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殺し屋1(イチ) の感想と評価(良いところ、悪いところ)

殺し屋1(イチ)

殺し屋1(イチ)

著者: 山本英夫

連載: 週刊ヤングサンデー

ジャンル: 犯罪心理バイオレンスサスペンス

評価: 8.9/10

あらすじ

いじめられっ子で気弱な青年・イチは、ある組織に操られ“殺し屋”として裏社会に放り込まれていた。極端な暴力性と歪んだ快楽が渦巻く新宿の闇の中で、サディスティックなヤクザ・垣原との邂逅が物語を加速させる。暴力の本質、人間の狂気、支配と被支配の関係を容赦なく描き切る問題作。

良い所

  • 暴力描写が過激なのに、心理描写が緻密でページをめくる手が止まらなかった。
  • イチと垣原の関係性が異常なほど魅力的で、善悪の感覚が揺さぶられた。
  • 単なるスプラッターではなく、人間の弱さと欲望を深く突いてくる。
  • 絵の迫力が凄まじく、痛みや不快感まで伝わってくる表現力に圧倒された。
  • 読後に強烈な余韻が残り、他の漫画では得られない体験だった。

悪い所

  • 暴力や残虐表現があまりにも過激で、精神的にかなり消耗した。
  • 性的・拷問的な描写が多く、好みがはっきり分かれる内容だと感じた。
  • 物語の救いのなさが続き、読んでいて気持ちが沈む場面が多い。
  • キャラクターの行動原理が理解しづらく、感情移入できない部分があった。
  • 後半は展開が混沌としていて、読み解くのに体力が必要だった。

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