レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
カードキャプターさくら の感想と評価(良いところ、悪いところ)
カードキャプターさくら
著者: CLAMP
連載: なかよし
評価: 9.3/10
あらすじ
小学4年生のさくらが父の書庫で見つけた、金色に光る不思議な本。表紙を開いたとたん、中の魔法のカードが街じゅうへ飛び散ってしまう。本の中で眠っていた守護獣ケロちゃんに頼まれ、さくらはカードを集め直す「カードキャプター」になる。親友の知世が毎回こしらえる手作りの衣装に着替え、カードが起こす不思議な事件に立ち向かう日々。香港から来たライバルの小狼とは、張り合ううちに少しずつ心が近づいていく。後半は、力を失って眠りかけるカードを自分の魔力で生まれ変わらせる試練が待つ。兄や親友、憧れの人、それぞれの「好き」がそっと重なる街で、さくらが最後にたどり着く答えとは。空港での別れの直前、手作りのぬいぐるみに込めた想いまで目が離せない、魔法少女の決定版!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 変身せずに毎回ちがう手作り衣装で戦う魔法少女の、かわいさとちょっとしたおかしさを味わいたい人
- ライバルとして張り合ううちに少しずつ惹かれ合っていく初々しい恋を、にやにやしながら見守りたい人
- 同性どうしや年の差、友情まで、いろんな形の「好き」がやさしく描かれる物語を読みたい人
向いていない人
- 小学生と担任の先生のような大きな年の差のある恋愛関係が描かれると、どうしても落ち着かない人
- 明確な悪役が存在し、敵とぶつかり合う緊張感のあるバトルを中心に楽しみたい人
- 子どもの頃に見たアニメ版の思い出が強く、アニメで見たおなじみの回も原作で読みたいと考えている人
良い感想・レビュー
- 大人になって読み返すと、同性どうしも年の差も人でない相手との恋も、いろんな形の恋がさらっと詰め込まれていることに驚きます。衣装もやっぱり好きで、池の回の防水衣装と劇の王子衣装は今見てもかわいいです。
- 魔法少女なのに変身せず、ふつうに着替えて戦うという設定が今でもおかしい。戦うならジャージの方が動きやすいのでは、とつっこみたくなるけど、それも込みで面白いし、衣装の方にもつい目がいく。
- ライバルと言いながら突っかかってこず、むしろ手を貸して、危ない場面ではかばいに行く小狼くん。さくらの笑顔に頬を赤くしながら、張り合っていた相手にだんだん惹かれていく様子がたまりません。
- さくらも周りのキャラもみんなかわいくて、ただただ癒やされる。初々しい二人がじわじわ近づく様子を見ているとにやけが止まらないし、エレベーターの場面なんて何回でも読めてしまう。
- 20年以上ぶりに読んでも、やっぱり面白かったです。女の子の憧れや夢をこれほど詰め込んだ漫画だったのかと、改めてときめきました。好きな人の幸せを心から願える親友の姿は、切なくもあり尊くもありますね。
悪い感想・レビュー
- 好きな人には悪いのですが、あまり好きになれません。当時からぶりぶりしていてあざとく感じましたし、小学生と担任の先生の恋だけは生理的にどうしても無理です。
- 設定は悪くないけど、敵らしい敵がいなくて、カードを集めるだけの話に見えてしまう。子どもの頃は、兄と憧れの人がいきなり両思いになるのにも少し引いた。
- 伏線にからむ恋愛事情が、女性どうし、男性どうし、教師と生徒と入り組んでいて、誰が誰を好きなのか追うだけでややこしいです。話の進み方や、わからないなりに自分を信じて戦うさくらは面白かったのですが。
- 小学生のころリアルタイムで読んでいたので、懐かしさはあります。それでも、主人公のおなじみの口ぐせ「ほえええ」だけは、今もやっぱり受けつけられません。
- 子どもの頃アニメで見ていて、続編が始まるのを機に買い直しました。懐かしい反面、アニメの印象が強いぶん、アニメで見たあの話が原作にはないのが残念でした。小狼くんとケロちゃんが入れ替わる回とか。
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