レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
ゴッドハンド輝 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ゴッドハンド輝
著者: 山本航暉
連載: 週刊少年マガジン
評価: 8.3/10
あらすじ
胸にある父の手形が輝く時、奇跡が起きる!新米外科医・真東輝(テル)は、普段はドジで失敗ばかりだが、患者を想う心は誰よりも熱く、一度も患者の死に立ち会ったことがない「絶対的天運」を持っていた。彼が勤務する安田記念病院、通称「ヴァルハラ」には、院長の安田潤司をはじめとする天才的な凄腕医師たちが集結している。テルは個性豊かな先輩やライバルたちに囲まれながら、様々な難病や命の危機に立ち向かい、時に神がかった技術「ゴッドハンド」を発揮して奇跡を起こしていく。生命の尊さと真っ直ぐに向き合い、未熟な青年が周囲に支えられながら本物の名医へと成長していく姿を描いた、熱い感動に満ちた大作医療ドラマ。
良い所
- 主人公の輝は普段はドジで頼りないですが、患者を救いたいという想いは誰よりも強く、いざという時に見せる神がかった手さばきに圧倒されます。彼の誠実な姿に胸が熱くなる素晴らしい医療漫画です。
- 連載当時に読んでいて、久しぶりに全巻読み返しました。単なる手術の凄さだけでなく、彼を取り巻く家族や同僚との温かい絆が描かれていて、親の立場になった今読むとさらに心に響く名作です。
- 輝の真っ直ぐな性格と、患者のために絶対に諦めない姿勢に何度も感動して泣かされました。彼を支える安田記念病院の個性豊かなドクターたちとのチームワークも最高で、一気に読み進めてしまいます。
- 手術シーンの緊迫感と、日常パートでのコミカルなやり取りのバランスが絶妙で飽きません。ライバルたちと切磋琢磨しながら一人前の外科医へと成長していく王道のストーリー展開にワクワクが止まりません。
- 光介パパの過去や輝の幼少期が明かされるエピソードは涙なしでは読めませんでした。命の尊さや普遍的な家族の愛を丁寧に描いていて、私にとって人生の教科書のようなかけがえのない大切な作品です。
悪い所
- 命の危機に瀕した時に胸の手形が光って超絶テクニックを発揮するという設定が、医療漫画としてはファンタジーすぎて少し冷めてしまいました。もう少し現実的な医療のリアリティを求めていました。
- 全62巻と非常に長く、後半になるにつれて似たような手術の展開や奇跡の連発が少しマンネリ化してしまったように感じます。もう少しコンパクトにまとまっていた方が作品のテンポが良かった気がします。
- キャラクターの感情表現が少し大げさで、特に輝の普段のドジっぷりやオーバーリアクションが読んでいて少し鬱陶しく感じることがありました。もう少し落ち着いた雰囲気の医療ドラマを期待していました。
- 主人公が絶対に患者を死なせないという絶対的天運を持っているため、どんなに絶望的な状況でもどうせ助かるんだろうなと先が読めてしまい、中盤以降は手術シーンの緊迫感があまり感じられませんでした。
- 安田記念病院に集まる医者たちがみんな凄腕の天才ばかりで、リアリティに欠けます。現実の医療現場にあるような生々しい問題や泥臭い描写が少なく、ご都合主義で綺麗事に感じてしまう瞬間が多々ありました。
同じジャンルの漫画
該当作品はありません。
