかくキャラの数が多すぎて、名前と能力を覚えるだけで一苦労でした。物語が世界規模の抗争へ膨らむうちに、初期の学園異能バトルらしい手軽な面白さが消えて、置いてけぼりにされた気分です。
- 設定がインフレしすぎていて、話の筋を追うのがかなりややこしいです。色々な設定が噛み合っていない気がしますし、兄と別のキャラの髪型が似すぎて見分けづらいのも地味にストレスでした。
- 中二病設定のバトル漫画として楽しめますが、話が今ひとつ進まず、全体的に展開がごちゃついて頭に入りづらいです。肝心の主人公の影がどうも薄いのも、ずっと気になってしまいました。
- 異能バトルのアイデアは面白いのに、サイケな色使いや自分の首を掻き切る残虐描写にはどうしても抵抗があった。バトル中の解説を読み込まないと今何が起きているのか掴めないのもつらい。
- コンプレックスを拗らせた末に他人の才能を奪いまくろうとする主人公がイタくて、乗り切れませんでした。地面から棘を出したり武器を生んだり、もはや才能の域を超えた能力にも説得力を感じにくいです。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
才能をよこせと半ば正気を失ったキャラたちが、この漫画の一番の肝だと思う。前世の力を得るたび言動がどこか壊れていく描き方にゾクッとした。私まで才能が欲しくなる引力があった。
とにかくキャラの数が多すぎて、名前と能力を覚えるだけで一苦労でした。物語が世界規模の抗争へ膨らむうちに、初期の学園異能バトルらしい手軽な面白さが消えて、置いてけぼりにされた気分です。
前世の偉人の力を自分の体に宿して戦うという切り口が新しくて、一気に引き込まれました。選ばれる偉人がマニアックで、能力の解釈もいちいち凝っていて、少年心をくすぐられます。
設定がインフレしすぎていて、話の筋を追うのがかなりややこしいです。色々な設定が噛み合っていない気がしますし、兄と別のキャラの髪型が似すぎて見分けづらいのも地味にストレスでした。
画力が高くてアクションのスピード感がすごく、何度も読み返しました。偉人の生き様や狂気がキャラの言動ににじむのがたまらなくて、戦うたび背筋がゾクゾクします。
中二病設定のバトル漫画として楽しめますが、話が今ひとつ進まず、全体的に展開がごちゃついて頭に入りづらいです。肝心の主人公の影がどうも薄いのも、ずっと気になってしまいました。
ただ力をぶつけ合うのではなく、互いの能力の隙や弱点を突き合う頭脳戦の緊張感が毎回濃くて楽しいです。歴史の偉人が思わぬ形で能力になっていて、次は誰が出るのかとワクワクしました。
異能バトルのアイデアは面白いのに、サイケな色使いや自分の首を掻き切る残虐描写にはどうしても抵抗があった。バトル中の解説を読み込まないと今何が起きているのか掴めないのもつらい。
お祭り騒ぎの偉人バトルで終わらず、才能への渇きや劣等感という心の痛みが深く掘られているのが刺さった。キャラの葛藤や絆まで丁寧で、読むたびに胸が熱くなったよ。
コンプレックスを拗らせた末に他人の才能を奪いまくろうとする主人公がイタくて、乗り切れませんでした。地面から棘を出したり武器を生んだり、もはや才能の域を超えた能力にも説得力を感じにくいです。





