レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
ラーメン発見伝 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ラーメン発見伝
連載: ビッグコミックスペリオール
評価: 8.5/10
あらすじ
ダイユウ商事の商品開発部に勤める藤本浩平は、遅刻も居眠りも当たり前のダメ社員。ただ夜になれば屋台を引き、自分の店を持つ日を夢見て理想の一杯を追いかけていた。ある日、出されたラーメンに「まずい!」と言い放ったことから、業界のカリスマと呼ばれるフードコンサルタント・芹沢達也と出会う。芹沢は藤本の腕をいくらか認めながらも、客は味ではなく情報を食っているのだと突きつけ、商売としての甘さを容赦なく叩いた。潰れかけた店を立て直し、テレビの勝負にも出た。会社が動かすラーメンのテーマパークにも関わるうちに、藤本は原価も回転率も客の心理も身体で覚えていく。そして最後に待つのは、あの日否定された言葉を抱えたままの、宿敵との一杯勝負!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 味の追求だけでなく、原価や回転率まで踏み込む商売の話として料理漫画をじっくり読みたい人
- 腕はあっても世間に通じない主人公が、叩かれながら職人として伸びていく話を追いたい人
- 毒舌のライバルとの間に、敵から師匠へ変わっていく関係が少しずつ育っていく展開に弱い人
向いていない人
- 専門的な解説が長く続くと話の流れが止まると感じてしまい、理屈より勢いで進む展開を好む人
- 主人公を最初から気持ちよく応援できないと入りにくく、序盤の刺々しい振る舞いが苦手な人
- 絵の華やかさや今どきの空気を求めていて、古さのにじむ画面や小道具がどうしても気になる人
良い感想・レビュー
- ラーメンは好きでも知識はゼロだった私ですが、読み終わる頃には麺やスープの見方まで変わりました。うまいで終わっていた感想に言葉が付いていく感覚がうれしいです。
- 終わり方でここまで満たされる漫画は珍しいと思う。最初に宿敵から叩きつけられた理屈が、そのまま最後の勝負の答えになった。客の心理まで読み切った一杯に唸った。
- 原価率や回転率、立地に接客まで踏み込むので、飲食に関わらない私でも仕事の話として読めた。商売の現実と折り合う過程が描かれていて、机の上の勉強より頭に残る。
- 醤油に塩、味噌にとんこつ、ご当地から創作系まで調べ尽くされていて、下調べの厚みに驚かされる。主人公が職人として伸びていく話としても、素直に引き込まれた。
- 敵役だったはずの相手が、話が進むほど師匠のような顔を見せてくる。この人の描き方の厚みがあるから、料理の勝負なのに人間ドラマとして読めてしまう。
悪い感想・レビュー
- クイズが出るたびに一杯完食していく場面は、いくら好きでも胃がもたないと突っ込みたくなる。食べる量の現実味のなさだけは、さすがに飲み込みづらい。
- 茹で置きで回す店が繁盛するとは思えず、現場を知っている人ほど引っかかるはず。理屈は立派なのに細部の実感がずれているところが、たまに顔を出す。
- 初対面の店でいきなり大声を出して絡む場面から入るので、主人公への第一印象は最悪でした。周りにも嫌な性格の人物が多く、序盤の後味の悪さは正直きついです。
- 具材やスープの解説が長く、そのたびに話の流れが止まる場面もある。後半は対決の形も決まってきて、説明とパターンの重さがだんだん気になってきた。
- 携帯やパソコンの描写に古さがにじむし、絵も全体に地味で目を引くほうではない。話の芯が太いので読めるものの、見た目の華のなさで損をしている気がする。
良い感想・レビュー
- ラーメンは好きでも知識はゼロだった私ですが、読み終わる頃には麺やスープの見方まで変わりました。うまいで終わっていた感想に言葉が付いていく感覚がうれしいです。
- 終わり方でここまで満たされる漫画は珍しいと思う。最初に宿敵から叩きつけられた理屈が、そのまま最後の勝負の答えになった。客の心理まで読み切った一杯に唸った。
- 原価率や回転率、立地に接客まで踏み込むので、飲食に関わらない私でも仕事の話として読めた。商売の現実と折り合う過程が描かれていて、机の上の勉強より頭に残る。
- 醤油に塩、味噌にとんこつ、ご当地から創作系まで調べ尽くされていて、下調べの厚みに驚かされる。主人公が職人として伸びていく話としても、素直に引き込まれた。
- 敵役だったはずの相手が、話が進むほど師匠のような顔を見せてくる。この人の描き方の厚みがあるから、料理の勝負なのに人間ドラマとして読めてしまう。
悪い感想・レビュー
- クイズが出るたびに一杯完食していく場面は、いくら好きでも胃がもたないと突っ込みたくなる。食べる量の現実味のなさだけは、さすがに飲み込みづらい。
- 茹で置きで回す店が繁盛するとは思えず、現場を知っている人ほど引っかかるはず。理屈は立派なのに細部の実感がずれているところが、たまに顔を出す。
- 初対面の店でいきなり大声を出して絡む場面から入るので、主人公への第一印象は最悪でした。周りにも嫌な性格の人物が多く、序盤の後味の悪さは正直きついです。
- 具材やスープの解説が長く、そのたびに話の流れが止まる場面もある。後半は対決の形も決まってきて、説明とパターンの重さがだんだん気になってきた。
- 携帯やパソコンの描写に古さがにじむし、絵も全体に地味で目を引くほうではない。話の芯が太いので読めるものの、見た目の華のなさで損をしている気がする。










