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ダークギャザリング の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ダークギャザリング
著者: 近藤憲一
連載: ジャンプスクエア
評価: 9/10
あらすじ
霊媒体質の大学生・幻燈河螢多朗は、過去に霊障で幼なじみを巻き込み引きこもり生活を送っていた。社会復帰のため家庭教師を始めた彼は、母親を悪霊“空亡”に奪われた少女・寶月夜宵と出会う。夜宵は螢多朗の引き寄せ体質を利用し、危険な心霊スポットを巡って悪霊を捕獲し力を蓄えていた。呪いを解くため、そして夜宵の目的を果たすため、二人は命懸けの怪異との戦いに挑む。
良い所
- 怪異や心霊スポットの描写がリアルで、背筋が凍るような恐怖感が味わえる。
- 夜宵と螢多朗の関係性が物語を通して変化していく過程が面白い。
- バトルとホラーのバランスが良く、緊張感が途切れない展開が続く。
- 作画の迫力が抜群で、特に悪霊の造形が印象的。
- 伏線が巧みに張られており、読み進めるほど謎が深まっていく。
悪い所
- グロテスクな描写が多く、苦手な人にはきつい場面がある。
- 専門用語や設定が多く、序盤は理解するのに時間がかかる。
- 展開が重く、息抜きとなる軽いシーンが少ない。
- 登場人物が多く、関係性を把握するのが難しい部分がある。
- 一部のエピソードはテンポが遅く感じられることがある。




