レビュー著者: 漫画よしあし
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スキップ・ビート! の感想と評価(良いところ、悪いところ)
スキップ・ビート!
著者: 仲村佳樹
連載: 花とゆめ
評価: 8.7/10
あらすじ
高校にも行かず働きづめで、幼なじみの不破尚に尽くしてきた最上キョーコ。ところが人気歌手になった尚にとって、自分はただの家政婦代わりだったと知ってしまう。怒りに燃えたキョーコは、尚を見返すために芸能界へ飛び込む決意をする。大手事務所LMEのオーディションでは「愛する心」がないと落とされ、回されたのは奇妙な新部署「ラブミー部」。トップ俳優・敦賀蓮には冷たくあしらわれながらも、役を深く読み込んで乗り移ったように演じる才能が目を覚ましていく。復讐のために始めた芝居が、いつしか自分のための生き方に変わる。蓮が隠す過去、キョーコを捨てたはずの尚の執着も重なり、三人の思いはもつれるばかり。転んでもただでは起きない少女の、怨念から始まる芸能界サクセスストーリー!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 転んでもただでは起きないヒロインが、役者として育っていく姿を応援しながら読みたい人
- 演技や役作りの描写が好きで、役に入り込む演技を絵でしっかり見せる漫画を探している人
- 恋の行方がはっきりしない三人の思いがすれ違う三角関係を、もどかしさごと楽しみたい人
向いていない人
- 恋愛ものにはテンポのよい恋の進展を求めていて、じれったい足踏みが続くと読むのがつらくなる人
- 長期連載を追うより、物語がすでに完結している作品を選んで、結末までしっかり読み切りたい人
- すっきりした今風の絵を好み、書き込みが多く昭和っぽさの残る絵柄だと読みにくく感じる人
良い感想・レビュー
- 復讐から入った芸能界なのに、だんだん芝居にのめり込んで成長していくキョーコが素敵。漫画では難しい演技力や人を惹きつけるオーラまで絵で伝わってくるのがすごい。
- 作中ドラマの撮影が始まるあたりから、どんどん引き込まれました。報われる気配がないのに本心を出してくる蓮がいいんです。役に入り込みながら本音がにじみ出る二人のやりとりには、突っ込みつつニンマリ。
- 好きだった男への怨念から、ここまで熱くトップスターへ駆け上がっていく話は見たことがない。芸能界の厳しさを度胸と根気で乗り越えていく姿がカッコよすぎて、女でも惚れてしまう。
- 久々に尚が出てくると、二人の会話はやっぱりおもしろいです。きれいになったキョーコに手のひらを返して迫る、よくある流れにしないのがこの作品のおもしろいところで、展開がまるで読めません。
- うっかり読み始めたら、睡眠時間とポイントがどんどん消えていく恐ろしい作品。壁にぶつかっても辛い経験をしても、転んでもただでは起きずに役者としての糧にしてしまうキョーコちゃんを応援したくなる!
悪い感想・レビュー
- キョーコと蓮の過去が明らかになるにつれ、どんどんスローペースに。丁寧に描かれているぶん恋愛が進まず、三歩進んで2.5歩下がるくらいのもどかしさです。いつくっつくのかと思いながら買い続けています。
- 話の進み方が亀の歩みで、面白いからこそもどかしい。序盤の展開の速さが懐かしくなる。新しい因縁の話も大事なのはわかるけど、主役二人のもだもだした恋愛模様がずっとお預けなのはさすがに物足りない。
- 途中まではテンポよく楽しく読めていました。でも作中ドラマの演技レッスンあたりから、心情を丁寧に描くぶん展開が遅くなり、単行本のペースも落ちて、待ちきれずに読むのをやめてしまいました。
- 昭和っぽさが強くて、とても2000年代の漫画には見えない。画面がゴチャゴチャしすぎていてとにかく読みにくい。女の子はかわいいけど、男性キャラの細長い顎や長すぎる脚のバランスもどこか変。
- この進まなさこそスキップ・ビートらしさとは思っていても、やっぱりモヤモヤします。尚がたくさん出てきたのに蓮があまり動かず、掻き回すだけ掻き回して話がややこしくなった感じが残りました。
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