レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
YAWARA! の感想と評価(良いところ、悪いところ)
YAWARA!
著者: 浦沢直樹
連載: ビッグコミックスピリッツ
評価: 9.5/10
あらすじ
柔道の天才として育てられた少女は、本当は普通の女の子として恋やおしゃれを楽しみたい。祖父の厳しい英才教育に反発し、自分の才能から逃げようとしていた。ある日、ひったくり犯を鮮やかに投げ飛ばした瞬間を新聞記者に目撃され、正体が世間に知れ渡ってしまう。周囲の期待、勝ち気なライバル令嬢、甘いマスクのコーチ。個性豊かな仲間と出会い、初心者だらけの柔道部を率いながら、彼女は少しずつ畳の上へ引き戻されていく。スポーツものでありながら、じれったい恋のすれ違いが物語の芯を貫く。世界の強豪との死闘の末に、天才は一人の柔道家としての自分を受け入れる。長すぎたすれ違いの果てにたどり着く、大団円のラブストーリー!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 柔道のルールを知らなくても物語に入り込めて、じれったい恋のすれ違いにキュンとしたい人
- 天才なのに普通の女の子でいたい、強さと願いのはざまで揺れる主人公を応援したい人
- 試合の躍動感あふれる熱戦と、心の動く人間ドラマ、その両方をいっぺんに味わいたい人
向いていない人
- 主人公にはまっすぐ競技へ打ち込んでほしくて、恋を片手間にこなす姿にもやもやしてしまう人
- 思い合う二人がなかなか結ばれないまま、じれったい焦らしの展開が長く続いて疲れてしまう人
- 登場人物がいつまでもうじうじ思い悩む場面が続くと、じれったくて先を急ぎたくなってしまう人
良い感想・レビュー
- 何度も読み返してしまう名作。スマホもない時代の恋愛事情までよみがえって、主人公と記者のすれ違いがずっと切ない。それでも最後はきれいな大団円で、読み終えると胸がじんわり温かくなった。
- 主人公が最初から天才的に強いという設定が新しかった。強いがゆえに普通の女の子になりたい彼女と、金メダルを取らせたい熱血な祖父のやりとりが面白くて、強さと願いのはざまで揺れる姿に引き込まれた。
- 柔道漫画なのに、恋のすれ違いにキュンキュンしながら読んでいました。熱血スポーツものというよりヒューマンドラマ寄りで、そのスポーツを知らなくても楽しめる懐の深さがあると思います。
- ライバル令嬢との決勝戦が今までで一番の熱戦でした。相手がついに追い詰めるほどの実力をつけ、それを全力で迎え撃つ姿に胸が熱くなる。親友の優勝には感動して涙がこぼれました。
- とにかく主人公が可愛い。畳を離れればどこにでもいる普通の女の子なのに、決め技は模範的なほど美しく決まる。技の美しさと可愛さのギャップにやられて、寝食を忘れて読んでしまった。
悪い感想・レビュー
- 天才なのに柔道はいやいややっている感じで、恋の片手間にこなしてしまいます。それでも勝ってしまう主人公に、正直どこか身勝手な印象を抱いて、いまひとつ乗り切れない場面もありました。
- 主人公も記者もいつまでもウジウジしていて、正直じれったくてイライラする。むしろライバル令嬢や親友のほうが、気持ちがわかりやすくてスッキリすると感じてしまった。
- すれ違いにヤキモキするのは楽しいのですが、思い合っているのになかなか結ばれない展開が続きます。焦らしが長すぎるように感じて、途中で少し疲れてしまいました。
- 最後の後押しはやっぱり記者だったのですが、そこへたどり着くまでの道のりは長く感じました。これだけのページ数が必要だったのかと、読みながら思わず首をかしげてしまいます。
- 今読むと、無駄な着替えのシーンなど時代を感じる描写が多くて少し引っかかります。当時の空気に自分をタイムスリップさせたつもりで読むのが、ちょうどいいのかもしれません。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
何度も読み返してしまう名作。スマホもない時代の恋愛事情までよみがえって、主人公と記者のすれ違いがずっと切ない。それでも最後はきれいな大団円で、読み終えると胸がじんわり温かくなった。
天才なのに柔道はいやいややっている感じで、恋の片手間にこなしてしまいます。それでも勝ってしまう主人公に、正直どこか身勝手な印象を抱いて、いまひとつ乗り切れない場面もありました。
主人公が最初から天才的に強いという設定が新しかった。強いがゆえに普通の女の子になりたい彼女と、金メダルを取らせたい熱血な祖父のやりとりが面白くて、強さと願いのはざまで揺れる姿に引き込まれた。
主人公も記者もいつまでもウジウジしていて、正直じれったくてイライラする。むしろライバル令嬢や親友のほうが、気持ちがわかりやすくてスッキリすると感じてしまった。
柔道漫画なのに、恋のすれ違いにキュンキュンしながら読んでいました。熱血スポーツものというよりヒューマンドラマ寄りで、そのスポーツを知らなくても楽しめる懐の深さがあると思います。
すれ違いにヤキモキするのは楽しいのですが、思い合っているのになかなか結ばれない展開が続きます。焦らしが長すぎるように感じて、途中で少し疲れてしまいました。
ライバル令嬢との決勝戦が今までで一番の熱戦でした。相手がついに追い詰めるほどの実力をつけ、それを全力で迎え撃つ姿に胸が熱くなる。親友の優勝には感動して涙がこぼれました。
最後の後押しはやっぱり記者だったのですが、そこへたどり着くまでの道のりは長く感じました。これだけのページ数が必要だったのかと、読みながら思わず首をかしげてしまいます。
とにかく主人公が可愛い。畳を離れればどこにでもいる普通の女の子なのに、決め技は模範的なほど美しく決まる。技の美しさと可愛さのギャップにやられて、寝食を忘れて読んでしまった。
今読むと、無駄な着替えのシーンなど時代を感じる描写が多くて少し引っかかります。当時の空気に自分をタイムスリップさせたつもりで読むのが、ちょうどいいのかもしれません。
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