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最終更新日:

リィンカーネーションの花弁 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

リィンカーネーションの花弁

リィンカーネーションの花弁

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著者: 小西幹久

連載: MAGCOMI/月刊コミックガーデン

ジャンル: バトルダークファンタジー

評価: 8.2/10

あらすじ

自分の才能に絶望する少年・東寺郎。彼はある日、前世の才能を引き出す「廻り者の枝」を手に入れる。それは、自分の喉を切り裂くことで過去の偉人や犯罪者の才能を覚醒させる禁断の儀式だった!?宮本武蔵、ニュートン、切り裂きジャック。歴史上の天才たちの力が現代でぶつかり合う。小西幹久が贈る、才能と宿命が交錯する、超絶異能バトルアクションが開幕!

良い所

  • 「歴史上の偉人の才能を引き出す」という設定が非常にワクワクします!ニュートンの重力操作や武蔵の剣技など、史実に基づいた能力の解釈が独創的で、次は誰が登場するのかと毎回楽しみで仕方がありません。
  • 喉を切り裂くというショッキングな覚醒の儀式が、この作品のダークな世界観を象徴していて引き込まれます。才能を持たない凡人が、狂気を受け入れてまで「何者か」になろうとする葛藤が丁寧に描かれていて秀逸です。
  • 作画が非常にスタイリッシュで、能力発動時のエフェクトや戦闘シーンの構図が最高に格好良いです。偉人同士の、本来ならあり得ない夢の対決が圧倒的な迫力で描かれていて、アクション漫画としての満足度が非常に高いです。
  • 「善の偉人」だけでなく「悪の犯罪者」の才能も登場し、正義と悪の境界線が曖昧な戦いが展開されるのが面白いです。切り裂きジャックの能力の不気味さなど、ホラー的な演出も効いていて、物語に深みがあります。
  • 自分の才能に絶望していた主人公が、偉人の力という「借り物」の才能とどう向き合っていくのか。その精神的な成長や自己探求のプロセスが熱く描かれていて、単なる異能バトルに留まらない魅力がある素晴らしい作品です。

悪い所

  • 喉を切るという覚醒シーンが非常に残酷でエグいため、グロテスクな描写が苦手な人にはかなり厳しい内容だと思いました。世界観の演出としては効果的ですが、生理的な嫌悪感を強く感じてしまう場面があります。
  • 登場する偉人が非常に多いため、一部のキャラクターの使い捨て感が否めない時期がありました。せっかく魅力的な才能を持ったキャラが、あっさりと退場してしまうのがもったいないなと感じることが多かったです。
  • 物語の設定が少し複雑で、「才能の覚醒」のルールや条件を把握するのに少し時間がかかりました。もっとシンプルに、能力バトルとしての面白さに集中できるような構成の方が、個人的には好みでした。
  • 中盤以降、パワーバランスが急激に崩れてしまい、初期の頭脳的な能力バトルの良さが薄れてしまった気がします。圧倒的な力で押し切るような展開が増えたのは、少し残念なポイントかなと感じました。
  • 歴史上の偉人をモチーフにしている分、史実のイメージと異なるキャラクター造形に違和感を覚えることがありました。創作としての自由度は認めますが、もう少し偉人の本質を突いた能力や性格付けが欲しかったです。

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