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ギルティサークル の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ギルティサークル

ギルティサークル

著者: 門馬司山本やみー

連載: コミックDAYS/マガジンポケット

ジャンル: サスペンスミステリー

評価: 8/10

あらすじ

大学進学を機に上京した沢屋童二は、美少女・星見楓と出会い、派手なサークルの新歓コンパに参加する。しかしそのサークルには、快楽と暴力が入り混じる恐ろしい秘密が隠されていた。星見は失踪した姉の行方を追うためにサークルへ潜入しており、沢屋もまた危険な渦中に巻き込まれていく。大学生活の裏に潜む狂気と欲望を描くサークルサスペンス。

良い所

  • 大学サークルの裏側を題材にした設定がリアルで、読み進めるほど緊張感が増していった。
  • 星見楓の姉を探す動機が物語に深みを与えていて、単なるサスペンス以上のドラマ性を感じた。
  • 絵柄が丁寧でキャラクターの表情が豊かに描かれており、心理的な恐怖が伝わってきた。
  • 一見普通の大学生活から一気に狂気へと転落する展開がスリリングで引き込まれた。
  • 伏線が巧妙に張られていて、読み返すと新たな発見がある構成に満足感を覚えた。

悪い所

  • 暴力や性的な描写が過激で、人によっては不快に感じる部分があった。
  • 主人公が受け身で流されやすく、苛立ちを覚える場面が多かった。
  • サークルの異常さが極端すぎて、現実味に欠けると感じた。
  • 展開が早すぎてキャラクターの掘り下げが浅く、感情移入しにくかった。
  • 同じような緊迫シーンが繰り返され、後半はややマンネリを感じた。

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