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レッドリスト~警視庁組対三課PO~ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

レッドリスト~警視庁組対三課PO~

レッドリスト~警視庁組対三課PO~

著者: 神崎裕也

連載: 漫画ゴラク

ジャンル: 警察クライムサスペンスアクション

評価: 8.6/10

あらすじ

警視庁組対三課POに所属する刑事たちが、法の網をすり抜ける凶悪犯罪者を極秘リスト“レッドリスト”に基づき追い詰めていくクライムサスペンス。正義と違法捜査の狭間で揺れる現場のリアルと、人間の闇をえぐる展開が描かれる。

良い所

  • 警察組織の裏側を真正面から描いていて、一話ごとの緊張感がとにかく強い。
  • 主人公たちが正義だけで動かない点がリアルで、読んでいて背筋が寒くなる。
  • 犯罪描写が生々しく、社会の闇を突きつけられる感覚がクセになる。
  • テンポが良く、捜査とアクションが途切れず一気読みしてしまった。
  • 善悪が単純に割り切れないストーリー構成が非常に読み応えがある。

悪い所

  • 描写がかなり過激で、精神的に重く感じる回が多かった。
  • 専門用語や組織設定が多く、序盤は少し理解しづらかった。
  • キャラクターが多いため、人物関係を把握するまで時間がかかる。
  • 救いのない展開が続き、読後感が暗くなりやすい。
  • 勧善懲悪を期待すると、価値観を揺さぶられて戸惑う。

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