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レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

ゴッドハンド輝 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ゴッドハンド輝

ゴッドハンド輝

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著者: 天碕莞爾山本航暉

連載: 週刊少年マガジン

ジャンル: 医療少年漫画ヒューマンドラマ日常

評価: 8.9/10

あらすじ

幼い頃、航空機事故から伝説の外科医である父・真東光介の手によって命を救われ、自らの胸に奇跡の『手形(キズ)』を刻まれた新米外科医・真東輝。彼が赴任したのは、名医たちが集う安田記念病院、通称『ヴァルハラ(神々の座す処)』。テルが執刀した手術では『絶対に患者を死なせない』という驚異の天運のもと、冷徹な指導医・北見や、ライバルの四宮らと切磋琢磨しながら、奇跡のオペを成し遂げていく!鼻血の正しい止め方など、日常で役立つ実践的な医療豆知識を交え、熱く、コミカルに、そして圧倒的な安心感で生命の尊さを描き切る。10年間の連載を駆け抜けた、最高峰の王道医療サクセスストーリー!

良い所

  • 私はテルの「執刀した手術では絶対に患者を死なせない」という圧倒的な天運と、胸の手形が疼いて覚醒する王道のカタルシスが大好き。医療モノなのに鬱展開がなく、安心して彼の成長を応援できるのが最高。
  • 作中で紹介される、「正しい鼻血の止め方」や「しゃっくりの止め方」といった日常で即役立つ救急処置の豆知識が本当にためになる。ただのフィクションじゃなく、実用書としても機能する最高の医療漫画だね。
  • 安田記念病院、通称「ヴァルハラ」の個性豊かな天才医師たちの、患者を救うためだけに命を懸ける高潔なプロ意識に胸が熱くなる。お互いに技術を競い、認め合っていくドクターたちの熱い群像劇に痺れる。
  • 2020年に短期集中連載された『沈黙のコロナ2020』で、最前線で闘うヴァルハラの医師たちのリアルな葛藤と使命感に涙が止まらなかった。時代に寄り添い、医療従事者への最大のリスペクトを込めた名作。
  • テルとライバルの四宮が、お互いの限界を何度も超えていくライバル関係の描き方が本当に熱い!特に四宮がテルの「絶対に諦めない姿勢」に影響され、天才から本物の名医へと変わっていく過程は感動モノ。

悪い所

  • テルの「患者を絶対に死なせない設定」や、手術中に胸の手形が赤く光って覚醒するようなファンタジーなギミックが、僕にはオカルトすぎた。もっとリアリティのある、泥臭く地味な医療現場のドラマが見たかった。
  • 難病の急患が来る、テルが慌てるが胸の手形が疼いて覚醒、奇跡のオペで救うというお決まりの黄金パターンが全62巻にわたって続いていくので、一気読みすると流石にワンパターンに感じてマンネリになる。
  • 物語の中盤以降から始まる巨大医療グループ「四瑛会」との合併・派閥闘争が長引く展開が、少し退屈だった。初期の安田記念病院でのアットホームな救急救命や、個々の患者の日常をじっくり見たかったのが本音。
  • 医療的な説明台詞や手術の解説図、専門的な解剖図のテキスト量がかなり多めで、サクサクと絵のテンポで読みたい僕には少し理屈っぽく感じた。専門用語が多くて、頭が追いつかなくなる回が時々あるのが難点。
  • テルが完璧に「神の手」として成長して以降、初期にあったような新米医師としての迷いや失敗、精神的な泥臭い葛藤があまり見られなくなったのが少し寂しい。少し超人になりすぎていて、冷めてしまう瞬間がある。

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