レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
ふたつのスピカ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ふたつのスピカ
著者: 柳沼行
連載: 月刊コミックフラッパー
評価: 8.8/10
あらすじ
打ち上げられたロケットが街に落ちた日から、この物語は始まる。母を奪われた少女の前に現れたのは、あの日の乗組員だという幽霊。ライオンの被り物をした彼だけが、宇宙の広さときれいさを話してくれた。やがて少女は宇宙飛行士を育てる学校へ進み、同じ夢を持つ仲間と出会う。厳しい訓練、事故を忘れない街の目、大人たちの思惑。ぶつかりながら距離を縮めた五人を、避けようのない別れが待つ。柔らかい絵と、まっすぐすぎる言葉。夢はいつのまにか一人のものではなくなり、託されたぶんだけ重くなっていく。読み終えたあとも静かに残りつづける、空へのカウントダウン!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 厳しい訓練とつらい別れを重ねながら夢に手を伸ばしていく青春を、腰を据えてじっくり追いかけたい人
- まっすぐすぎる言葉と丁寧な感情の描き方で、静かに涙腺をゆるめてくる物語をゆっくり味わいたい人
- 現実的で過酷な夢の話にほんの少しの不思議が溶けている読み心地を、素直に楽しみたい人
向いていない人
- 大切な人を失う場面が何度も続くのがつらく、明るい気持ちのまま読み終えられる話を選びたい人
- 張られた伏線がすべて片づいて、最後まできっちり説明される結末でないと落ち着かない人
- 絵の描き込みや設定の細かさを重く見ていて、素朴な線と大まかな科学考証が気になってしまう人
良い感想・レビュー
- 厳しい訓練でぶつかりながら、五人の距離が少しずつ縮んでいく流れが好きだ。夢を分け合う仲間の増え方が丁寧で、出会いも別れも全部この五人のものだと思えてくる。
- 登場人物の言葉があまりにまっすぐで、読みながら何度も自然に涙がこぼれました。苦しいほど一途な宇宙への憧れが伝わってきて、私はただ静かに彼らの側にいたくなります。
- 過酷で現実的な夢の話に、被り物の幽霊という不思議な存在が違和感なく溶けている。現実と幻がにじむ手触りに引き込まれて、読み始めてすぐ涙腺が緩みっぱなしだった。
- 夢が破れても、叶わない約束でも、明日をまっすぐ見続ける姿に心を打たれます。そばにいてくれる人がいる強さが描かれていて、私も頑張らなきゃと背中を押されました。
- 柔らかい絵柄なのに、台詞と情景から感情がまっすぐ届いてくるのがうれしい。ページを開いた瞬間に目に入る一枚絵がどれも好きで、何度も同じ場面に戻ってしまう。
悪い感想・レビュー
- 夢に向かう尊さには感動したのに、キャラをふわっと死なせすぎる進め方が最後まで好きになれなかった。ここまでの過程が過酷すぎて、私はもう一度読み返す気になれない。
- 試験の話までは面白かったのに、終わりがするっと過ぎていって消化不良だった。回収されないまま残る伏線もいくつかあって、俺はきれいにまとまった分だけ物足りない。
- 単行本の後半にちょこちょこ読み切りが挟まるせいで、本編の流れが途切れてしまう。テンポを止める巻末の寄り道が気になり、私は続きに集中しづらかった。
- 大切な友が死んでも取り乱さず、ぽかんとした後にひっそり泣くだけの反応が薄く感じた。ふわっと軽い命の扱いが引っかかり、泣かせるためだけの展開に見えてしまう。
- 絵は飾り気がなくて優しいけれど、正直それだけで手に取る人は少ないと思います。好みがはっきり分かれる素朴な線に加え宇宙まわりの設定も粗く、私は途中でつっこみたくなりました。
良い感想・レビュー
- 厳しい訓練でぶつかりながら、五人の距離が少しずつ縮んでいく流れが好きだ。夢を分け合う仲間の増え方が丁寧で、出会いも別れも全部この五人のものだと思えてくる。
- 登場人物の言葉があまりにまっすぐで、読みながら何度も自然に涙がこぼれました。苦しいほど一途な宇宙への憧れが伝わってきて、私はただ静かに彼らの側にいたくなります。
- 過酷で現実的な夢の話に、被り物の幽霊という不思議な存在が違和感なく溶けている。現実と幻がにじむ手触りに引き込まれて、読み始めてすぐ涙腺が緩みっぱなしだった。
- 夢が破れても、叶わない約束でも、明日をまっすぐ見続ける姿に心を打たれます。そばにいてくれる人がいる強さが描かれていて、私も頑張らなきゃと背中を押されました。
- 柔らかい絵柄なのに、台詞と情景から感情がまっすぐ届いてくるのがうれしい。ページを開いた瞬間に目に入る一枚絵がどれも好きで、何度も同じ場面に戻ってしまう。
悪い感想・レビュー
- 夢に向かう尊さには感動したのに、キャラをふわっと死なせすぎる進め方が最後まで好きになれなかった。ここまでの過程が過酷すぎて、私はもう一度読み返す気になれない。
- 試験の話までは面白かったのに、終わりがするっと過ぎていって消化不良だった。回収されないまま残る伏線もいくつかあって、俺はきれいにまとまった分だけ物足りない。
- 単行本の後半にちょこちょこ読み切りが挟まるせいで、本編の流れが途切れてしまう。テンポを止める巻末の寄り道が気になり、私は続きに集中しづらかった。
- 大切な友が死んでも取り乱さず、ぽかんとした後にひっそり泣くだけの反応が薄く感じた。ふわっと軽い命の扱いが引っかかり、泣かせるためだけの展開に見えてしまう。
- 絵は飾り気がなくて優しいけれど、正直それだけで手に取る人は少ないと思います。好みがはっきり分かれる素朴な線に加え宇宙まわりの設定も粗く、私は途中でつっこみたくなりました。










