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茉莉花官吏伝~後宮女官、気まぐれ皇帝に見初められ~ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

茉莉花官吏伝~後宮女官、気まぐれ皇帝に見初められ~

茉莉花官吏伝~後宮女官、気まぐれ皇帝に見初められ~

著者: 石田リンネ/高瀬わか

連載: チャンピオンクロス/月刊プリンセス

歴史ファンタジー恋愛

評価: 8.6/10

あらすじ

後宮に仕える女官・茉莉花は、人よりも物覚えが良いという特技を持っていた。ある日、名家の子息のお見合い練習相手を引き受けた彼女の前に現れたのは、気まぐれな皇帝・珀陽だった。茉莉花の才覚を気に入った皇帝は、彼女を官吏として登用することを決める。後宮から始まる少女の出世物語と、皇帝との不思議な縁が織りなす中華宮廷ロマンスが展開していく。

良い所

  • 茉莉花の聡明さと素直さが魅力的で、読んでいて応援したくなった。
  • 後宮や官吏制度の描写が丁寧で、架空の中華世界に没入できた。
  • 皇帝との掛け合いがユーモラスで、シリアスとコメディのバランスが良かった。
  • 作画が繊細で衣装や建築の描写が美しく、世界観に説得力があった。
  • 女性が官吏として成長していく姿が新鮮で、物語に力強さを感じた。

悪い所

  • 展開がゆっくりで、物語の進行がもどかしく感じる部分があった。
  • 皇帝のキャラクターが気まぐれすぎて、感情移入しにくい場面があった。
  • 恋愛要素が控えめで、もっと濃く描いてほしいと思った。
  • 専門用語や制度の説明が多く、読みづらさを感じる箇所があった。
  • 脇役の描写が浅く、物語に厚みを持たせるには物足りなかった。

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