レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
ラブ★コン の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ラブ★コン
著者: 中原アヤ
連載: 別冊マーガレット
評価: 8.8/10
あらすじ
大阪の高校に入学した小泉リサは172cmの長身、同級生の大谷敦士は156cmの小柄。顔を合わせれば口げんかばかりで、周りから漫才コンビ扱いされる二人。それぞれ理想の相手を落とそうと手を組むうち、共通の趣味や互いの優しさに気づき、リサは大谷への恋心を募らせていく。告白しても振られ、それでも一途に思い続ける日々。やがて大谷も自分の気持ちに向き合い、二人はようやく恋人になる。受験や進路のずれ、思わぬすれ違いにぶつかりながらも、大阪弁の掛け合いでにぎやかに笑わせ、じれったい距離感でとことん泣かせる、平成少女漫画の金字塔とも呼ばれる凸凹ラブコメ!
読む前に確認したい相性
向いている人
- にぎやかな関西弁の掛け合いで思いきり笑いながら、じれったい恋の切なさと胸きゅんも味わえる少女漫画を求めている人
- すぐには結ばれないじれったい両片思いの過程を、不器用な二人の一生懸命さごと応援しながら、最後まで見守りたい人
- どのコマもかわいい作画や古き良い空気を楽しみつつ、後味の明るい気軽に読めるラブコメをのんびり味わいたい人
向いていない人
- 同じようなすれ違いや割り込みキャラが続く中盤のもたつく展開が苦手で、恋がもっとテンポよく進んでほしい人
- 物語に深みや広がりをしっかり求め、心を強く揺さぶる大きな起伏や読み応えのある骨太な筋を何より大事にしたい人
- 季節の行事は多くても二人の関係がなかなか進まないゆっくりした足取りにじれてしまい、展開のスピード感を求める人
良い感想・レビュー
- 関西弁の掛け合いが軽快で、読みながら思わず声を出して笑ってしまいました。少女漫画で本気で吹き出したのは久しぶりです。ノリツッコミのテンポが心地よく、沈んだ日に開いても元気をもらえます。
- 恋愛感情のなかった大谷が、少しずつリサへ気持ちを傾けていく描き方がとても丁寧でした。だからこそ二人が結ばれた場面では手放しで祝いたくなり、これがキュン死にかと思い知りました。
- 絵がとにかく可愛くて、どのコマを切り取っても見とれてしまいます。主人公の表情や髪型がいちいち愛らしく、ファッションにも古き良さがにじむ。作画の可愛さの密度だけでも読む価値がありました。
- すぐにくっつかない展開なのに、二人とも一生懸命だからイライラせずに見守れました。互いがかけがえのない相手だと最初から伝わってきて、じれったい距離のもどかしさすら愛おしく感じます。
- このお話のヒーローである大谷が、とにかく人物としてよくできています。リサがやじろべえのように揺れても、彼は嵐でも根を張る木みたいにどっしり構えていて、その確かな安心感に惹かれました。
悪い感想・レビュー
- 二人がくっつくまではとても面白かったのに、その後は割り込みキャラが次々あらわれて、同じようなすれ違いの繰り返しに正直ダレてしまった。中盤以降の引っ張りのくどさが惜しく感じられた。
- 主人公のふるまいに、正直どうかと思う場面が何度かあった。忙しさを言い訳に別の相手と出かける流れは、恋人が怒るのも当然で、応援していたぶん共感しづらい選択にもやもやする。
- 毎週楽しみに読めて面白かったのは確かだけれど、名作かと問われると迷ってしまう。話に深みや広がりがそれほどなく、問題と答えが一直線で、心の揺さぶりの少なさがどうしても残る。
- 季節ごとの行事は多いのに、肝心の二人の関係はなかなか前へ進まない。同じ距離感で足踏みが続く時期があって、いつまでも固まらない進展のじれったさに少しくたびれた。
- 当時は気にならなかった主人公の相手役の髪型が、いま読み返すとどうにも古びて見えてしまった。物語自体は好きなだけに、細部ににじむ時代を感じる古さがふと引っかかる。
良い感想・レビュー
- 関西弁の掛け合いが軽快で、読みながら思わず声を出して笑ってしまいました。少女漫画で本気で吹き出したのは久しぶりです。ノリツッコミのテンポが心地よく、沈んだ日に開いても元気をもらえます。
- 恋愛感情のなかった大谷が、少しずつリサへ気持ちを傾けていく描き方がとても丁寧でした。だからこそ二人が結ばれた場面では手放しで祝いたくなり、これがキュン死にかと思い知りました。
- 絵がとにかく可愛くて、どのコマを切り取っても見とれてしまいます。主人公の表情や髪型がいちいち愛らしく、ファッションにも古き良さがにじむ。作画の可愛さの密度だけでも読む価値がありました。
- すぐにくっつかない展開なのに、二人とも一生懸命だからイライラせずに見守れました。互いがかけがえのない相手だと最初から伝わってきて、じれったい距離のもどかしさすら愛おしく感じます。
- このお話のヒーローである大谷が、とにかく人物としてよくできています。リサがやじろべえのように揺れても、彼は嵐でも根を張る木みたいにどっしり構えていて、その確かな安心感に惹かれました。
悪い感想・レビュー
- 二人がくっつくまではとても面白かったのに、その後は割り込みキャラが次々あらわれて、同じようなすれ違いの繰り返しに正直ダレてしまった。中盤以降の引っ張りのくどさが惜しく感じられた。
- 主人公のふるまいに、正直どうかと思う場面が何度かあった。忙しさを言い訳に別の相手と出かける流れは、恋人が怒るのも当然で、応援していたぶん共感しづらい選択にもやもやする。
- 毎週楽しみに読めて面白かったのは確かだけれど、名作かと問われると迷ってしまう。話に深みや広がりがそれほどなく、問題と答えが一直線で、心の揺さぶりの少なさがどうしても残る。
- 季節ごとの行事は多いのに、肝心の二人の関係はなかなか前へ進まない。同じ距離感で足踏みが続く時期があって、いつまでも固まらない進展のじれったさに少しくたびれた。
- 当時は気にならなかった主人公の相手役の髪型が、いま読み返すとどうにも古びて見えてしまった。物語自体は好きなだけに、細部ににじむ時代を感じる古さがふと引っかかる。





