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レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

神様はじめました の感想と評価(良いところ、悪いところ)

神様はじめました

神様はじめました

完結
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著者: 鈴木ジュリエッタ

連載: 花とゆめ

ジャンル: ファンタジー/少女漫画/妖怪/ラブコメ

評価: 9/10

あらすじ

父親が家出して、いきなり住む家を失った女子高生の奈々生。ふとしたことで知り合ったミカゲという男に住まいを譲られ、たどり着いた先は古びた神社だった。住む場所と引き換えに押しつけられたのは、土地神という思いもよらない役目。社には主の帰りを待っていた妖狐の神使・巴衛がいて、口は悪いのに家事は完璧、いざとなれば奈々生を守ってくれる。そんな同居生活が始まる。妖怪や神様たちが次々と押しかけるなか、奈々生はあちこち駆け回る。人間と妖、生きる時間の違う二人の恋はどこへ向かうのか。五百年の時を越えた縁が絡み合う、ドタバタ異種間ラブコメ!

読む前に確認したい相性

向いている人

  • 序盤から張られた、過去と現在をつなぐ伏線が回収されていく長編を、最後まで腰をすえて味わいたい人
  • 口は悪いのに行動で一途な愛情を示すヒーローと、人間のヒロインのじれったい恋にときめきたい人
  • 笑いと涙が入りまじる物語のなかで、不器用でもまっすぐ進むヒロインを応援しながら読みたい人

向いていない人

  • 後先を考えずに突っ走る主人公にイライラしやすく、振り回される側に気持ちが寄ってしまう人
  • 巻数が多く話がゆっくり進む長編は苦手で、序盤から一気に物語が盛り上がる展開を求める人
  • 素直になれないツンデレなヒーローが苦手で、両想いになったあとは甘い場面だけをたっぷり読みたい人

良い感想・レビュー

  • 過去編まで読むと、最初からあちこちに張られていた伏線に気づかされます。ヒロインの片思いに見えていたのに、実は相手のほうがずっと昔から想っていたとわかる流れは、かなり胸が熱くなる展開です。
  • 神使の狐は意地が悪いのに、それが全部ヒロインへの不器用な愛情の裏返しなのがたまりません。恋心をなかなか認めず、すれ違ってばかりの二人に胸が苦しくなります。
  • 脇役にもそれぞれ物語があって、敵側でさえ誰ひとり憎めない。その立場にいる理由まで丁寧に描かれているから、ぶつかり合う言葉や心の動きがまっすぐ響いてくる。
  • 何もできないなりに一生懸命前に進むヒロインを、つい応援したくなります。神様になって間もないのに周りに仲間が増えていき、みんなが協力してくれる場面では泣きそうになりました。
  • ギャグとシリアスの落差が楽しく、油断していると泣かされる場面も出てくる。絵は見やすくてきれいだし、長いわりに極悪人がいないので、気楽に読み進められるのもうれしい。

悪い感想・レビュー

  • わがままで後先を考えないヒロインに、多少イライラさせられました。相手に怒ったのと同じことを自分もやってしまうので、振り回される神使のほうが気の毒に見えてきます。
  • 巻数が多いうえに話の進み方がゆっくりなので、途中で飽きそうだと思いました。序盤だけで大したことないとやめた時期もありましたが、その先に良い話が待っていたので、最後まで読んでから判断したい作品です。
  • 過去の話がやっと終わって両想いになったあと、甘い展開一直線かと思いきや学園生活の話が始まります。ところどころ甘い場面はあるものの、もっといちゃいちゃしてほしかったのが正直なところ。
  • 恋が実って浮かれたヒロインの学校でのふるまいがみっともなく、読んでいて嫌になった。その気持ちをいい方向に使って、相手にふさわしくなろうとは思わないのかと歯がゆくなる。
  • ツンデレなヒーローは苦手なので、そこはラブコメだからと割り切って読みました。読み始めは変わった話だと感じ、絵のタッチやドタバタ具合も好みとは言えず、慣れるまで少しかかりました。

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