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ガチアクタ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ガチアクタ

ガチアクタ

著者: 晏童秀吉/裏那圭

連載: 週刊少年マガジン

アクションダークファンタジー

評価: 9/10

あらすじ

犯罪者の子孫たちが集められたスラム街で暮らす青年・ルドは、差別を受けながらも仲間と共にゴミを拾って生計を立てていた。ある日、身に覚えのない罪を着せられ、恐怖の地「奈落」へと落とされる。そこで出会った“掃除屋”エンジンとの邂逅をきっかけに、ルドは物に命を与え力を引き出す能力を覚醒させる。腐敗した世界を変えるため、常識や権力、差別に立ち向かう壮絶な戦いが始まる。

良い所

  • スラム街や奈落の描写が緻密で、世界観に強く引き込まれる。
  • 物に命を与えるという能力設定が斬新で、バトル展開に独自性がある。
  • アクションシーンの迫力とスピード感が抜群で、ページをめくる手が止まらない。
  • 主人公ルドの芯の強さと成長がしっかり描かれていて感情移入できる。
  • 差別や格差といった社会的テーマが物語に深みを与えている。

悪い所

  • 序盤から設定や用語が多く、世界観に慣れるまで時間がかかる。
  • 暴力描写やグロテスクなシーンが多く、人を選ぶ内容になっている。
  • 展開が重くシリアス一辺倒で、息抜きとなる場面が少ない。
  • 主人公が強くなっていく過程が早く、緊張感が薄れる部分がある。
  • 脇役の掘り下げが浅く、魅力を十分に引き出せていないキャラもいる。

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