レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
C.M.B. 森羅博物館の事件目録 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
C.M.B. 森羅博物館の事件目録
著者: 加藤元浩
連載: 月刊少年マガジン
ジャンル: ミステリー
評価: 8.5/10
あらすじ
東京の片すみに建つ小さな博物館。館長は、大英博物館の三賢者から指輪を託された十四歳の少年・榊森羅。世界中の資料と文化財を調べられる権限を持つ彼は、編入先で隣の席になった女子高生・七瀬立樹と出会う。人体発火のうわさ、幽霊さわぎ、消えた遺跡の宝。持ち込まれる謎は日本を飛び出し、南米の湿原からヨーロッパの古都まで広がっていく。盗まれた文化財を裏で流す少女や、行き詰まった刑事までが森羅を頼ってくる。化石や古代の遺物、植物や動物の生態が、そのまま事件を解く鍵に変わる瞬間の気持ちよさ。一話ごとにきちんと決着がつくので、どこから読んでも置いていかれない。学びと驚きが同時にやってくる、知識の冒険譚!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 博物学や歴史のうんちくが、そのまま謎解きの鍵に変わっていく物語をじっくり味わいたい人
- 一話ごとにきちんと決着がつく読み切り形式のミステリーを、すきま時間で少しずつ読みたい人
- 探偵役とその相棒が長い年月をかけて変わっていく関係を、最後の一話まで見届けたい人
向いていない人
- 推理の筋道がすみずみまで詰まった本格派の緻密さを、何よりも大事にして読む作品を選ぶ人
- 長い連載につきものの当たり外れの波を受け入れられず、全話が同じ水準でないと落ち着かない人
- 一つの大きな物語が長く続いていく作りを好み、話ごとに区切れる構成では物足りない人
良い感想・レビュー
- 一話ごとに事件が終わるから、寝る前に一つだけと決めて読める。それでいてトリックの引き出しが毎回ちがうので、次はどんな手でくるのかと楽しみになってしまう。
- 謎がなぜ謎とされているのか、そこをきちんと説明してくれるのがうれしい。おかげで世界中を旅している気分になれて、考古学の壮大な話にすっかり引き込まれた。
- 同じ作者の別シリーズも好きだけれど、こちらは人に関わるのを怖がらない探偵役がいい。短めの尺と相性がよくて、読み終えたあとにいやな余韻が残らない。
- 情報量が多い作品なのに戸惑わずに読めるのが不思議でした。冷えた人間観をラストに置いてくる回もあって、他の推理漫画では見ない後味にぞくりとします。
- 森羅と立樹の少しずつ変わっていく距離感が好きだ。歳月を経た二人が再びめぐり会う場面まで読み進めて、長く付き合ってきた作品だなとしみじみした。
悪い感想・レビュー
- 博物学の解説はおもしろいのに、事件を解く筋道は強引に感じる回もある。本格ミステリーとして緻密さを求めて読むと、そこは大雑把だなと肩透かしを食らってしまう。
- 長く続いただけあって話の出来不出来の波が大きい。当たりの回はすごいのに、キャラクターの顔見せで終わる味気ない話も混じっていて、そこは正直だれた。
- 謎の出し方は悪くないのに、明かされる真相が拍子抜けなときがあります。納得感の薄い決着にあたると、せっかく高まっていた気分が一気にしぼんでしまいます。
- 事件が仕掛けを見せるための舞台装置あつかいになっている回が気になった。トリック自体は好みなだけに、そこへ引き込むきっかけがもう一つほしいと感じる。
- 読み続けると決まりきった型に飽きてくる部分は否めない。同じ味を繰り返す安心感とも言えるが、緊迫した事件と結末の釣り合いが崩れる回もあって首をかしげた。
良い感想・レビュー
- 一話ごとに事件が終わるから、寝る前に一つだけと決めて読める。それでいてトリックの引き出しが毎回ちがうので、次はどんな手でくるのかと楽しみになってしまう。
- 謎がなぜ謎とされているのか、そこをきちんと説明してくれるのがうれしい。おかげで世界中を旅している気分になれて、考古学の壮大な話にすっかり引き込まれた。
- 同じ作者の別シリーズも好きだけれど、こちらは人に関わるのを怖がらない探偵役がいい。短めの尺と相性がよくて、読み終えたあとにいやな余韻が残らない。
- 情報量が多い作品なのに戸惑わずに読めるのが不思議でした。冷えた人間観をラストに置いてくる回もあって、他の推理漫画では見ない後味にぞくりとします。
- 森羅と立樹の少しずつ変わっていく距離感が好きだ。歳月を経た二人が再びめぐり会う場面まで読み進めて、長く付き合ってきた作品だなとしみじみした。
悪い感想・レビュー
- 博物学の解説はおもしろいのに、事件を解く筋道は強引に感じる回もある。本格ミステリーとして緻密さを求めて読むと、そこは大雑把だなと肩透かしを食らってしまう。
- 長く続いただけあって話の出来不出来の波が大きい。当たりの回はすごいのに、キャラクターの顔見せで終わる味気ない話も混じっていて、そこは正直だれた。
- 謎の出し方は悪くないのに、明かされる真相が拍子抜けなときがあります。納得感の薄い決着にあたると、せっかく高まっていた気分が一気にしぼんでしまいます。
- 事件が仕掛けを見せるための舞台装置あつかいになっている回が気になった。トリック自体は好みなだけに、そこへ引き込むきっかけがもう一つほしいと感じる。
- 読み続けると決まりきった型に飽きてくる部分は否めない。同じ味を繰り返す安心感とも言えるが、緊迫した事件と結末の釣り合いが崩れる回もあって首をかしげた。
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