レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
加治隆介の議 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
加治隆介の議
著者: 弘兼憲史
連載: ミスターマガジン
評価: 8.5/10
あらすじ
大手商社で課長として走り回っていた男が、ある日突然、父と兄を交通事故で同時に失う。二人とも政界の中枢にいた人間だった。後援会と総理からの要請を断りきれず、彼はスーツを脱いで永田町へ向かう。掲げたのは地元への利益配分ではなく、世界と国益を見据えた政治。当然、党の公認は外れ、父の元秘書と無所属で正面からぶつかることになる。農地改革、安全保障、海外での拉致事件、近隣国との外交。次々と降りかかる国難に、派閥のしがらみを拒んだ若手議員が素手で挑んでいく。そして父と兄の死の裏に隠れていた、政界の巨悪。理想論では一歩も進まない世界で、それでも信じたものを曲げない男の生き様!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 選挙の実情や派閥のはたらき、外交の駆け引きまで、物語として政治の仕組みを頭に入れたい人
- 肩書きも派閥も持たない主人公が、信念だけで政界の頂点まで駆け上がる筋書きに燃える人
- 金と権力が渦を巻く政界で、ドロドロした駆け引きや腹の探り合いをじっくり味わいたい人
向いていない人
- 政治の話にほとんど馴染みがなく、制度や専門用語の説明が続く展開は疲れてしまうと感じる人
- 政治漫画なら具体的な政策論を最後まで掘り下げてほしいと、中身の細かさを強く求める人
- 主人公の女性関係のルーズさが気になって、私生活まで含めて好きになれないと冷めてしまう人
良い感想・レビュー
- 政治家なんて退屈な題材だと思っていた私が完全に間違っていた。主人公が省庁を渡り歩くたび、こっちも一緒に政治の仕組みを覚えていく作りになっている。読みながら勝手に勉強させられるタイプの漫画だ。
- 政治に無頓着な私でも、どんどん先へ読み進められました。選挙の実情、派閥がなぜ必要なのか、公約を掲げることと実現することは全く別だという話。178話あるのに一気に読み切りました。
- セリフも文章も相当多いんですが、文字アレルギーでなければ興味深く読めます。政治の裏側まで踏み込んでいるので難しい表現も出てきますけど、わからないなりに勉強になる感覚がずっと続きます。
- 既成の政治家を叩くだけで終わらないのがいい。門外漢だった主人公が政治を変えようとする裏で、庶民の知らない議員のつらさや苦労もちゃんと見せてくる。そこがいちばん誠実だと思う。
- 商社マンから議員、新党党首へ。世襲でありながら派閥のしがらみに縛られず政権交代まで持っていく展開を、現実味のあるタッチで描ききっている。困難を越えて信念を貫くヒーローものとしても読めた。
悪い感想・レビュー
- 好きな人はハマると思うけど、私には難しすぎた。政治の世界に馴染みがなさ過ぎてついていけない。実際こういう世界なのかなと首をひねっているうちに、私だけ置いていかれた。
- 父と兄の暗殺疑惑がトントン拍子に進みすぎる。都合よく出張と重なって、たまたま入った店で対象を確認。面白いから許すけど、サスペンス的な都合の良さはどうしても引っかかる。
- 具体的な政策の話はほとんど出てこない。政治家は大変ですよという話が続いて、その後はサスペンス路線へ流れていく。この作者は取材の息切れが早いと感じてしまうところがある。
- 島耕作と顔もキャラもかぶりすぎていて、新鮮味がありません。おまけに私生活の愛人問題や女性関係のルーズさが鼻についてしまい、素直に応援する気持ちになれませんでした。
- 対立候補のやり方がとにかく汚い。政治劇とはいえドロドロした悪知恵や嫌がらせが多くて、読んでいて胸くそ悪くなる場面が続く。安全圏から文句を言う側の描写も現実的すぎてイライラした。
良い感想・レビュー
- 政治家なんて退屈な題材だと思っていた私が完全に間違っていた。主人公が省庁を渡り歩くたび、こっちも一緒に政治の仕組みを覚えていく作りになっている。読みながら勝手に勉強させられるタイプの漫画だ。
- 政治に無頓着な私でも、どんどん先へ読み進められました。選挙の実情、派閥がなぜ必要なのか、公約を掲げることと実現することは全く別だという話。178話あるのに一気に読み切りました。
- セリフも文章も相当多いんですが、文字アレルギーでなければ興味深く読めます。政治の裏側まで踏み込んでいるので難しい表現も出てきますけど、わからないなりに勉強になる感覚がずっと続きます。
- 既成の政治家を叩くだけで終わらないのがいい。門外漢だった主人公が政治を変えようとする裏で、庶民の知らない議員のつらさや苦労もちゃんと見せてくる。そこがいちばん誠実だと思う。
- 商社マンから議員、新党党首へ。世襲でありながら派閥のしがらみに縛られず政権交代まで持っていく展開を、現実味のあるタッチで描ききっている。困難を越えて信念を貫くヒーローものとしても読めた。
悪い感想・レビュー
- 好きな人はハマると思うけど、私には難しすぎた。政治の世界に馴染みがなさ過ぎてついていけない。実際こういう世界なのかなと首をひねっているうちに、私だけ置いていかれた。
- 父と兄の暗殺疑惑がトントン拍子に進みすぎる。都合よく出張と重なって、たまたま入った店で対象を確認。面白いから許すけど、サスペンス的な都合の良さはどうしても引っかかる。
- 具体的な政策の話はほとんど出てこない。政治家は大変ですよという話が続いて、その後はサスペンス路線へ流れていく。この作者は取材の息切れが早いと感じてしまうところがある。
- 島耕作と顔もキャラもかぶりすぎていて、新鮮味がありません。おまけに私生活の愛人問題や女性関係のルーズさが鼻についてしまい、素直に応援する気持ちになれませんでした。
- 対立候補のやり方がとにかく汚い。政治劇とはいえドロドロした悪知恵や嫌がらせが多くて、読んでいて胸くそ悪くなる場面が続く。安全圏から文句を言う側の描写も現実的すぎてイライラした。
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