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宿命の対決が熱すぎる!10巻以上で完結したライバル漫画の名作20選

公開日:2026年08月06日更新日:2026年08月06日

越えたい相手がいると、人は思っていたより遠くまで行けます。この特集では、二人あるいは複数のライバルが互いを高め合いながら勝負を重ねていく長編漫画を20作品集めました。舞台はバスケや野球、サッカーから、将棋・囲碁・クイズといった頭脳の勝負、さらには漫画家として順位を競う世界まで広がります。選んだ条件はふたつ。ひとつは10巻以上の長編であること、もうひとつはすでに完結していることです。途中で止まる心配なく、決着まで走り切れる作品だけを並べました。

時間がない人向け結論:おすすめTOP3

  1. 1位:SLAM DUNK
  2. 2位:capeta
  3. 3位:YAWARA!
目次

選び方のポイント

  1. 1. ライバルとの距離感で選ぶ

    同じチームで背中を預け合う相手なのか、コートの向こうで牙を剥く相手なのかで、読み心地は大きく変わります。反発しながら認め合う関係が読みたいならチーム内の競争を描いた作品、一対一の緊張感がほしいなら他校や他流派との対決が軸になった作品を選ぶと外しません。

  2. 2. 競技やジャンルで選ぶ

    体をぶつけ合う競技は勢いと熱量、盤上や創作の勝負は静かな読み合いが持ち味になります。知らない分野でも、解説の丁寧な作品なら置いていかれません。逆に自分がやっていた競技なら、細かい戦術まで描き込んだ作品のほうが深く刺さります。

  3. 3. 決着の描かれ方で選ぶ

    20作品はすべて完結していますが、締めくくり方には差があります。最後の一戦まで丁寧に描き切るものもあれば、駆け足で幕を下ろすものもあります。読み終えた後の満足感を大事にするなら、各作品の気になる点の欄を先に読んでみてください。終盤の印象はそこに書いてあります。

20作品の比較表

順位作品名ジャンル完結評価
1SLAM DUNKSLAM DUNK少年マンガ/バスケットボール/スポーツ/青春/学園完結9.8/10
2capetacapetaモータースポーツ/少年漫画完結9.6/10
3YAWARA!YAWARA!青年漫画/柔道/ラブコメディ完結9.5/10
4ダイヤのAダイヤのA少年マンガ/野球/スポーツ/青春/学園完結9/10
5MAJORMAJOR少年マンガ/野球/スポーツ/青春完結9/10
6黒子のバスケ黒子のバスケ少年マンガ/バスケットボール/スポーツ/熱血/学園完結8.8/10
7月下の棋士月下の棋士将棋/ヒューマンドラマ/勝負事/青年マンガ完結8.8/10
8蒼天の拳蒼天の拳格闘・アクション/青年マンガ/歴史完結8.8/10
9キャプテン翼キャプテン翼スポーツ漫画/少年漫画完結8.8/10
10ろくでなしBLUESろくでなしBLUESヤンキー/ボクシング/格闘/学園完結8.7/10
11ライジング インパクトライジング インパクト少年マンガ/ゴルフ/スポーツ/能力完結8.5/10
12エリアの騎士エリアの騎士スポーツ/青春完結8.5/10
13ナナマル サンバツナナマル サンバツ部活/青年マンガ/青春/クイズ完結8.4/10
14バクマン。バクマン。少年マンガ/職業/青春完結9/10
15リクドウリクドウ青年漫画/スポーツ/アクション/サスペンス完結9/10
16ヒカルの碁ヒカルの碁少年マンガ/囲碁/ヒューマンドラマ/青春完結9.5/10
17アイシールド21アイシールド21スポーツ/青春/アクション完結8.5/10
18ベイビーステップベイビーステップスポーツ/青春完結8.8/10
19ハイキュー!!ハイキュー!!バレーボール/スポーツ/青春完結9.6/10
20NARUTONARUTO少年漫画/バトル/アクション完結8.8/10
1

SLAM DUNK

完結

不良少年・桜木花道がバスケに情熱を注ぎ、仲間と共に頂点を目指す熱血青春の金字塔!

SLAM DUNK
作者
井上雄彦
掲載誌
週刊少年ジャンプ
ジャンル
少年マンガ/バスケットボール/スポーツ/青春/学園
完結
完結
評価
9.8/10

良い点

素人だった主人公が練習を積んで伸びていく過程が熱い。反発しながらも互いを認めていく同学年との関係が物語の背骨になっていて、挫折した先輩が再びコートへ戻る場面では涙が止まらない。セリフのない描写だけで鼓動まで伝わる終盤の激闘は、何度読んでも震える。

気になる点

序盤は喧嘩やギャグの比重が大きく、試合が始まるまでが長い。ひとつの対戦に何巻もかかるので、進みの遅さに焦れる時期もある。ライバル校の背景をもっと知りたかったし、幕引きも急に感じられる。

こんな人におすすめ

初心者だった主人公が地道な練習を重ねて伸びていく、反発しながら認め合うライバル関係に胸を焦がしたい人

こんな人には不向き

序盤に続く不良同士の小競り合いや、試合をじっくり描くゆっくりした進みに焦れてしまう人

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2

capeta

完結

何にも本気になれなかった少年が、手作りカート一台で世界へ駆け上がる熱血レース物語!

capeta
作者
曽田正人/冨山玖呂
掲載誌
月刊少年マガジン
ジャンル
モータースポーツ/少年漫画
完結
完結
評価
9.6/10

良い点

手作りの一台から始まった少年が、エリートの好敵手と出会って一気に火がつく。資金の壁にぶつかりながら歯を食いしばる姿に胸を打たれる。最後尾から抜き去る場面の特攻としか言えない気迫は、レースを知らなくてもぞくりとくる。

気になる点

劇画調の絵柄は最初のハードルになりやすい。終盤は一気に話が進み、最高峰の舞台での活躍が描かれないまま終わる。決着も主人公無双に見えてしまうところがあり、伏線の張り方にも物足りなさを感じる。

こんな人におすすめ

才能だけでは越えられない壁に、工夫と仲間の支えで食らいつく主人公と生涯の好敵手との勝負を追いたい人

こんな人には不向き

昔ふうの劇画調の絵柄が最初のハードルになり、そこで読む手が止まってしまいそうな人

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3

YAWARA!

完結

普通の女の子でいたい柔道の天才が、すれ違い続けた恋の果てにたどり着く大団円!

YAWARA!
作者
浦沢直樹
掲載誌
ビッグコミックスピリッツ
ジャンル
青年漫画/柔道/ラブコメディ
完結
完結
評価
9.5/10

良い点

天才として育てられた少女が、勝ち気な令嬢の好敵手に追い詰められていく流れがたまらない。相手がついに肩を並べる実力をつけ、それを全力で迎え撃つ決勝戦に胸が高鳴る。畳を離れるとどこにでもいる女の子、という落差も愛おしい。

気になる点

柔道を恋の片手間でこなして勝ってしまう主人公に、身勝手さを感じる場面がある。思い合う二人が結ばれるまで焦らしが長すぎるので、途中で息切れしてしまう。今読むと時代を感じる描写もちらほら引っかかる。

こんな人におすすめ

競技を知らなくても入り込めて、勝ち気な好敵手との決勝戦と、じれったい恋の行方を一緒に追いたい人

こんな人には不向き

主人公にはまっすぐ競技へ打ち込んでほしく、恋を片手間にこなして勝ってしまう姿にもやもやする

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4

ダイヤのA

完結

名門校でエースを目指す沢村栄純の、努力と成長を描く王道野球漫画の最高峰!

ダイヤのA
作者
寺嶋裕二
掲載誌
週刊少年マガジン
ジャンル
少年マンガ/野球/スポーツ/青春/学園
完結
完結
評価
9/10

良い点

同学年の天才右腕とのエース争いが全編を貫き、敵チームまで応援したくなる描き方をしている。イップスで折れてから立ち上がるまでが長いぶん、背番号を勝ち取る瞬間の重みが違う。捕手との衝突と信頼の積み上げも読みごたえがある。

気になる点

一球ごとに心理描写が入るため試合展開が遅く、まとめ読みしないと流れが見えにくい。主人公が不遇な時期は長く、ライバルばかりが光を浴びる期間も続く。最終回では決着を見たかった相手との対戦が残されたまま終わる。

こんな人におすすめ

投手同士のプライドや補欠争いまで描く、エースの座を巡る同学年との競争をじっくり味わいたい人

こんな人には不向き

主人公が差をつけられ続ける不遇な時期が長く、そこでストレスを感じてしまいやすい人

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5

MAJOR

完結

亡き父への想いを胸に、数々の絶望的な困難を乗り越えメジャーリーグを目指す野球大河ドラマ。

MAJOR
作者
満田拓也
掲載誌
週刊少年サンデー
ジャンル
少年マンガ/野球/スポーツ/青春
完結
完結
評価
9/10

良い点

5歳から海の向こうの舞台まで、半生をまるごと追う長さが物を言う。右肩の故障のような絶望が何度も襲うが、そのたびに立ち上がる。幼なじみの好敵手と重ねた友情と切磋琢磨が、長い旅路の芯として最後まで通っている。

気になる点

怪我や理不尽なトラブルが続き、重たい時期は読むのに体力がいる。主人公の実力が飛び抜けているぶんワンマンで勝ち進む展開が多く、周りの活躍をもっと見たくなる。長編ゆえに中だるみを感じるところもある。

こんな人におすすめ

幼い頃から大人になるまでを追う長い旅路で、幼なじみの好敵手と重ねた切磋琢磨に泣きたい人

こんな人には不向き

怪我や不幸が立て続けに降りかかる展開が多く、読んでいるうちに気持ちまで消耗してしまう人

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6

黒子のバスケ

完結

影の薄さを武器にする黒子と超天才・火神が全国制覇を目指す熱血バスケ漫画!

黒子のバスケ
作者
藤巻忠俊
掲載誌
週刊少年ジャンプ
ジャンル
少年マンガ/バスケットボール/スポーツ/熱血/学園
完結
完結
評価
8.8/10

良い点

中学で日本一を獲った仲間たちが、今は越えるべき相手として各校に散っている。この構図が物語をずっと引っ張る。試合終了までどちらが勝つか読めない緊張感が続き、目立たないことを武器にするという逆転の発想も新しい。

気になる点

対決が進むにつれて技の現実離れが加速し、後半はバトル漫画的なインフレに映る。バスケを題材にしたバトルものとして読まないと違和感が残る。絵柄が合わずに序盤で足踏みしてしまう入りにくさもある。

こんな人におすすめ

かつての仲間が各校に散って立ちはだかる、超人的な個性を持つ好敵手との対決にわくわくしたい人

こんな人には不向き

現実のバスケに近い戦術や泥臭さを重んじていて、技がどんどん超人的になっていく展開が苦手な人

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7

月下の棋士

完結

型破りな天才少年が命を懸けて将棋界の頂点に挑む、圧倒的迫力の人間ドラマ!

月下の棋士
作者
能條純一
掲載誌
週刊ビッグコミックスピリッツ
ジャンル
将棋/ヒューマンドラマ/勝負事/青年マンガ
完結
完結
評価
8.8/10

良い点

対戦相手のひとりひとりが業を抱えた強敵として描かれ、勝った相手まで好きになってしまう。最大の好敵手との死闘を経て、史上最年少名人との一本勝負へ向かう流れに引きずり込まれる。鋭い線と鬼気迫る表情が、静かな競技を動かして見せる。

気になる点

吐血や失禁といった過剰な場面が続き、受け付けるかどうかで評価が割れる。盤面の描写はほとんどなく、手順や戦術を味わいたい人には向かない。相手が勝手に崩れる決着の繰り返しに、ご都合主義を感じる場面もある。

こんな人におすすめ

盤を挟んで人生ごとぶつかり合う、業を背負った勝負師同士の一本勝負にどっぷり浸かりたい人

こんな人には不向き

盤上で吐血や失神まで起こる過剰な演出より、現実に近い一手ずつの駆け引きを味わいたい人

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8

蒼天の拳

完結

1930年代の上海を舞台に、第62代北斗神拳伝承者が漢の誇りを懸けて戦う格闘劇。

蒼天の拳
作者
原哲夫/武論尊
掲載誌
週刊コミックバンチ
ジャンル
格闘・アクション/青年マンガ/歴史
完結
完結
評価
8.8/10

良い点

魔都と呼ばれた街を舞台に、宿命の相手との死闘が重ねられる。義理と人情のために命を懸ける男たちのドラマに何度も涙が出る。独自の拳法それぞれに歴史と因縁があり、格闘漫画としての面白さも詰まっている。

気になる点

結末がかなり急ぎ足で、序盤から中盤の熱量に比べると消化不良が残る。後半は後付けのような設定が増えて話が込み入る。残酷な場面や顔芸の連続は好みが割れ、歴史や政治の説明が長く感じられる箇所もある。

こんな人におすすめ

義理と人情を背負った男たちが、宿命の相手と拳で語り合う死闘に心を打たれて涙したい人

こんな人には不向き

残酷な描写や濃く激しい絵柄が苦手で、刺激の穏やかなマイルドな作風をゆっくり味わいたい人

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9

キャプテン翼

完結

「ボールは友達」。宿命のライバルとの死闘を越え、少年たちの夢が世界へ駆け上がる王道サッカー物語!

キャプテン翼
作者
高橋陽一
掲載誌
週刊少年ジャンプ
ジャンル
スポーツ漫画/少年漫画
完結
完結
評価
8.8/10

良い点

宿命の相手との死闘を制して頂点に立ち、やがて舞台は世界へ広がる。強烈な一撃を打ち返す場面には漫画だからできる痛快さがある。譲らない戦いを描きながら、団体競技として仲間に支えられる姿も丁寧に置かれている。

気になる点

勢いで押し切る展開が目につき、細かい理屈を考え出すとつっこみどころは尽きない。終了間際の逆転がお決まりのパターンになり、試合の緊張感が下がる。後半は似た顔立ちが並び、引き伸ばしの蛇足感が強くなる。

こんな人におすすめ

細かい理屈は抜きにして、幼い頃からの宿命の相手との激突と豪快な一撃に胸を躍らせたい人

こんな人には不向き

現実の試合と地続きのリアルな描写を求めていて、誇張された展開には気持ちが乗らない人

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10

ろくでなしBLUES

完結

吉祥寺を舞台に、前田太尊と仲間たちが繰り広げる笑いと涙、そして熱き拳が交錯するヤンキー漫画の決定版。

ろくでなしBLUES
作者
森田まさのり
掲載誌
週刊少年ジャンプ
ジャンル
ヤンキー/ボクシング/格闘/学園
完結
完結
評価
8.7/10

良い点

四天王と呼ばれる他校の強敵との死闘を重ねながら、主人公が伸びていく。ライバルにもそれぞれの背景と美学があり、戦った後に芽生える友情の描き方がかっこいい。卑怯なことはしないという筋が最後まで通っている。

気になる点

連載が長いぶん、中盤の日常やギャグが間延びして感じられる時期がある。喧嘩の描写はかなり過激で、刺激が強いと感じる読者もいる。九十年代前後の空気が濃く、終盤で作風が変わる流れも好みが割れる。

こんな人におすすめ

拳を交えた後に生まれる互いを認め合う不器用な友情と、昭和的な熱さに惚れ込みたい人

こんな人には不向き

喧嘩や暴力で決着をつける展開が繰り返されることに、倫理的な抵抗を感じて楽しみにくくなる人

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11

ライジング インパクト

完結

特殊能力を武器に少年が世界一の飛ばし屋を目指す、伝説のゴルフバトル青春劇!

ライジング インパクト
作者
鈴木央
掲載誌
週刊少年ジャンプ
ジャンル
少年マンガ/ゴルフ/スポーツ/能力
完結
完結
評価
8.5/10

良い点

ボールの航跡が光る特殊な才能を軸に、強力なライバルたちが集う舞台へ主人公が乗り込む。能力バトルのような熱量で描かれる打ち合いが痛快で、強敵と切磋琢磨して伸びていく流れに引き込まれる。ルールを知らなくても入り込める。

気になる点

進むにつれて物理法則を無視した技が連発され、現実的な競技ものを求めると合いにくい。終盤は一気に畳まれ、回収されない伏線も残る。初期の絵柄は荒削りで、お色気の場面がノイズに感じられる箇所もある。

こんな人におすすめ

競技のルールを知らなくても、能力バトルのような熱量で描かれる好敵手との対決に飛び込みたい人

こんな人には不向き

物理法則を無視したぶっ飛んだ技の連発より、現実に近い競技の駆け引きのほうを楽しみたい人

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12

エリアの騎士

完結

兄の心臓を受け継いだ少年が、世界の頂点を狙うサッカー青春譚!

エリアの騎士
作者
月山可也/伊賀大晃
掲載誌
週刊少年マガジン
ジャンル
スポーツ/青春
完結
完結
評価
8.5/10

良い点

天才の兄と不器用な弟という関係に、心臓移植という重い設定が乗る。兄の意志を継いで伸びていく過程が丁寧で、親友や強豪校の相手との激突にも力が入っている。準主役級まで役割があり、戦術の描写もしっかりしている。

気になる点

序盤の事故から移植までの流れは強引に映り、そこで冷めてしまうこともある。技やキャラが増えるにつれ現実味よりファンタジー寄りに傾く。最終回が決勝のキックオフで終わってしまい、最後で失速したように見える。

こんな人におすすめ

兄への憧れを抱えた主人公が、親友や強豪校の好敵手とぶつかりながら伸びる姿を長く追いたい人

こんな人には不向き

結末まできっちり描き切る物語を望み、途中で終わったように感じる幕引きが苦手な人

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13

ナナマル サンバツ

完結

引っ込み思案な高校生が、知識と反射神経を競う「競技クイズ」の世界にのめり込む青春部活漫画。

ナナマル サンバツ
作者
杉基イクラ
掲載誌
ヤングエース
ジャンル
部活/青年マンガ/青春/クイズ
完結
完結
評価
8.4/10

良い点

知識の量だけでなく、コンマ一秒の早押しと相手との駆け引きが勝負を分ける。個性豊かなライバルとの熱いバトルがスポ根のように描かれる。用語やルールの解説が丁寧なので、置いていかれずに読み進められる。

気になる点

主人公が最初から知識を持っているため、読者との差が開いて置いていかれる感覚がある。立ち上がりはゆっくりで、嫌味な性格のライバルに気持ちが乗らない場面もある。恋愛の進展を求めるともやもやが残る。

こんな人におすすめ

知識と反射を競う世界で、個性の強い好敵手と早押しでぶつかる熱さを初心者から知りたい人

こんな人には不向き

主人公が無知から少しずつ強くなる右肩上がりの成長を、物語の軸として期待してしまう人

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14

バクマン。

完結

ジャンプの頂点を目指す少年たちの情熱と、漫画業界の裏側を描く大ヒット青春群像劇。

バクマン。
作者
小畑健/大場つぐみ
掲載誌
週刊少年ジャンプ
ジャンル
少年マンガ/職業/青春
完結
完結
評価
9/10

良い点

漫画家を目指す二人が、天才と呼ばれる同世代の相手と順位を競い合うアンケートバトルに挑む。編集部の裏側や制作の厳しさがリアルで、努力だけでなく戦略で勝負する頭脳戦が続く。劇中に出てくる作品の完成度も高い。

気になる点

売れる漫画が正義という価値観が前に出て、主人公たちの考え方に傲慢さを感じることがある。セリフや説明の文字量が多く、小説を読むような疲れも出る。夢に敗れる側の扱いがつらく映る場面もある。

こんな人におすすめ

競技ではなく創作の世界で、天才の同世代と順位を競い合う勝負の熱さに引き込まれたい人

こんな人には不向き

売れることが正義という価値観が前に出る展開と、純粋な創作への思いがどうしても噛み合わない人

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15

リクドウ

完結

父親の自殺、虐待を生き抜いた少年が、拳一つで闇から這い上がるダークボクシング劇!

リクドウ
作者
松原利光
掲載誌
週刊ヤングジャンプ
ジャンル
青年漫画/スポーツ/アクション/サスペンス
完結
完結
評価
9/10

良い点

拳が生きている証そのものになっている主人公が、宿命の相手と魂を削り合う死闘へ進む。一打の重さや飛び散る汗まで伝わってくる作画に、思わずたじろぐ。親代わりの元ボクサーとの深い絆も、最後まで物語を支えている。

気になる点

序盤の凄惨な展開はヘビーで、拳を交えるまで読むのに体力がいる。重い過去と直結した動機のせいで空気は終始ピリピリしている。相手側も極端な背景ばかりで、終盤からエピローグは走り抜けるように終わる。

こんな人におすすめ

過酷な境遇を生き抜いた主人公が、魂を削り合う好敵手との死闘に本気で熱くなれる人

こんな人には不向き

親の死や暴力が続く地獄のような序盤がヘビーすぎて、読み進めるのがきつくなる人

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16

ヒカルの碁

完結

平安の天才棋士の霊に取り憑かれた少年が、囲碁の世界へとのめり込み成長していく青春ドラマ。

ヒカルの碁
作者
ほったゆみ/小畑健/梅沢由香里
掲載誌
週刊少年ジャンプ
ジャンル
少年マンガ/囲碁/ヒューマンドラマ/青春
完結
完結
評価
9.5/10

良い点

囲碁に興味のなかった少年が、同い年の天才と出会って盤の世界へ引き込まれていく。ライバルたちと切磋琢磨する青春群像が熱く、プロ試験での仲間との人間ドラマにも泣かされる。対局中の表情の描き込みも見事。

気になる点

中盤である存在が姿を消す展開はショックが大きく、そこから読むのがつらくなる。終盤のまとめ方が急で、二人のその後をもっと読みたかった。ルールは最後までつかみにくく、盤面は雰囲気で追うことになる。

こんな人におすすめ

ルールを知らなくても入り込める、同い年の天才との出会いが人生を変える物語に熱くなりたい人

こんな人には不向き

見守ってくれた存在と最後まで一緒に戦う展開を望み、途中の喪失で気持ちが折れてしまう人

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17

アイシールド21

完結

逃げ足が才能に変わる——弱小チームの知恵と熱さが光る少年アメフト漫画!

アイシールド21
作者
稲垣理一郎/村田雄介
掲載誌
週刊少年ジャンプ
ジャンル
スポーツ/青春/アクション
完結
完結
評価
8.5/10

良い点

逃げ足という弱さが、そのまま才能に変わる設定がうまい。才能と努力の宿命を正面から描く構図で、天才揃いの強豪に知恵とチームワークで挑む。敵チームにもそれぞれの人生があり、何度も泣かされる。

気になる点

専門用語が多く、解説が入っても序盤は慣れるまで時間がかかる。終わり方に駆け足な印象があり、もっと続きを読みたかった気持ちが強い。後半で雰囲気が変わったと感じて、途中で離れてしまう人もいる。

こんな人におすすめ

才能と努力が正面からぶつかる宿命を、敵味方それぞれの人生ごと描く群像劇で味わいたい人

こんな人には不向き

馴染みの薄い競技の専門用語が多い序盤を、腰を据えて読み進めるのが苦手で先を急ぎたくなる人

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18

ベイビーステップ

完結

几帳面な高校生が論理的思考でテニスの頂点を目指す!圧倒的リアリティのスポーツ漫画!

ベイビーステップ
作者
勝木光
掲載誌
週刊少年マガジン
ジャンル
スポーツ/青春
完結
完結
評価
8.8/10

良い点

相手の癖や戦術を書き留めるノートを武器に、几帳面な高校生が伸びていく。努力した分だけ結果が出る爽快感があり、作者が経験者だけあって描写にも納得がいく。停滞期の踏ん張りが実っていく描き方もいい。

気になる点

連載が長いぶん中盤は展開がゆっくりで、テンポを求めると重く感じる。試合描写は緻密すぎてついていけない場面もある。最終回が世界ツアーのデビュー戦の途中で終わってしまい、そこがどうにも惜しい。

こんな人におすすめ

ひらめきよりも、分析と記録を積み上げて強くなる勝ち方で格上の相手に挑む姿をとことん見たい人

こんな人には不向き

感情がぶつかる泥臭く爆発的な熱さを期待していて、理詰めで勝ち上がる進み方を淡白に感じてしまう人

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19

ハイキュー!!

完結

小柄な少年・日向が、かつての宿敵・影山と共に頂を目指す!バレーボールに青春を捧げた少年たちの熱き成長と繋ぐ物語!

ハイキュー!!
作者
古舘春一
掲載誌
週刊少年ジャンプ
ジャンル
バレーボール/スポーツ/青春
完結
完結
評価
9.6/10

良い点

中学で叩きのめされた相手と高校で組む、という始まりから引き込まれる。相棒という言葉では足りない信頼関係が、二人を極限まで引き出していく。敗れたチームにも丁寧に光を当てる描き方で、何度も号泣させられる。

気になる点

名場面の密度が高すぎて、一気に読むと熱量に押されて消耗する。登場人数がかなり多いため、顔と名前が一致するまでは集中力がいる。戦術の解説が専門的で、動きだけ追いたいときは情報が多く感じられる。

こんな人におすすめ

かつての宿敵が相棒になる、互いを極限まで引き出し合う信頼関係に魂を揺さぶられたい人

こんな人には不向き

ライバル校まで含めた登場人数がかなり多く、名前と顔が一致するまでの導入期に苦労してしまいやすい人

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20

NARUTO

完結

火影を目指すナルトの成長と忍世界の戦いを描いた、世界的人気を誇る王道少年漫画!

NARUTO
作者
岸本斉史
掲載誌
週刊少年ジャンプ
ジャンル
少年漫画/バトル/アクション
完結
完結
評価
8.8/10

良い点

里一番の嫌われ者だった主人公が、努力を重ねて頂点を目指す王道をまっすぐ走る。敵側にまで深い背景が用意されているため、倒すべき相手にも感情移入してしまう。長期連載なのに、どこを切り取っても面白い。

気になる点

長い連載ゆえに矛盾が目につき、血筋がよかったという展開で当初のテーマがぶれたと感じてしまう。皆が強くなるにつれて技や忍法が込み入り、理解が追いつかなくなる。絵柄や口癖がどうにも合わない、という壁もある。

こんな人におすすめ

落ちこぼれだった主人公が努力で這い上がる王道と、因縁を抱えた相手との長い決着まで見届けたい人

こんな人には不向き

長期連載で次々に増える技や能力の設定を、ひとつずつ整理しながら読み進めるのが得意でない人

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目的別のおすすめ

よくある質問

ライバル漫画は競技のルールを知らないと楽しめませんか?

そんなことはありません。ここに並べた作品の多くは、用語やルールを物語の中で丁寧に説明してくれます。囲碁やクイズ、アメフトのように馴染みの薄い分野でも、読み進めるうちに自然と勝負の流れが追えるようになります。

全部10巻以上ということは、読み切るのに時間がかかりますか?

たしかに腰を据える必要はあります。ただ、ライバル関係は長い時間をかけて積み上がるからこそ効いてきます。すべて完結しているので、続きを待たされることなく自分のペースで最後まで走り切れます。

スポーツ以外のライバル漫画もありますか?

あります。将棋や囲碁、クイズのように盤や机の上で戦う作品、漫画家として順位を競う作品、拳法家同士がぶつかる作品まで入っています。体を動かす競技が苦手でも、勝負の緊張感は同じように味わえます。

まとめ

20作品を並べてみると、勝ち負けそのものよりも「あの相手がいたから、ここまで来られた」という一点で重なります。憎み合っていた相手が背中を預ける相棒になったり、一度も打ち解けないまま互いを引き上げたり。関係の形はそれぞれ違っても、越えたい誰かの存在が主人公を遠くへ運んでいく点は変わりません。気になった一作から、その長い勝負の記録をたどってみてください。