レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
結婚するって、本当ですか の感想と評価(良いところ、悪いところ)
結婚するって、本当ですか
完結著者: 若木民喜
連載: 週刊ビッグコミックスピリッツ
ジャンル: 職場恋愛/ラブコメディ/青年マンガ/契約結婚・偽装結婚
評価: 8.2/10
あらすじ
旅行代理店の企画部で働く大原拓也と本城寺莉香は、人付き合いが苦手で社内でも目立たない二人。保護猫との暮らしや、地図と時刻表を眺める一人の時間さえ守れれば満足だった。ところが独身者を優先して海外へ送るという社内方針が持ち上がる。赴任から逃れたい二人は「一年後に結婚します」と嘘の婚約を会社へ届け出た。職場は一気に祝福ムードに包まれ、社内報の連載や偽装デートの撮影に追い回される日々が始まる。嘘を取り繕ううちに、二人は相手の隠れた素顔に触れる。やがて偽りだった関係は本物へと変わり、家族やふるさとを巡る悩みにも向き合っていく。一人が好きな二人が踏み出す、新しい冒険!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 一人で過ごす時間の心地よさは手放したくないけれど、誰かと暮らす形もそろそろ考えてみたい人
- 派手な告白や劇的な事件よりも、少しずつ距離が縮まっていく過程そのものをゆっくり味わいたい人
- 怒鳴り合いも裏切りもない世界で、穏やかな大人の恋が育っていく様子を安心して読み進めたい人
向いていない人
- 三角関係や修羅場のような、心をかき乱す恋の駆け引きが漫画には欲しいと感じている人
- 家族が抱えた重い事情の奥まで、とことん掘り下げた結末をきっちり見届けたいと願う人
- 物語の主人公にはまずてきぱきと働く社会人らしさがあってほしい、とどうしても考えてしまう人
良い感想・レビュー
- 人と話すのが苦手な二人の話だからか、全体にゆるい空気が流れている。日曜の昼、コーヒー片手にだらだら読むのがちょうどいい。じわじわ縮まる距離に僕はつい顔がゆるむ。
- 恋に慣れていない大人同士なので、安心して眺めていられた。終わり方は読めるのに、そこへたどり着くまでの運びの丁寧さで納得させられる。無表情なヒロインもいい引っかかりだった。
- 成り行きだけ見ればどうしてこうなったと言いたくなるのに、そこへ至る道には妙な納得感がある。この二人だからこその結末で、胸がすく。最後の式まで見届けて私は満たされた。
- 彼女がかき回して、彼が肝心なところでビシッと決める。この呼吸が気持ちよくて、モタモタした進み方すら楽しめてしまった。だらだら続くだけかと構えていた自分が恥ずかしい。
- 俺も一人の時間が好きなタイプだが、こんな相手となら家族になってもいいと思えた。結婚は墓場でもゴールでもないという捉え方が、読み終えたあとも胸に残っている。
悪い感想・レビュー
- 軽い調子で読める作りは好みだったのに、家族の抱えた重たい事情まで軽く片づけてしまう。主人公二人の心の動きが薄いせいもあって、私は最後まで気持ちを預けきれなかった。
- 入社四年目なのにお礼もまともに言えない主人公には、途中で引いてしまった。社会人としての振る舞いがあまりに危うく、旅行代理店でこれは通らないだろうと冷めてしまう。
- 海外赴任を避けたいから結婚、という入り口はさすがに軽すぎないか。一生の誓いを口実に使う設定だと思うと、笑いながらもどこか引っかかる気持ちが私には残った。
- 途中から、作者の手癖ではなさそうな妙に他人行儀なページが挟まる。絵の質は保たれているので違和感までは行かないが、どうでもいい回で間延びを感じてしまうのが惜しい。
- 落としどころが定番すぎて、僕はやや肩透かしを食らった。結婚とは何かを考える場面はあるのに一つひとつが軽く終わるので、もっと踏み込んだ答えを見たかったというのが正直なところ。
良い感想・レビュー
- 人と話すのが苦手な二人の話だからか、全体にゆるい空気が流れている。日曜の昼、コーヒー片手にだらだら読むのがちょうどいい。じわじわ縮まる距離に僕はつい顔がゆるむ。
- 恋に慣れていない大人同士なので、安心して眺めていられた。終わり方は読めるのに、そこへたどり着くまでの運びの丁寧さで納得させられる。無表情なヒロインもいい引っかかりだった。
- 成り行きだけ見ればどうしてこうなったと言いたくなるのに、そこへ至る道には妙な納得感がある。この二人だからこその結末で、胸がすく。最後の式まで見届けて私は満たされた。
- 彼女がかき回して、彼が肝心なところでビシッと決める。この呼吸が気持ちよくて、モタモタした進み方すら楽しめてしまった。だらだら続くだけかと構えていた自分が恥ずかしい。
- 俺も一人の時間が好きなタイプだが、こんな相手となら家族になってもいいと思えた。結婚は墓場でもゴールでもないという捉え方が、読み終えたあとも胸に残っている。
悪い感想・レビュー
- 軽い調子で読める作りは好みだったのに、家族の抱えた重たい事情まで軽く片づけてしまう。主人公二人の心の動きが薄いせいもあって、私は最後まで気持ちを預けきれなかった。
- 入社四年目なのにお礼もまともに言えない主人公には、途中で引いてしまった。社会人としての振る舞いがあまりに危うく、旅行代理店でこれは通らないだろうと冷めてしまう。
- 海外赴任を避けたいから結婚、という入り口はさすがに軽すぎないか。一生の誓いを口実に使う設定だと思うと、笑いながらもどこか引っかかる気持ちが私には残った。
- 途中から、作者の手癖ではなさそうな妙に他人行儀なページが挟まる。絵の質は保たれているので違和感までは行かないが、どうでもいい回で間延びを感じてしまうのが惜しい。
- 落としどころが定番すぎて、僕はやや肩透かしを食らった。結婚とは何かを考える場面はあるのに一つひとつが軽く終わるので、もっと踏み込んだ答えを見たかったというのが正直なところ。










