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憂国のモリアーティ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
良い所
- モリアーティを主人公に据えた視点が新鮮で、悪役の正義を描く構成に引き込まれた。
- 19世紀ロンドンの雰囲気が緻密に描かれていて、歴史的背景に没入できた。
- ウィリアムとホームズの知略戦が緊張感に満ちていて読み応えがあった。
- 作画が美麗でキャラクターの表情や衣装の描写が細かく、世界観に説得力があった。
- 社会問題をテーマにしているため、単なる推理漫画にとどまらず深みを感じた。
悪い所
- 専門用語や階級制度の説明が多く、テンポが遅く感じる部分があった。
- モリアーティの計画があまりに完璧すぎて、物語に緊張感が薄れる場面があった。
- ホームズの登場が遅く、期待していた対決まで時間がかかる印象を受けた。
- キャラクターの美形描写に偏りがあり、リアリティよりもスタイル重視に感じた。
- シリアス一辺倒で、長く読むと重苦しさが続き疲れることがあった。
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