レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
AKB49~恋愛禁止条例~ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
AKB49~恋愛禁止条例~
完結連載: 週刊少年マガジン
評価: 7.6/10
あらすじ
片思いの同級生・吉永寛子がAKB48のオーディションを受けると知った高校生、浦山実。付き添いのつもりで女装して会場に入ったら、なんと二人そろって合格してしまう。男だとバレたら終わりの「浦川みのり」として、研究生の二重生活が始まる!待っていたのは華やかさとは無縁の世界だった。汗まみれのレッスン、先輩の代役で突きつけられる実力差、そして1万円のチケットで劇場を満席にしろという無理難題。嫌がらせにも正体を疑う視線にもくじけず、吉永を選抜へ押し上げるために走り続ける日々。女装コメディかと思いきや、読むほど胸が熱くなる。不純な動機で飛び込んだ少年が、誰よりもアイドルらしく笑ってみせるからだ。好きな子をアイドルの頂点へ。スポーツ漫画顔負けの熱さで駆け上がる、泥くさい下積みアイドル道!
この作品が載っている特集
読む前に確認したい相性
向いている人
- 汗と根性で頂点を目指すスポ根ものが好きで、アイドルが舞台の物語でも熱い展開を読みたい人
- AKBに詳しくなくても、華やかさの裏にある下積みと過酷さを描いたアイドル漫画を読みたい人
- 動機は不純でも、好きな子のために体を張り続ける主人公が本気になっていく姿を追いたい人
向いていない人
- 実在のアイドルが登場するちょっとエッチな場面が苦手で、本人のイメージを大事にしたい人
- 女装男子が女性グループに混ざる設定にどうしても引っかかってしまい、物語に入り込めない人
- 可愛くキラキラしたアイドルの日常を気軽に楽しみたいタイプで、汗と根性の熱い展開は求めていない人
良い感想・レビュー
- 色物漫画だろうと思って開いたら、中身はほぼスポ根でした。泥と汗にまみれながら、努力と根性で頂点を目指すアイドルの姿が格好いいです。そこらのスポーツ漫画より熱血なのは間違いありません。
- 主人公が女装男子と聞いてネタ漫画かと思ったら、キャラも話もしっかり作られていた。AKBをまったく知らなくても問題なく読めるし、アイドルを過度に美化しない熱血ぶりが楽しかった。
- 可愛いだけじゃなく、熱くて格好いいアイドルの物語になっている。男の娘要素から入ったのに、読み終えるとそっちの印象はあまり残らない。思わず応援したくなる必死さと、アイドルの過酷さが伝わってくる。
- 不純な動機で研修生になった主人公にあきれていたのに、今では応援しています。主人公を推す教師の話では、仲間のために放った言葉が誰かの支えになっていたと分かり、不覚にも泣きそうになりました。
- 解散がかかった1万円公演は、選抜メンバーが勢ぞろいする場面のチーム感が超かっこいい!土下座からの「サナギが蝶になる瞬間を見たくはないですか」で、アイドルは応援してくれる人に育てられると知って泣いた。
悪い感想・レビュー
- 女の子が女の子の胸を揉むなんて、萌え漫画の中くらいでしか見ない話です。それを実在するアイドルにさせる下品な描写が気持ち悪く、やめてほしいと思いました。
- 登場するメンバーが本人に全然似ていないのが残念。しかもみんなほぼ同じ顔に見えてしまうので、描き分けができて可愛く描ける人に担当してほしかったところです。
- 研修生なのにチケット1万円、売り切れなければ解散という流れは、どこかの番組の企画ユニットみたいでモヤッとする。「可哀想」という気持ちを利用して高いものを売りつけるやり方は好きになれない。
- 女装した主人公の「男の子としての中身」が気になり始めると、なかなか入り込めません。女装男子という設定をスルーできるかどうかが分かれ目で、流せればこれはこれで楽しめる感じです。
- AKBを扱っているからこそ今読む価値がある反面、数年後には読まれなくなりそうな旬の題材でもある。研究生がまだ12期という頃の話なので、今読むと昔すぎて時の流れを実感させられる。










