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テンカイチ 日本最強武芸者決定戦 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

テンカイチ 日本最強武芸者決定戦

テンカイチ 日本最強武芸者決定戦

著者: あずま京太郎/中丸洋介

連載: 月刊ヤングマガジン

アクション時代劇

評価: 9/10

あらすじ

時は西暦1600年、織田信長が全国統一を果たしてから10年。死期を悟った信長は、自らの後継者を決めるため、日本最強の武芸者を決定する大会「テンカイチ」を開催すると宣言する。各地の武将たちは最強の武芸者を擁立し、国の覇権を賭けた代理戦争に挑む。槍の達人・本多忠勝、剣豪・宮本武蔵、忍者・風魔小太郎など、歴史に名を残す猛者たちが異種格闘戦を繰り広げる、熱き武芸者バトルロイヤルが幕を開ける。

良い所

  • 歴史上の武将や剣豪が異種格闘戦で戦うという設定が熱く、ワクワク感が途切れない。
  • 作画の迫力が圧倒的で、特に武器や技の描写が細かく臨場感がある。
  • 各キャラクターの戦闘スタイルや信念がしっかり描かれていて、試合ごとにドラマがある。
  • 史実をベースにしつつも大胆なアレンジが効いていて、先の読めない展開が面白い。
  • 試合の駆け引きや心理戦が巧みで、単なる力比べに終わらない深みがある。

悪い所

  • 登場人物が多く、初見では名前や背景を覚えるのが大変。
  • バトル描写が長く続くため、テンポが遅く感じる巻もある。
  • 流血や残酷な描写が多く、苦手な人にはきつい。
  • 史実との乖離が大きく、歴史的正確さを求める読者には合わない部分がある。
  • シリアスな場面でもやや過剰な演出が入り、好みが分かれる。

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