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ゾッとする恐怖が続く…!10巻以上で完結した『ホラー漫画』おすすめ10選

公開日:2026年07月21日更新日:2026年07月21日

ホラー漫画の醍醐味は、怖さに引き込まれたまま長く物語に浸れること。でも「途中で失速した」「未完で放り出された」だと、その没入も途切れてしまいます。

そこで今回は、10巻以上のボリュームがありながらきちんと完結した、腰を据えて読めるホラー漫画を10作品選びました。食人の掟が渦巻く集落、死を繰り返すループ、純愛のかたちをした狂気まで、恐怖のタイプはさまざま。

それぞれの怖さの種類と、読んだ人が感じた良し悪しをまとめました。今夜あなたを眠らせない一作を、ここから見つけてください。

目次

選び方のポイント

  1. 1. 「怖さのタイプ」で選ぶ

    ひとくちにホラーと言っても、じわじわ迫る心理的な怖さもあれば、血しぶきの飛ぶ残酷な怖さもあります。集落の因習、死のループ、巨大生物のパニックなど、どの恐怖に惹かれるかで選ぶと外しません。

  2. 2. 完結しているかを確かめる

    長編ホラーは風呂敷を広げたまま止まってしまう作品も少なくありません。ここで挙げた10作はすべて結末までたどり着いているので、途中で放り出される心配なく最後まで読み通せます。

  3. 3. グロ描写の強さを見ておく

    食人や捕食、惨殺の描写がどこまで踏み込むかは作品ごとに差があります。刺激の強いものが苦手なら、各作品の「気になる点」を先に読んでから手に取ると安心です。

10作品の比較表

順位作品名ジャンル完結評価
1寄生獣寄生獣ホラー/SF/アクション完結9.8/10
2青野くんに触りたいから死にたい青野くんに触りたいから死にたいロマンス/ホラー/サスペンス完結9.3/10
3地獄先生ぬ~べ~地獄先生ぬ~べ~少年マンガ/コメディ/ホラー/アクション/学園完結9/10
4ドラゴンヘッドドラゴンヘッドサバイバル/青年マンガ/ホラー/SF/ディストピア完結8.8/10
5白砂村白砂村ミステリー/ホラー/アクション完結8.8/10
6ハッピーシュガーライフハッピーシュガーライフロマンス/ホラー/サスペンス完結8.8/10
7ガンニバルガンニバルミステリー/ホラー/サスペンス完結8.5/10
8大巨蟲列島大巨蟲列島ホラー/アクション/サスペンス完結8.5/10
9カラダ探しカラダ探しミステリー/デスゲーム/ホラー/サスペンス完結8.5/10
10霊媒師いずな霊媒師いずな青年漫画/オカルト/ホラー/バトル完結8.2/10
1

寄生獣

完結

人間を捕食するパラサイトと、右手に宿ったミギー。生命の本質を問う、SF漫画の金字塔!

寄生獣
作者
岩明均
掲載誌
月刊アフタヌーン
ジャンル
ホラー/SF/アクション
完結
完結
評価
9.8/10

良い点

右手に宿ったミギーと新一の関係が少しずつ変わっていくさまに、心を持っていかれる。「人間とは何か」という問いと生命の尊厳を突きつける重みがあり、読み終えると世界の見え方まで変わってくる。

気になる点

捕食や変形の場面は生々しいグロテスク描写が続くので、目を背けたくなる人もいる。序盤の絵柄は古風に映り、哲学的な問いが重なるぶん一度では飲み込みきれない。

こんな人におすすめ

右手に宿った寄生生物と人間が共生しながら、生命の本質や人間とは何かを問い続けるSF漫画の傑作に向き合える人

こんな人には不向き

人体を捕食する存在が登場する、生々しいグロテスクで残虐な描写が苦手な人

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2

青野くんに触りたいから死にたい

完結

死んだ彼氏が幽霊になって帰ってきた。あまりに切なく、あまりに恐ろしい、究極のホラー・ラブストーリー開幕!

青野くんに触りたいから死にたい
作者
椎名うみ
掲載誌
月刊アフタヌーン
ジャンル
ロマンス/ホラー/サスペンス
完結
完結
評価
9.3/10

良い点

死んでしまった彼氏が幽霊で帰ってくる、切なさと恐怖が同時に押し寄せる物語。愛することの業や生と死の境目を深く掘り下げていて、歪で美しい純愛の狂気に胸を締めつけられる。

気になる点

描写がとてもリアルで、夜中に一人だと読み進めるのがためらわれるほど。愛の形が常識から外れていて、情報の密度が生む重さに読後どっと疲れる人もいる。

こんな人におすすめ

死んだ恋人の幽霊との絆を核に、愛と恐怖と狂気が溶け合う究極のホラー・ラブストーリーを体験したい人

こんな人には不向き

心霊・幽霊の恐ろしい描写や、精神的にしんどい展開が続く作品を読むのが辛くなってしまう人

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3

地獄先生ぬ~べ~

完結

霊能力教師・ぬ~べ~が「鬼の手」を駆使して生徒たちを妖怪から守るホラーコメディ。

地獄先生ぬ~べ~
作者
真倉翔/岡野剛
掲載誌
週刊少年ジャンプ
ジャンル
少年マンガ/コメディ/ホラー/アクション/学園
完結
完結
評価
9/10

良い点

普段は頼りない先生が、生徒のピンチで鬼の手を握る格好よさに胸が熱くなる。妖怪や都市伝説の話は本気で怖いのに、笑いと人情のあわいを行き来する緩急があって一気に読める。

気になる点

ホラー描写はかなりリアルで、小さな子には刺激が強い。昭和から平成初期の時代を感じるお色気ギャグが頻繁で、巻が進むとバトルやラブコメの比重が増えていく。

こんな人におすすめ

頼りないけどここぞで生徒を守る先生の格好よさにぐっとくる人

こんな人には不向き

リアルで生々しいホラー表現が苦手な人

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4

ドラゴンヘッド

完結

事故で閉ざされた闇と崩壊した世界を舞台に、人間の恐怖の正体を暴く終末サバイバル!

ドラゴンヘッド
作者
望月峯太郎
掲載誌
週刊ヤングマガジン
ジャンル
サバイバル/青年マンガ/ホラー/SF/ディストピア
完結
完結
評価
8.8/10

良い点

閉ざされた暗闇で人の心が壊れていくさまが痛いほどリアルに迫る。崩壊した日本と灰色の雪の不気味な美しさに飲まれ、恐怖とは何かを考えながら読みふけってしまう。

気になる点

崩壊の原因がはっきりしないまま幕を閉じるので、もやもやの残る結末に消化不良を感じやすい。救いのない空気が最後まで続き、中盤の抽象的なモノローグで足踏みする箇所もある。

こんな人におすすめ

暗闇のパニックや、人の心が壊れていく張りつめた緊張感にのめり込みたい人

こんな人には不向き

重苦しくて救いのない空気が続くと、気持ちがすり減ってしまう人

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5

白砂村

完結

隠し里『白砂村』で繰り広げられる、因習と怪異の物語。自称探偵が巨魅を葬る、心震える伝奇ミステリー必見の話題作。

白砂村
作者
今井神
掲載誌
月刊ComicREX
ジャンル
ミステリー/ホラー/アクション
完結
完結
評価
8.8/10

良い点

隠し里に渦巻く因習と怪異を、じっとりした閉鎖的な村の湿度ごと描き出す。重い伝奇ミステリーとコミカルなやり取りの落差が効いていて、村の歴史が明かされる終盤の余韻が長く残る。

気になる点

残酷な儀式や不気味な造形が多く、平穏な物語を好むと入り込みにくい。伏線が緻密で全体像をつかむのに手間取り、ときおり挟まるメタなギャグが緊張感をゆるめると感じる人もいる。

こんな人におすすめ

因習と怪異が渦巻く閉鎖的な村を舞台にした、ホラー・アクション・ギャグが混在する新感覚伝奇ミステリーに引き込まれたい人

こんな人には不向き

ホラー・アクション・ギャグの混在が散漫に感じられてジャンルのノリに乗れない

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6

ハッピーシュガーライフ

完結

愛のためならどんな残酷な手段も厭わない!可愛い絵柄の裏に狂気が渦巻く戦慄のサイコホラーの傑作!

ハッピーシュガーライフ
作者
鍵空とみやき
掲載誌
ガンガンJOKER
ジャンル
ロマンス/ホラー/サスペンス
完結
完結
評価
8.8/10

良い点

誰かを守るためなら手段を選ばない、純粋すぎて壊れた愛を描くサイコホラー。可愛い絵柄とドロドロした心理の落差が凄まじく、登場人物全員の歪んだ愛の形に背筋が冷える。

気になる点

殺人や監禁が日々のように描かれ、倫理を重んじる人には受け入れがたい。まともな判断をする人物がほぼおらず、病みの密度が強すぎて読後にげっそりする人もいる。

こんな人におすすめ

可愛らしい作画の裏に潜む狂気と純愛の紙一重の危うさにゾクゾクしながら、中毒的に読み続けたい人

こんな人には不向き

殺人・監禁など倫理的に完全に逸脱した行為が日常的に描かれ、共感できない主人公を受け入れるのが難しい人

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7

ガンニバル

完結

山奥の限界集落に潜む食人の掟。村ぐるみの狂気に挑む駐在を描く土着ホラーサスペンス!

ガンニバル
作者
二宮正明
掲載誌
週刊漫画ゴラク
ジャンル
ミステリー/ホラー/サスペンス
完結
完結
評価
8.5/10

良い点

山奥の限界集落に赴任した駐在が、村ぐるみの食人の掟へ近づいていく。誰もが腹に黒いものを抱えて見えて、どこかで実際に起きていそうな土着のリアリティにぞわぞわさせられる。

気になる点

終盤の銃撃戦で作画が荒れて誰が戦っているか追いにくくなる。中盤の長い過去編で現代パートの勢いが折れ、不条理な結末には置いていかれた気分が残る。

こんな人におすすめ

閉鎖的な集落特有の不気味さがリアルに迫る、先の気になる和風サスペンスを読んで味わいたい人

こんな人には不向き

猟奇的な殺害や食人を連想させる描写が多いので、グロテスクな表現が苦手で読むのがつらく感じる人

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8

大巨蟲列島

完結

謎の島で巨大昆虫が人間を喰い殺す!絶望のパニック・サバイバルホラー必見の話題作。

大巨蟲列島
作者
藤見泰高/廣瀬周
掲載誌
マンガクロス
ジャンル
ホラー/アクション/サスペンス
完結
完結
評価
8.5/10

良い点

謎の島で巨大な蟲に人が食われていく、絶望のサバイバルホラー。昆虫マニアの知識が生き延びる武器になる作りが面白く、禍々しい蟲の質感に怖いのに先が気になる。

気になる点

人が蟲に惨殺される場面がとても多く、虫が苦手だとトラウマ級になる。人間のエゴや裏切りが前に出て、エロと暴力が混ざる凄惨さの押し出しに疲れる人もいる。

こんな人におすすめ

謎の島で巨大化した昆虫に人間が次々と食われる絶望的なパニックサバイバルホラーに引き込まれたい人

こんな人には不向き

昆虫が人を食い荒らすグロテスクで凄惨な描写に生理的な嫌悪感を覚えやすい人

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9

カラダ探し

完結

深夜の学校に現れる「赤い人」に殺され続ける死のループの中、バラバラにされた友人のカラダを探し出す絶望のループホラー!

カラダ探し
作者
村瀬克俊/Welzard
掲載誌
少年ジャンプ+
ジャンル
ミステリー/デスゲーム/ホラー/サスペンス
完結
完結
評価
8.5/10

良い点

深夜の校舎で「赤い人」に殺され続ける、死のループのホラー。死に戻りながら少しずつ謎に迫る作りに夢中になり、極限で深まる6人の絆に何度も胸を打たれる。

気になる点

死んでもやり直せる設定に慣れると、死の重みが薄れて緊張が続かない時期がある。中盤はルールが入り組み、全17巻ぶんの同じ展開のループに中だるみを感じる人もいる。

こんな人におすすめ

くり返しながら少しずつ謎に迫る作りに夢中になれる人

こんな人には不向き

死に戻りに慣れてひやひや感が薄れると冷める人

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10

霊媒師いずな

完結

大人になった葉月いずなが現代社会の闇に潜む怪異に挑む!『ぬ~べ~』から成長した彼女の、過激で鋭い都市妖鬼考!

霊媒師いずな
作者
真倉翔/岡野剛
掲載誌
スーパージャンプ/週刊少年ジャンプ
ジャンル
青年漫画/オカルト/ホラー/バトル
完結
完結
評価
8.2/10

良い点

『ぬ~べ~』のいずなが大人になり、プロの霊能力者として現代の怪異に挑む。カルトやネットの闇など世の歪みを怪異に重ねる鋭さがあり、色気とホラーの配分も効いている。

気になる点

シリアスな場面でもお色気描写のしつこさが雰囲気を削ぐことがある。一話完結が続いて長い筋の推進力は弱く、社会問題の扱いが説教臭く映る回もある。

こんな人におすすめ

ホラーに今どきの世の歪みを重ねた怖さを味わいたい人

こんな人には不向き

お色気の多さで怖さがそがれるのが嫌な人

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目的別のおすすめ

よくある質問

10巻以上の長編ホラーは初心者でも読みやすいですか?

一話完結型の『地獄先生ぬ~べ~』や『霊媒師いずな』なら、区切りよく読めるので長編に慣れていなくても入りやすいです。通しの物語をじっくり追いたいなら『ガンニバル』や『カラダ探し』がおすすめ。

グロが苦手でも楽しめる作品はありますか?

『青野くんに触りたいから死にたい』は心理的な怖さが中心で、直接的な残酷描写は控えめ。反対に『大巨蟲列島』や『ガンニバル』は捕食・食人の描写が強めなので、苦手なら避けたほうが無難です。

すべて完結していますか?

この10作はいずれも結末まで描き切られています。『カラダ探し』は全17巻で物語が閉じており、途中で止まる心配なく一気に読めます。

昔の作品と最近の作品、どちらもありますか?

90年代の『寄生獣』『ドラゴンヘッド』『地獄先生ぬ~べ~』から、近年完結した『ハッピーシュガーライフ』『ガンニバル』まで幅広く選びました。絵柄や空気の違いも読み比べてみてください。

まとめ

今回選んだ10作に共通するのは、長い巻数を怖さで引っぱりながら、きちんと結末まで連れていってくれること。恐怖のかたちは食人からループ、純愛の狂気までばらばらですが、どれも読み終えたあとに何かがざらりと残ります。今夜の一作を、あなたの好みの怖さから選んでみてください。