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最終更新日:

居酒屋ぼったくり の感想と評価(良いところ、悪いところ)

居酒屋ぼったくり

居酒屋ぼったくり

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著者: しわすだ秋川滝美

連載: アルファポリス

ジャンル: 人間ドラマ人情グルメ

評価: 8.2/10

あらすじ

東京下町の商店街にひっそり佇む居酒屋「ぼったくり」。亡き両親から店を引き継いだ姉の美音と妹の馨が切り盛りするこの店は、物騒な名前に反して採算度外視の手料理と旨い酒を格安で提供する。持ち込まれる日常の悩みを、美味しいおつまみと全国の銘酒を囲みながら温かく解決していく人情譚。原作小説の挿絵を担当したしわすだが自らコミカライズした作品で、実際に試せるレシピ満載の一品が毎回登場する。卵の黄身の味噌漬けやアサリニンニクバターなど、思わず試したくなる一品が続く。下町の温かな人情と食の喜びを丁寧に描いた、ほっこり癒し系グルメ漫画。

良い所

  • 出てくる料理やおつまみがどれも実際に作れそうなものばかりで、卵の黄身の味噌漬けやアサリニンニクバターなど、読むたびに台所へ立ちたくなる一皿が続く。
  • 酒とおつまみの組み合わせが絶妙で、お酒が飲めない人でもレシピや豆知識を楽しめる。家飲み派の飲兵衛には特に嬉しく、晩酌のお供に読みたいと語られることが多い。
  • 原作小説と同じしわすださんの絵でコミカライズされているため、小説のイメージとのギャップがまったくなく読み進められる。原作ファンにも安心の一作。
  • 疲れた時に立ち寄りたいような温かな空気感が作品全体に漂っており、下町の常連客たちとの人情あふれる交流に、読んでいるうちにほっとした気持ちになれる。
  • 晩酌のお供に読むと、温かな人情と語らう大切さを思い出させてくれる一作。語らいながらお酒を傾ける豊かさが伝わってきて、いまはなかなか味わえない昭和的情緒がある。

悪い所

  • 料理や酒の薀蓄が随所に挟まるため、知識ひけらかし系が苦手な読者には合わないかもしれない。こだわりの強い主人公の価値観を「好みのゴリ押し」と感じる声もある。
  • 物語が進むにつれイケメン御曹司との恋愛展開がメインになっていき、ご飯や酒の描写が減る。グルメ・人情目当てで読み始めた層ほど「何か違う」と感じやすい。
  • 主人公・美音の考え方や言動についていけない場面もあり、中盤以降は「しっかりしすぎ」と感じる読者もいる。共感できるキャラが少ないという声も見られる。
  • 登場人物が善人ばかりで物語が都合よく進みすぎると感じる声もあり、中盤以降は人情物らしい空気感でごまかしきれなくなるという辛口な評も出てくる。
  • 身分差の恋愛展開は今の時代にそぐわないと感じる読者もいる。現代を舞台にしながら昭和的な価値観が根底にあるため、全体的に感覚のズレを覚える場合もある。

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