レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
テンカイチ 日本最強武芸者決定戦 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
テンカイチ 日本最強武芸者決定戦
連載: 月刊ヤングマガジン
評価: 9/10
あらすじ
天下統一を果たした織田信長が死の予感を覚えたとき、「この国を、最強の武芸者をもたらした者に与える」という衝撃の宣言を発した。各地の武将たちは名だたる剣豪・武芸者を掻き集め、史上最大の戦闘トーナメント「天下一」が幕を開ける。宮本武蔵、本多忠勝、前田慶次——歴史ファンが夢見てきた「あの武芸者とあの武芸者が戦ったら」を圧倒的な画力で真正面から描ききる。史実の逸話と個性に基づいた戦術が炸裂し、勝敗の行方は最後まで予測不能。トーナメントの熱狂に一度巻き込まれたら、続きが気になって止まらなくなる。歴史好きの心を鷲掴みにする血沸き肉躍る本格戦国武芸者決定戦!
良い所
- 華やかな作画と大胆で奇抜なキャラデザに一目で引き込まれました。武芸者たちそれぞれの戦い方が全然違うのに、どれも迫力満点で表現されているところに画力の凄さを感じます。
- 終末のワルキューレと似たやつかなと思ったけれど、個人的にはこちらの方が超えていると感じるくらい「この武芸者同士が戦ったら」という夢の対決を真剣に描ききっていると思います。
- 史実の武芸者たちの逸話やエピソードを踏まえながら、ケレン味たっぷりのトーナメント展開が自然に融合していて、歴史の勉強になりながらアツい戦いにもしっかり興奮できる稀有な作品です。
- 本多忠勝と宮本武蔵の決着シーンは伝説の武芸者にふさわしい熱すぎる展開で、思わず「うおー!」と声が出てしまったほど興奮しました。歴史ファンなら絶対に熱くなれる作品です。
- 歴史上の剣豪が一体誰が一番強いのかをトーナメントで決めるというコンセプトが読む前から興奮させてくれるのですが、実際に読むと戦闘の質が想像以上で大満足でした。
悪い所
- 最初の無料分は読んだのですが、続きを読みたいというテンションがあまり上がらないままで、1巻で読み止まってしまいました。同系統の作品が他にもあるので比べてしまいます。
- 歴史上の人物のトーナメントというコンセプトは面白いのですが、ルール設定の細部がいまいち整合していない気がして、読んでいて微妙な引っかかりを感じる場面が続きました。
- ストーリーがいまいちアガりません。強そうで魅力的なキャラクターが勝ち上がっていかないことが多くて、感情移入したキャラが負けてしまうたびにモヤモヤしてしまいました。
- 2巻まで読みましたが、荒唐無稽すぎる展開についていけなくて、次を見る気がどうしても起きませんでした。設定の奇抜さが面白さに繋がっていないと感じてしまいました。
- 武芸者たちの戦闘の激しさや迫力は十分なのですが、血しぶきや傷の描写がかなりグロくて、そういった描写が苦手な自分にとっては読み続けるのがなかなかつらかったです。




