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ゴールデンカムイ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ゴールデンカムイ
著者: 野田サトル
連載: 週刊ヤングジャンプ
評価: 9.1/10
あらすじ
日露戦争で「不死身の杉元」と呼ばれた元兵士・杉元佐一は、戦友の妻の治療費を得るため北海道の金塊を探し始める。旅の途中でアイヌの少女アシㇼパと出会い、彼女と共に金塊の謎を追うことに。大自然の脅威、凶悪な脱獄囚、そして軍勢力が入り乱れる中、二人は生き抜きながら真実へと迫っていく。アイヌ文化や食文化も織り交ぜられた壮大なサバイバル冒険譚。
良い所
- アイヌ文化や食文化の描写が丁寧で、物語を楽しみながら学べるのが魅力的だった。
 - 杉元とアシㇼパのコンビが微笑ましく、シリアスな展開の中でも温かさを感じられた。
 - ギャグとシリアスの切り替えが絶妙で、緊張感と笑いのバランスが心地よかった。
 - 戦闘シーンの迫力が圧倒的で、ページをめくる手が止まらなかった。
 - 登場人物が皆個性的で、敵味方問わず魅力的に描かれていた。
 
悪い所
- 残虐な描写が多く、読むのに抵抗を感じる場面があった。
 - キャラクターが多すぎて、関係性を把握するのが難しかった。
 - ギャグが唐突に挟まれるため、シリアスな場面の緊張感が薄れることがあった。
 - ストーリーが複雑で、途中から追いかけるのが大変に感じた。
 - 終盤の展開が駆け足気味で、もっと丁寧に描いてほしかった。
 



