最終更新日:

Thisコミュニケーション の感想と評価(良いところ、悪いところ)

Thisコミュニケーション

Thisコミュニケーション

著者: 六内円栄

連載: コミックDAYS

SFサスペンス

評価: 8.8/10

あらすじ

人類が突如現れた異形生命体“怪物”によって滅亡の危機に瀕する世界。怪物を倒せるのは、特殊な能力を持つ“コミュニケーター”だけ。少女・ミナトは、感情を持たない少年・カナメとコンビを組み、怪物討伐の任務に挑む。互いに心を開けないまま、命懸けの戦いと不器用な交流を重ねる二人は、やがて人類の存亡を左右する選択に迫られる。

良い所

  • 怪物との戦闘描写が緊迫感に満ちていて迫力がある。
  • 主人公二人の距離感が少しずつ変化していく過程が丁寧。
  • 設定が独創的で、世界観にすぐ引き込まれる。
  • セリフや間の使い方が巧みで心理描写が深い。
  • 伏線の張り方が上手く、次の展開が気になる構成。

悪い所

  • 専門用語や設定説明が多く、序盤は理解しづらい。
  • 物語の進行がゆっくりで、テンポを求める人には合わない。
  • 登場人物の背景が断片的で、感情移入しづらい場面がある。
  • 戦闘シーンが多く、日常描写が少ないため緩急に欠ける。
  • 暗い雰囲気が続き、軽い話を好む読者には向かない。

同じジャンルの漫画

該当作品はありません。