レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
東京アリス の感想と評価(良いところ、悪いところ)
東京アリス
著者: 稚野鳥子
連載: Kiss
評価: 7.5/10
あらすじ
「欲しい」と思ったら止まらない、お買い物命でジブリ好きのOL・ふう。そんな彼女には、私立中学時代からの親友が三人いる。お見合い結婚を決められた資産家のお嬢様・さゆり、クールな女医の理央、漫画家のみずほ。金銭感覚も立場もばらばらな4人が、さゆりの結婚までという期限つきで、代官山の一軒家で共同生活を送ることに。アラサーの転機を前に、仕事にも恋にも迷う4人。それでも互いの恋を応援し、ときに一緒に泣く。おしゃれな服や小物はもちろん、海外旅行や京都の街並みまで描かれ、ページをめくるたびに出かけたくなる華やかさもたっぷり。ちょっと困ったちゃんなのに憎めないふうと、本音で話せる女友達との、キラキラした東京の日々!
この作品が載っている特集
読む前に確認したい相性
向いている人
- 女友達との深い友情を描いた話が好きで、性格も生き方も違う仲間が支え合う姿に元気をもらいたい人
- アラサーを迎えて仕事や恋、生き方に迷いを感じていて、同じ年ごろの主人公たちに共感したい人
- おしゃれな服や小物、買い物の楽しさがたっぷり詰まった、華やかな漫画を読んで楽しみたい人
向いていない人
- 買い物依存気味の浪費癖を持つ主人公の行動に、読んでいてついイライラしてしまいそうな人
- 話がゆっくり進む長い物語より、テンポよく次々と展開していく作品のほうが好みだという人
- ブランドや女子会のキラキラした少し前の時代の雰囲気に、いまの感覚だと違和感を覚えやすい人
良い感想・レビュー
- 金銭感覚も生活もまるで違う女友達4人が、深いところで互いをわかり合っている関係にぐっときます。嫉妬し合うどころか、相手を認めて応援する姿がまぶしく、うらやましくなりました。
- アラサーになると、それまで勢いで乗り切ってきたぶん、この先の生き方が急にわからなくなる。転機の前で揺れる4人の迷いがそのまま自分の姿と重なり、うなずきっぱなしだった。同年代のOLにこそ読んでほしい。
- 服も小物もとにかくおしゃれで、主人公が買うものを眺めているだけでこっちまで買い物に出かけたくなる。後半の京都の街並みやかわいいお店も、絵がきれいなので見ていて楽しい!
- 貯金ゼロっぽいのにまた買ってしまう主人公の言い訳に、つい共感してしまいます。困ったちゃんなのになぜか憎めないところがよくて、読み終えると元気をもらえるお話でした。
- 友人の結婚までという期限つきのルームシェアに、最後の青春らしさがあっていい。旅行やおしゃべりなど女同士だからこその楽しさがつまっていて、こんな暮らし、してみたかったなあ。
悪い感想・レビュー
- ブランド名を聞いただけで浮かれ、支払いを考えずに使っては届いた請求書を見て慌てる。自制のきかない浪費癖の持ち主が主人公なので、恋よりカード破産の心配が先に立つ。
- ブランドに恋にとキラキラした女子会のノリが、いま読むと設定も時代背景も古く感じます。今どきの自立した女性像とはずれがあって、違和感ばかりが募り、なかなか先を読み進められません。
- 話の進みがゆっくりで、中だるみのような展開がずっと続く印象です。完結までがとにかく長く、恋愛に発展するかどうかのところまでたどり着く前に、読む気がうせました。
- 浪費癖ばかり目立つのに、相手役のエリートがなぜ主人公に惚れたのかがいくら読んでもわからない。心の動きをもう少しわかりやすく描いてくれたら、二人の恋にも入りこめた気がする。
- タイプの違う女友達の恋愛観を追う話なのに、4人の誰にも共感できないまま進むのがつらい。年のわりに恋でもたつく主人公の態度がじれったく、序盤を読み進めるのさえしんどかった。
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