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茉莉花官吏伝~後宮女官、気まぐれ皇帝に見初められ~ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

茉莉花官吏伝~後宮女官、気まぐれ皇帝に見初められ~

茉莉花官吏伝~後宮女官、気まぐれ皇帝に見初められ~

著者: 石田リンネ高瀬わか凪かすみ

連載: 月刊プリンセス

ジャンル: ロマンスファンタジー歴史

評価: 8.7/10

あらすじ

ただの女官で終わるはずが、運命の歯車が回りだす。石田リンネ(原作)と高瀬わか(漫画)が華麗で緻密な筆致で描き出す、一度見たものは忘れない「超記憶力」を持つ平民の少女・茉莉花が、後宮で女官となり、気まぐれな皇帝・珀陽に見初められ、官吏としての才能を開花させていく傑作後宮立志伝。恋愛、陰謀、そして政治的な駆け引き。茉莉花の真摯な努力と、彼女を導く珀陽との程よい距離感。煌びやかな中華後宮を舞台に繰り広げられる、知略と勇気の物語。明日の自分を変えたいすべての人へ送る。心揺さぶる傑作ヒューマンドラマの歴史を塗り替える話題作!

良い所

  • とにかく茉莉花が賢くて可愛らしく、私、彼女が困難をその記憶力と努力で跳ね返していく姿に、最高にスカッとする素晴らしい没入感を味わいました。傑作です!
  • 皇帝・珀陽との掛け合いが非常にテンポ良く、私、二人の信頼関係が深まっていく過程に、ニヤニヤが止まらない素晴らしい多幸感を味わいました。最高の立志伝です。僕の一押し!
  • 後宮特有の陰謀劇が非常にスリリングで、僕、次の展開が気になりすぎて一気に全巻読み耽ってしまいました。これ以上に『読み応えのある』中華ファンタジーはありません。神漫画!
  • 絵のタッチが非常に美しく、衣装や背景の装飾が私、一コマ一コマから後宮の煌びやかさがダイレクトに伝わってくるようでした。僕にとってこれ以上に『センスが良い』漫画はありません。最高!
  • 読み終わった後のこの清々しくて満足感のある読後感。私、これほどまでに誠実で情熱的な主人公に出会えて幸せです。最終回まで茉莉花の官吏道を全力で見守りたいです!

悪い所

  • 非常に華やかで面白いですが、後宮内の複雑な人間関係や政治的な駆け引きが連続するため、私のような少し気楽な学園物語を好む読者には、時々物語に素直に没入できない瞬間があるかもしれません。
  • 設定は秀逸ですが、茉莉花の『超記憶力』が時々あまりにも万能に働きすぎる場面があり、僕としてはもう少し彼女が泥臭く苦労するシーンも見られたらなという贅沢な不満も少し。天才すぎるのも悩みですね。
  • 情報の密度が高いというよりは、雰囲気と華やかな演出で読ませる面が非常に強いため、私、時々その煌びやかなノリに圧倒されすぎて、純粋な物語として没入できない瞬間がたまにありました。僕の勝手な事情ですが。
  • 一度読み始めると一気に読めますが、僕にとっては少し情報の整理が『重厚すぎて疲れる』部分があり、読了後に本当にどっと疲労感を感じました。私、精神状態が良い時にしか読めません。
  • 万人受けする作品だからこそ、僕には少し『深夜アニメのような特定の型にはまった演出』に寄りすぎているように感じられることがありました。私個人の感性の問題ですが、もう少しドライな現場の厳しさも欲しかったです。

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