レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

K2 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

K2

K2

著者: 真船一雄

連載: コミックDAYS/イブニング

ジャンル: 医療ヒューマンドラマ青年マンガ

評価: 8.8/10

あらすじ

かつて「不世出の天才」と呼ばれた伝説の医師、ドクターK。彼がこの世を去って数年、山奥の無医村にはひっそりと「K」の系譜を受け継ぐ男、神代一人がいた。並外れた肉体と神業のメスを持つ彼は、村人たちを救いながら静かに生きていた。そんな彼の前に、先代Kのクローンとして生み出された少年・黒須一也が現れる。一人は一也を引き取り、彼を本物の「スーパードクター」へと育て上げていく。最新の医療知識と奇跡のオペ、そして医療に真摯に向き合う人々の熱いドラマを描いた本格医療漫画。前作『スーパードクターK』から続く重厚な命の物語でありながら、笑いと涙が交差する最高峰のメディカルエンターテインメント!

良い所

  • 医療モノ特有の権力闘争などのドロドロした展開がなく、患者の命を救うことに真摯な人ばかりで本当に心が洗われます!一也が立派な医師へと成長していく姿に、親のような目線で毎回感動して泣いてしまいます。
  • 単話完結でテンポが良く、最新の医療技術も分かりやすく描かれていてすごく勉強になります。シリアスな手術シーンの合間に挟まれる、K一族の超人的な筋肉やちょっと笑えるトンチキ展開のバランスが絶妙で最高です。
  • 前作のスーパードクターKからの大ファンです!かつてのライバルや仲間たちが年を重ねて再登場する胸熱な展開に、ページをめくる手が止まりません。命の重さを真っ直ぐに伝えてくれる、私の人生のバイブルです。
  • SNSで話題になっていたので読み始めましたが、見事にハマってしまいました!絶望的な状況から神業のメスで奇跡を起こす爽快感と、患者や家族に寄り添う優しい言葉に、心が温かくなり生きる勇気をもらえます。
  • キャラクターたちが物語の中で実際に年を取り、それに伴って医療現場の課題も現代に合わせて変化していくのがリアルで面白いです。どのエピソードも外れがなく、人間ドラマの奥深さにぐいぐい引き込まれました。

悪い所

  • 医療漫画だと思って真面目に読んでいたのですが、主人公たちが車を持ち上げたりする超人的な身体能力を見せるシーンが多くて、時々これはギャグ漫画なのかな?と困惑してしまいました。少しリアリティに欠けます。
  • 手術中の描写がかなり本格的でリアルに描き込まれているので、血や内臓の生々しい表現が苦手な私には少しキツかったです。痛々しいシーンが続くこともあるため、そういうのがダメな人にはおすすめできません。
  • 前作を読んでいなくても楽しめると聞いて読み始めましたが、過去の因縁や昔からのキャラクターの関係性が分からないと置いてけぼりになる場面がありました。先に前作を読んでおくべきだったと少し後悔しています。
  • 巻数がとても多いので、途中からどうしても似たようなパターンの話や展開が繰り返されているように感じて中だるみしてしまいました。一気に読もうとすると少し飽きてしまうので、休み休み読むのがいいと思います。
  • 熱いドラマは好きなのですが、時々キャラクターのセリフが説教くさく感じてしまうことがありました。綺麗事で終わるエピソードも多く、もう少し医療現場の理不尽さやダークな面も見たかったなと感じてしまいます。

同じジャンルの漫画

該当作品はありません。