レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
クローバー trefle の感想と評価(良いところ、悪いところ)
クローバー trefle
著者: 稚野鳥子
連載: Cocohana
評価: 7.8/10
あらすじ
両親を亡くし、妹たちを守ることだけを考えて働いてきたホテル勤めの鈴木妃女子。気づけば30歳、10年も恋人がいないまま「最後の独身」と呼ばれていた。妹の結婚が決まって焦った妃女子は、付き合えば玉の輿に乗れるという社内のジンクスを持つ細谷に思い切って近づく。女慣れした彼も、不器用に奮闘する姿に少しずつ本気になっていく。けれど細谷の血のつながらない義妹・真珠の存在が、幸せな二人に影を落とす。傷ついた妃女子を支えてくれたのは、優しい上司だった。プロポーズまでされて心は揺れるけれど、忘れたつもりの想いは簡単には消えてくれない。好きなのに離れてしまう切なさと、遠回りの先に待つ大人の恋の行方!
この作品が載っている特集
読む前に確認したい相性
向いている人
- 主人公と近い年齢で、30代の暮らしや仕事に共感しながら別れても忘れられない一途な恋に泣きたい人
- 恋に奥手な主人公と相手役が、お互いを大切に思って壁を乗り越える姿を見守りたい人
- 前作のにぎやかな群像劇よりも、登場人物を絞ったすっきりしたオフィスラブを読みたい人
向いていない人
- 義理のきょうだいをめぐるあいまいな三角関係にモヤモヤしやすく、すっきりした恋が読みたい人
- ヒロインを何年も待たせる煮え切らない相手役や、すれ違いで長引く展開にイライラしてしまいそうな人
- オフィスの描写にもリアルさを求め、身内ばかりのゆるい会社設定が気になってしまう人
良い感想・レビュー
- 主人公や周りの人の年齢や暮らしが自分に近く、前作のカップルより好きになりました。別れてもほかの人を好きになれない一途さ、彼の少しわがままで複雑な気持ち、再会のタイミングのうまさに泣けました。
- いろいろあったけれど、ひとりの人をずっと想い続けた気持ちが報われるのがうれしい。その後の入籍の早さには笑ってしまい、長かった独身生活にあっけなく別れを告げるところもまたいい。
- 想い合っているのに、義理の妹のことで切なくなる恋の話。それでも二人きりのやりとりは可愛くて大好き。長い年月をかけて描かれるのは、二人に時間が必要だったのかなと思わずにいられない。
- 恋愛に奥手で自信もなかった主人公が、モテる同僚と付き合うまでにも迷いを抱えます。それでもお互いを大切に思って乗り越えていく二人の姿がすてきです。
- 前作の主人公カップルのまわりにいた人たちの物語です。前作は主人公以外もたくさん出てきて盛りだくさんでしたが、こちらは登場人物が少なくすっきり読めます。
悪い感想・レビュー
- 最初は軽くサクッと読めそうだったのに、やっぱり心の苦しくなる展開。彼と義理の妹の関係があいまいに描かれるので、どちらにも取れてずいぶんモヤモヤしました。ヒロインが健気すぎて、こちらが泣きたくなります。
- 1年ほど付き合っていい感じだったのに、血のつながらない妹が出てきてから話がグダグダになる。ずっと後になって指輪を渡しながら「今さらダメだよな」と弱気になる彼には、イライラさせられた。
- 子どもを考えるとしんどい年齢なので、彼にはもう少し早く動いてほしかった。前作のヒーローも相変わらず自分の嫉妬は棚に上げたまま。この漫画の男たちはどうも何だかなあ、と思いつつ面白くは読めた。
- 人気オフィスラブの続編なのに、セキュリティが甘く身内ばかりの会社には「そんな会社ある?」と突っ込みたくなります。過去に受けた話の焼き直し感も否めず、絵がときどき手抜きに見えるのも悲しいところ。
- なんなの、それ。ひどい!三十路の女の1年を軽く見る彼の態度は許せません。ずるずるごまかさず決着をつけたヒロインは偉いし、いい女です。もっといい人と幸せになってほしいと強く願いました。
同じジャンルの漫画
該当作品はありません。
